リレー６．「殺処分」の３文字に心を痛め

●青い鳥に参加するきっかけは

私は29年間、看護師としてたくさんの方々の命とくらしに向き合ってきました。
看護師を目指す時に最後まで進路を悩んだのが

動物看護士や動物に何かしら携わる職業でした。
看護師に従事してからも保護犬、保護猫活動はずっと気になっており

情報を集めたり、「殺処分」という3文字に心を痛め

何かできることはないだろうかと考えていました。
この度、看護師としての自分の役割を一旦お休みしようと考えた時に

真っ先に浮かんだのが保護犬、保護猫活動です。
活動を始めてもうすぐ3年目になりますが、医療に従事した経験を少しでも活かしながら、たくさんの犬猫さんたちが幸せになれるお手伝いができればと思っています。

●活動で感じる喜びや悲しみは

シェルターには二つのお別れがあることを体感しました。
一つ目は嬉しいお別れです。
ご縁があって里親様に出会い、譲渡に繋がった時です。
里親様の元でシェルターとは違った可愛い仕草や安心した寝顔を見た時は、心から良かったなと思います。
二つ目は病気や寿命でシェルターで猫生を終えた時です。
生まれてからシェルターで保護されるまでに、どんな壮絶な生き方をしてきたのだろう、少しでも人間を信頼し、安心できるひと時はあったかなと考えます。

●どんな命もあきらめない

生まれてこなければいい命は一つもありません。

せっかく生まれた命、幸せになるために生まれてきた命です。
この世から殺処分という言葉がなくなるように、全ての犬猫さんたちが幸せになるように活動を続けていきたいと思っています。
どうか皆様、私たちに力を貸してください。一つ一つの力が大きな力になり、犬猫さんたちの幸せに繋がると思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。