【さようならミミゲさん、ありがとう】

ねこ友会の活動では、とても悲しい出来事に遭遇することもあります。

保護した猫たちがその短い命を終え、お別れをしないといけない時などです。

これまで虹の橋の向こうに行ってしまった子に対しては、それぞれとても大きな思い入れがあるのですが、

その中の一匹に、ミミゲさんがいます。

 

ミミゲさん、昨年のクリスマスイブに虹の橋を渡りました。

ずっとずっとミミゲさんの近くで寄り添ってきた会員さんが、ミミゲさんが天国に行ったあとにメッセージを寄せてくださいました。それをご紹介させてください。

（ねこ友会のインスタグラムやブログですでにご紹介しているメッセージです）

 

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あまりに突然のお別れで、心の整理がつかず、写真や動画を見る度、涙、、涙で、ご報告が遅れました。

ミミゲさん、保護した頃は、まだあまり人間を信じてくれない、シャーシャー猫さんでした。

ひっかくこともあり、なかなか大変な猫さんでした。

 

病気がちで、免疫力も低く、万年青っ鼻で、歯肉炎もあり全抜歯。その上、ひどい真菌を長く患いました。
風邪が悪化すると、定期的に食欲が落ちるため、スタッフが丁寧にご飯食べさせたり、薬を塗ったり、献身的にお世話してきました。そうするうちに、ミミゲはだんだんと心を開いてくれるようになりました。

 

最近では、別人のように人懐こい猫に豹変！
こんなにデレデレ猫になるなんて驚きです。
見た目も中身も、ビフォーアフターでビックリするほど変わりました。
スタッフを信じて愛してくれて、そしてスタッフも愛おしいミミゲにメロメロでした。

 

 
 2024年暮れ、いつものように、「少し風邪が悪化したかな、、ちょっと入院してしっかり治しちゃおっか！ミミゲいってらっしゃい！」そんな感じで病院へ見送りました。

また元気になって帰ってくる事を疑いもしなかったのに、ミミゲはバイバイも言わずに虹の橋を渡って行っちゃいました・・・。

 

病院にお迎えに行ったとき、まだ温かくて全然痩せてないミミゲ。
今にもムクーッと起き上がりそうなのに呼んでも起きてくれませんでした。

 

でも、ミミゲ身体弱いのに猫生頑張ったよね！えらい！
またミミゲに会えるよね・・ミミゲ、本当に大好きだよ！

 

シェルターにいる子は、過酷な外生活を強いられ、その結果傷病猫も多く、今も白血病の子や溶血性貧血の子がいて、みんな頑張って闘病しています。

 

辛い事も沢山ありますが、可愛くて愛おしい猫さん達が、ずーっと穏やかに暮らせるように私達も頑張っていきます。

 

ミミゲ、ありがとう。またね。

 

 

ねこ友会ボランティア　松本千晶