医ケア児ママのカフェを建てたい！資材・燃料費高騰につき緊急のお願い

あいの実・あばいん事務局の加藤です。雨模様や蒸し暑い日も多い６月。あいの実と仙台あばいんプロジェクトより、晴れやかな気分になるニュースをお届けします！

 

■カフェ近況―砂利地から一歩前進。工事請負業者入札公告中

ヴィラ型ショートステイや医ケア児ママの働くカフェ。現在メディアの取材が相次ぎ、あいの実新施設と取り組みが注目されています。改めて心からの『ありがとう』をお伝えします！

（あいの実利用者さん。初めてCOCOON西田中EASTを訪れた日）

３/25の新施設内覧会では『カフェはどこです？』と先走る方もちらほら。施設はデイサービス、ショートステイ、クリニックが先行オープン。ご存知のように『医ケア児ママの働くカフェ』はようやく建築志金を集めたところです。コーヒーを飲みたそうなお顔の方たちに、砂利のカフェ予定地をお見せするしかなかったあの日から、計画は着実に進んでおります。

現在『工事請負業者入札公告中』入札期限が迫っています。工期は契約日より2023年10月20日まで。仙台の新しい試み、栄えある『医ケア児ママの働くカフェ』建築を請負うのはどこの業者さんでしょうか？工事の様子は引き続きメルマガでお知らせします。お楽しみに！

 

■COCOON西田中EAST近況―お風呂ののれんストーリー

『胸がいっぱいになるくらい、あったらいいながここにある』。3/25のCOCOON西田中EAST内覧会に来られたHさんからのコメントです。施設は意匠を凝らし、回遊性のある間取りです。内覧会に来た子供たちも大はしゃぎで探検と隠れんぼ。バギーの医ケア児たちも、きっと『わくわく』を感じるはず！と確信した瞬間でした。　

施設オープン後のある日。浴室に、のれん『風の湯』『森の湯』がかけられました。こののれんの由来、実は施設建築を依頼した都市建築設計集団UAPPさんと関係があります。見守りできる透明感、個室の隠れ家感、室内でも感じる自然と四季。あいの実の様々な思いを託されたUAPPさんは、施工中、施設を『風をめぐり森をつなぐヴィラ』と名付けて粋を尽くされました。施設の正式名称ではありませんが素敵な愛称です。そこでアイデアを受け継ぎお風呂の名前が決定！

（COCOON西田中EAST内の風の湯＆森の湯）

のれんをくぐると機械浴。ヴィラの風の湯、森の湯でご家族の負担を軽減したい、ご利用者たちも施設で『わくわく』を感じて欲しい、と願うばかりです。新施設の近況を、7月メルマガでもご紹介します！

 

■あばいんプロジェクト近況―あばいんサポーター募集中

どのファミリーも取り残されない未来へ行こう！医ケア児ファミリーの生きがいを創ろう！がテーマの仙台あばいんプロジェクトに、国の支援はありません。というわけで、仙台市の企業・法人さんの出番です。あいの実では、主に企業・法人さんに向けて『あばいんサポーター』の募集をしています。

2023年8月に『フルーツファームAnnualReport2022-2023』を発行予定です。あばいんプロジェクトの活動報告や特集・インタビュー記事に加え、クラファンでご支援下さった方たちや、頼もしい『あばいんサポーター』企業・法人さんをご紹介予定です！お楽しみに！

 

■医ケア児ママたち近況―短歌苦戦中

『医ケア児ファミリーの日常を短歌にのせてお届けしたい』医ケア児ママの万葉集プロジェクト。

（デイサービス・クランベリーの雨雫のオブジェ。なんと傘袋で制作）

あるママは戸惑いつつも見事な一首。

久々に 　頭の体操五・七・五　　プラス七・七難しや〜

また、ママの思いが垣間見られる歌も寄せられています。

無き声が　　再び戻り喜びし　　会話が弾む夢の中かな

明るくとびきり元気なママから寄せられた、切なくも温かい歌です。

 

仙台あばいんプロジェクトの取り組みの一つは、社会の中で見えなくなっている医療的ケア児者ファミリーの姿を、皆さんにメルマガでお伝えすること。『いっしょに行こう！』に『ぜひ！』が増えればいいなと思います。

７月メルマガでは、『クラファンリターン夜なべ制作レポート』や『頼もしいあばいんサポーターニューフェイス』などをご紹介します！引き続きご愛読下さい！（2023/06/14）