新潟新津で得意なことで挑戦する子育てママを応援！雑貨屋Aimer

 

得意なことでチャレンジしたい人を応援できる場所をつくりたい

 

●ご挨拶

 

初めまして。吉村恵美と申します。

 

私は8年前、震災をきっかけに息子と一緒に福島から新潟県新潟市新津に自主避難してきました。避難してすぐ、自主避難交流施設（震災によって避難をして来た方を支援する施設）のクラフトワークショップに参加し、同じように移住されてきた方や新潟のクラフト作家さんとつながりました。

 

右も左も分からない、不安だらけだった私にとって、その同郷の方との出会いはとても心強く、また、ハンドメイドを仕事として活動する事で子供との時間も大切にする事ができ、制作中は時間を忘れ、精神的にも助けられました。このことは新潟で生活していく事を前向きに考えるきっかけとなりました。

 

 

福島にいた頃から少しずつ子供用品などの布小物を作る事が好きでしたが、福島から避難している作家さんで開催した5人展をきっかけとして、Withme!という屋号で様々なギャラリーでの作品展や県内のハンドメイドイベントやクラフトマルシェなどに参加し活動の幅を広げていきました。

活動を続けていく内に、ものづくりを通じて人を元気にしたいという思いが強くなりました。特に子供が小さく働くのが困難な子育て中のママや、自分の得意な事を活かしたいという方の活躍の場を作りたいと思うようになり、これまで子育てサークルや、クラフトイベントの企画運営などを行なってきました。

 

「ものづくり」には、年齢問わず物を作り上げる達成感や、時間を忘れて没頭する楽しさ、人を元気にする力があるのだと感じています。

 

 

 

●得意なことで挑戦できる場所をつくりたい

 

これまでは、イベント出店や企画が中心でしたが、子育て中のお母さんや、特技を仕事にしたいと考えている方が仕事として、もっと気軽に挑戦できる機会をつくるためには、継続的に作品を売る事ができる場所が必要だと感じています。

 

そこで今回、ご縁あって新津商店街の空き店舗をリノベーションして、自身の作品の他に、新潟県内で活躍する作家さんや、これから特技を仕事にしていきたい！販売に挑戦したい！という方の作品も委託販売できる雑貨店『雑貨SHOP Aimer』を立ち上げる事を決意しました。

 

しかし、お店は長年空き店舗だった事もあって老朽化が進んでいるため改装費用がかかり、自己資金だけでは足りない状況にあります。そこで、このお店の実現のために皆様のお力をお借りできないかと、クラウドファンディングに挑戦する事を決めました。

お店を通じて、ものづくりの魅力の発信や地域の活性化、そして子育て中のお母さんや、特技を仕事にしたいという方の応援をしたいと思っています。

 

新潟で出会ったたくさんの方々に支えられ、応援して頂いたおかげで今の私があります。

 

今度は私が新津を元気に、新潟の人を元気にできるように、チャレンジしたい人を応援する事で、恩返しが出来たらと思っております。

皆様の温かいご支援をどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

ものづくりと、人との出会いに支えられた避難先での子育て。
得意なことを仕事にしたい人を、応援したい。

 

●福島からの避難と、一人子育ての不安。

ものづくりと、それを通じて出会った人々に支えられました

 

私は避難するまで地元を離れたことはなく、また両親や友人に支えられて子育てをしていたので、一人で子育てをしていかなければならないこと、慣れない土地で生活することに大きな不安や心細さがありました。

避難生活が実際にスタートすると、一人で子育てをする辛さに直面しました。避難してすぐに仕事探しを始めたのですが、小さい子どもがいるとなかなか就職先を見つけることができませんでした。子どもの預け先が決まらず、入社を断らざるを得なくなったこともありました。

 

一人で日々生活を送り子育てをすることはとても負担が大きく、そして何よりすぐに相談できる相手が側にいないことはとても耐え難いことでした。当時、息子はまだ2歳になったばかりでどこに出かけるのも大変だったため、外出する機会も少なくなり、社会から切り離され孤独に感じてしまうこともありました。

 

 

そんな時、声をかけてもらった作品展「福島の5人展」で出会った地元の方々は福島から避難した私たちを温かく迎えてくださいました。区で開催する支援イベントや支援団体が運営する施設での交流会などには多くの地元の方々が関わっておられ、親身になってお話を聞いてくださり、本当に心が救われる思いでした。

 

この作品展がきっかけとなり、その後様々なハンドメイドイベントに出店する事になりました。イベントに出店することで気持ちも外に向き、人とも繋がることができて、さらに自分の作品を販売するという体験が自信につながりました。

 

 

●ものづくりを通じて人を応援する場をつくりたい

 

たくさんの方に応援していただきながら作品作りや販売を続けているうちに、いただいた応援のバトンを誰かにつなぎたい、ものづくりを通じて誰かを元気にしたい、何か好きなことで挑戦したい！と思っている方の応援ができたら…と思うようになりました。そこから、自分でも子育てサークルを立ち上げ、クラフトワークショップを実施したり、実行委員として地域のイベントを運営したりということに挑戦するようになりました。

 

「一人でやるのは億劫だけど、講師の指導の元だと安心して作ることができて楽しい」「初めての経験がとても新鮮。意外と簡単にできることへの驚き。自信になった」「みんなと楽しく話しながら、良いリフレッシュになった」参加した方からいただくそんな声が嬉しくて、イベントの企画を続けることができました。

 

 

一方で、イベントに来られるお客様に「お店はないの？」と聞かれることが多くあり、商品を見たい、買いたいと思った時いつでも見に来れる場所、そして落ち着いた空間でゆっくり見ることができる場所があるといいのにという思いがありました。

 

