プロジェクト概要

 

 佐鳴湖に生息する外来生物「ミシシッピアカミミガメ」を市民の力で減らしたい!

 

はじめまして、昆虫食倶楽部の夏目恵介と申します!私たちは、春は里山の野草、夏はセミ、秋はバッタ、冬は海藻や貝類など、四季折々の自然の恵みを「とって食べる」活動をしています。一方で、外来生物問題の啓蒙にも尽力しています。

 

外来生物が増えることで、もともとその地域にいた生物が生息できなくなってしまったり、外来生物が在来生物と交配し、遺伝子の地域多様性が失われたりします。それに、凶暴な外来生物の場合、農作物を荒らしてしまったり、噛み付くなど人間に危害を加える可能性もあるのです。

 

そのため、私たちは、浜松市の佐鳴湖に多数生息し、環境省から「緊急対策外来種」と指定されているミシシッピアカミミガメの駆除活動を中心に、2017年から行政とも協力しながら外来生物対策に取り組みはじめました。

 

そこで、今回はカメが活発になる5月〜10月にかけて、佐鳴湖でのミシシッピアカミミガメ駆除活動に必要なカメ用の罠購入費用や、それを「とって食べる」ための調理費用を集めるため、クラウドファンディングを実施します。はじめての挑戦で、不安もありますが、ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします!

 

1日で捕獲したミシシッピアカミミガメ

 

 

 ペットとして飼われていたカメが、外来種を増やす原因に。

 

毎年、佐鳴湖では夏になると多数のカメが重なり合って甲羅干しをしている姿や、水面にプカっと浮いているかわいい姿を見ることができます。彼らがのんびり湖岸にたたずんでいる様子には、とても癒やされます!

 

しかし、佐鳴湖で見られるカメは、ほとんどが外来生物のミシシッピアカミミガメです。そして、ミシシッピアカミミガメが急増したことで、生息域が重なる在来のイシガメたちの生息数が激減してしまっているのが現状です。

 

増えた理由は、人間がペットとして安易に輸入し、育って大きくなっていった結果、飼えなくなったカメを野に放ってしまったことが原因です。つまり、この状況をつくり出してしまったのは、私たち人間なのです。

 

彼らは、「小さいうちはきれいな緑色でかわいい」、「特別な装置がなくても簡単に飼える」、「縁日の『かめすくい』の材料として人気」など、ペットとしての需要が大きかったので大量に輸入されたのです。


私たちは、原因をつくってしまった人間の責任として、地域で協力しながら、ミシシッピアカミミガメを捕獲・駆除する活動に励んでいます。最終的には、佐鳴湖でイシガメを以前のように見られるまで回復させることを目標に活動をはじめました。

 

捕獲したカメは甲羅の長さを計測し、記録します。(写真はクサガメ)
ミシシッピアカミミガメ以外のカメはマーキング後リリースします。

 

 

 佐鳴湖で、ミシシッピアカミミガメをとって食べる!

 

皆様からのご支援金で、まずはミシシッピアカミミガメを捕獲するための罠を購入します。より多くの罠を使って一匹でも多くの捕獲を目指します。しかし、彼らは駆除しなければならない対象ではありますが、私たちと変わらず懸命に生きているだけであって、決して「悪者」というわけではありません。

 

ただ、彼らを焼却処分してしまうのではあまりにも忍びないため、昆虫食倶楽部では駆除したミシシッピアカミミガメは可能な限り有効活用し、命を無駄にしないようにします。そこで、今回は楽天でも流行っている地元の人気店「LaLaカレー」様とコラボして、カメカレーをつくり、おいしく食べられるようにします!

 

また、食べる以外の選択肢として、甲羅を楽器にしたり、地元の中学校・高校の解剖実習の材料にしたり、農業に用いるための肥料としても利用しています。それ以外でも、捕獲したカメを有効活用したいという思いで常に可能性を探っています。

 

実際にカメをとって、解剖を行ったときの様子
子どもたちにも手伝ってもらいます!
ペットボトルがついているのは、捕まったカメたちが窒息死しないように水面に浮かべるため

 

 駆除する!食べる!そして外来生物問題を考える!

 

私たちは、外来生物の駆除活動と合わせて、外来生物問題の啓発活動にも力を入れていきます。冒頭でも述べたように、このような外来生物が増えてしまった理由は、人間が何も考えずにやってしまった行為に起因します。今後は、この「ミシシッピアカミミガメの失敗」を二度と繰り返さないようにすることがとても大切です。

 

ただミシシッピアカミミガメのような外来生物を駆除するだけではなく、おいしく食べることは、この問題をより深く考えるきっかけにもなるはずです。

 

私たちは、クラウドファンディングを通してプロジェクトを実施することで、地域住民の手でミシシッピアカミミガメ対策をやり遂げた成功例になりたいです。その先には、きっと生物多様性が豊かな佐鳴湖の姿があることでしょう!どうぞ、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

駆除するだけじゃなく、じっくり観察して手で触ってカメのことを知ってほしい

 

 

 浜松市の人気カレー店とのコラボ、カメカレーを食べよう!

 

今回5000円以上のご支援をしていただいた方には、ここでしか手に入らない浜松市の人気カレー店「LaLaカレー」様とのコラボレーションにて開発するカメカレーをリターンとしてお届けします!試作時に実際に食べた人から、このようなポジティブな感想をたくさんいただきました。意外と「臭い」「苦い」「不味い」が連発されるかと思いきや、全くその逆をいきました。

 

・牛ほほ肉のような食感がしました。

・意外なほど、臭みを感じませんでした。

・ちょっと不思議な味、魚っぽいダシが結構良い感じです。

・ミンチにしてキーマカレーにしたら、カメ肉ともわからないし、合うかも。

・脂分が少ないからヘルシーだと感じました。

・予想以上に美味しい!カレーや土手煮などには合いそう。 


試食していただいた方からのコメントにもある通り、カメ肉とスパイシーなカレーは相性抜群!その冷凍品をクール便でお届けします。カメカレーの他にも、カメの甲羅を使った楽器(とてもステキな音がします)や昆虫食倶楽部オリジナル手ぬぐい、缶バッジなどをリターンとしてご用意しました。

 

10万円をご支援いただいた方には、昆虫食倶楽部を代表して、私があなたのもとへ外来生物問題に対するセミナーや、ミシシッピアカミミガメの捕獲講習を実施しに参ります。是非、ご興味持たれた方は、ご支援ください。よろしくお願いいたします。

 

アカミミガメのカレー。スパイシーな味付けがよく合います(写真はイメージ)

 


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