また、子育てをしながら作品づくりをされている作家さんからは、自分のペースで作品を作れるのでハンドメイドは続けやすいものの、イベントのあるなしで収入が大きく左右されてしまう、かといって子育てをしながら自分でお店を運営するのはさらに難しく、仕事としてやっていくのは厳しい…という声をよく聞いていました。

 

 

そこで、自分の特技を活かして挑戦したい！という作り手とその素敵な作品との出会いを楽しみにされている方が出会えるお店をつくり、同じように子育てをしながら作品づくりを頑張っているお母さんや、何か挑戦してみたいけど、なかなか機会や場所がなく断念してきた方を応援したいと思いたちました。お家のことやお子さんのことがある中で、なかなか自分のために時間をとることが難しいお母さんでも、特技を活かして活躍することができる場所をつくりたい、息子も大きくなり、自分が経験したように今小さいお子さんの子育てを頑張るお母さんを応援する側に回れたらと考えています。

 

 

 

「得意なことでチャレンジ」を応援。雑貨SHOP Aimer

 

 

 

オンラインショップではなく、あえて実店舗を選んだのは、作り手と買い手が顔を合わせてつながることでお互いの思いを直接感じてほしいと考えているからです。買った方の喜ばれている様子を見るのは嬉しいものですし、作家さんがお客様と直接お話しする方がその方に合うものをおすすめしたりできます。

 

お店には委託販売ブースとチャレンジショップブースの二つを用意する予定です。スペースは最大16人分あり、委託販売ブースでは、新潟県内のハンドメイド作家さんのいろんな作品を紹介・販売させていただきます。チャレンジショップブースでは、販売に挑戦されたい方を広く募集し、たくさんの方に自分の作品を見つけてもらえるチャンスをご提供できたらと考えています。

 

チャレンジブースのスペース代は固定で、4段が４列ある棚のうち、目線の高さになる2段目の棚を3000円、それ以外を2000円〜2500円で貸し出し予定です（いずれも税別）。

 

 

小さいお子さんと一緒に気軽に遊びに来てもらえるよう、キッズスペースもつくる予定です。またお子さんと一緒に気軽に参加できるクラフトワークショップも開催したいと考えています。

 

私もそうだったのですが、小さい子どもがいると出かけるのが大変でどうしてもお家にこもりがちになってしまいます。しかしずっと家にいると社会から切り離されている感じがしたりネガティブな気持ちになってしまいやすいと思います。ワークショップをきっかけに、お母さんたちが外に出て人と繋がり、心も元気でいられる応援ができたらと思っています。

 

Aimerのオリジナルのマグボトルも販売します。このオリジナルボトルを持参された方には、Aimerオリジナルハーブティーを1日1杯まで無料でご提供します。

 

将来的には全国選りすぐりの作家さんの作品も販売し、日々進化するお店を目指していきます。

 

 

 

ものづくりを通じて元気になれる。新津のチャレンジの拠点へ

 

今回みなさまからいただいたご支援は、雑貨屋の店舗改装費用および運営費用として、大切に使わせていただきます。8年前に私がしてもらったように、このお店を通じて、子育て中のお母さん、新潟でチャレンジしたいと思っているたくさんの方の背中を押すことができたらと思っています。面白い、魅力的な作品との出会いをお届けできる、いつ来てもワクワク楽しい気持ちになれるお店を目指していきます。

 

また、今後はお店だけでなく、もっとたくさんの方にものづくりの楽しさを伝えられるように、介護施設や学校でのクラフトワークショップの企画もやっていきたいと思っています。

 

子育てをしていても、好きなことでチャレンジができる場所、ものづくりを通じて元気になれる場所。たくさんの人が気軽に立ち寄ってのんびり素敵なもの探しができるようなお店の実現を目指して、挑戦していきます。

 

どうぞ温かい応援をよろしくお願いいたします。

 

 

●名入れはんこリターンについて

 

名入れはんこリターンについて、デザインは以下から選んでいただけます。

ご支援の際に、ご希望のデザインをお選びください。

（番号もしくは「どうぶつシリーズ右から三番目」という形でご回答ください）

 

 

 

 

●プロジェクト協力者紹介

 

・PEKOさん

 

“GOODMELLOWCAMP”という新潟県内の女子８人で活動するキャンプユニットの代表。企業からの依頼でキャンプの商品PRや撮影、SNSのセミナー講師も行う。クラウドファンディングで持ち運びのできる設計の天ぷらSTANDを作りイベント出店中。

結婚式の前撮り、装飾や引き出物などの全体プロデュースも行う。森の映画祭という映画×キャンプ×マルシェイベントを企画中。

 

今回はリターンでもご協力をいただいています！本当にありがとうございます。

インスタグラムはこちら：https://www.instagram.com/good_mellow_camp/

 

・オガワさん

1993年生まれ。新潟在住。

経済学部卒にも関わらず、現在イラストレーターとして活動中。マグボトルのデザインにご協力をいただきました！ありがとうございます。

 

インスタグラムはこちら：https://www.instagram.com/ogwillust/

 

・mocoyaさん

 

 

市販に無いようなゆるくてかわいいハンコとプラ板アクセサリー、愛嬌たっぷりな世界にひとつの相棒ソックモンキーの製作をしています♫

 

今回名入れはんことソックモンキーでご協力をいただいています！ありがとうございます！

 

・nimivalo (ニミバロ)さん

 

 

新潟市江南区で農機具小屋をリノベーションし、キャンドルアトリエショップを開いています。ドライフラワーを使ったキャンドルやワックスサシェを製作しています。

 

今回はアロマワックスバーサシェのリターンでご協力いただきました！ありがとうございます！

 

インスタグラムはこちら：https://instagram.com/nimivalo