
支援総額
目標金額 18,000,000円
- 支援者
- 1,327人
- 募集終了日
- 2025年3月17日

青い鳥サポーター募集中〜殺処分ゼロを守り抜くためのご支援を〜

#動物
- 総計
- 68人

【緊急支援】能登半島地震の被災猫を救うため、移動手術車を作りたい!

#動物
- 現在
- 9,685,000円
- 支援者
- 853人
- 残り
- 13日

運営費・医療費の危機|保護犬・猫たちの生涯を最後まで支え続けたい

#医療・福祉
- 現在
- 1,911,853円
- 支援者
- 176人
- 残り
- 13日

ウクライナ侵攻から3年――。いまだ続く戦地の犬猫救援活動にご支援を

#国際協力
- 現在
- 5,350,000円
- 支援者
- 473人
- 残り
- 13日

神栖から収容犬をゼロに。野犬と子どもがともに成長する居場所の開設へ

#子ども・教育
- 現在
- 15,493,000円
- 支援者
- 986人
- 残り
- 13日

止まらない野犬の捕獲、救いたい命。最後の砦の犬舎増設にご支援を。

#まちづくり
- 現在
- 2,785,000円
- 支援者
- 285人
- 残り
- 41日

RE.長崎市殺処分ゼロ達成と継続の為にシェルター拡充が今必要です

#まちづくり
- 現在
- 1,702,664円
- 支援者
- 133人
- 残り
- 35日
プロジェクト本文
第一目標達成の御礼と第二目標について(3/13 追記)
今回は青い鳥最大規模の挑戦でとても不安な中スタートしましたが、皆様のご支援によりまして目標額を達成することができました。ご支援、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!
おかげさまであと5日残っておりますが、温かいメッセージの数々に背を押されて、次の目標に向かい挑戦させていただきます。
・ネクストゴール:2,200万円
・何に充てるか:内装リフォーム費
第一目標金額は1800万円を設定いたしましたがこれは物件の購入費用のみで、その他にもリフォーム及び「カフェ型シェルター」を計画し、皆さまが猫と憩えるためのスペースとして構想しております。
その費用として内装工事を入れると2,200万円、外の駐車場費等も入れると2,500万円と、あまりにも高い目標になってしまうので断念しておりました。
しかし、移転先を探し始めた当初から山口大学工学部感性デザイン工学科の生徒さんたちがカフェスペースの設計とデザインに無償で取り組んでくださっていました。
その後物件探しが難航し、何度もデザインの変更がありましたが学生さんたちは「動物たちのために」と嫌な顔もせずに応じてくださいました。
ようやく物件が見つかった頃には卒業と就職活動の時期に入っており、皆さん多忙で取り組めずにいました。それでも何とか間に合わせたいと懸命に制作に取り組んでくださり、間もなくデザインが完成する予定です。素敵なデザインになるだけはでなく、設計料分も浮かせることができました。
その図面が届きましたら紹介させていただきますが、残る数日をリフォーム&カフェ構築に向け、これまで青い鳥に伴走してくださった山口大学の生徒さんたちの頑張りと若い感性に応えるために次の目標達成を目指します。
最後までどうぞよろしくお願い申し上げます。
青い鳥動物愛護会
代表・清水久仁子から皆様へ
私たちは、多くの皆様にご協力いただきながら山口県防府市を拠点に活動し、殺処分ゼロを続けて9年。今年2月から10年目に入ります。いつも支えていただき本当にありがとうございます。
そして「どんな命もあきらめない」という想いで、保健所や一般市民から保護された犬猫を受け入れています。中にはへその緒がついた新生児や重い病気・怪我を負った子もいますが、諦めずに保護してきました。そうして受け入れた子は、責任を持って医療にかけ全力でお世話して、譲渡への道を歩めるように取り組んでいます。
わが子のように愛情を注いだ子が元気に育ち、新たなご家庭に迎え入れられる喜びはとても大きいです。
そうして皆様から温かい愛と勇気をもらい、防府市での殺処分ゼロを維持・更新し続けてきました。
「殺処分ゼロ」を維持するには、1年間に380匹ほどの犬猫を受け入れ、1匹1匹丁寧にお世話しなければなりません。また譲渡するときには、1軒1軒自宅訪問をして環境確認もします。一方、なかなか譲渡に結びつかない子も、シェルターで幸せに過ごせるよう最大限の努力を重ねています。
今年度は、防府市殺処分ゼロ10年目に挑戦する年です。
この挑戦をするにあたり、保護した猫たちが幸せな家庭に迎えられる機会を作る「仕組み」を作り、譲渡できない猫たちが安心して過ごせる「居場所」があることが必要です。そして、そのような仕組みと居場所を安定して運営するために「カフェ型シェルター」を作りたいと思っています。
これまでの猫シェルターは老朽化が進み、猫のみのお家で人が集まる椅子もなく、駐車場もありませんでした。ボランティアさんがいられるスペースも十分ではありませんでした。
この新しいシェルターでは、多くの猫たちを救うための、上のことを解決したいです。
猫たちにとって快適で、清潔が保ちやすいこと。そして、皆様に気軽に猫と触れ合っていただくことで、ボランティアや里親様の増加を目指す居場所を作りたいです。
たくさん探し回って、やっとの思いで理想的な居場所を見つけ出すことができました。
場所の確保のためにすでに自己資金を捻出して契約を結んでいるため、今回の挑戦は絶対に失敗できません。
しかし、私たちの前には依然として「人手と資金」の壁が立ちはだかります。当会は収益を増やすことを目的に運営しておりません。運営陣は完全無報酬で、犬猫のお世話をするスタッフも最低賃金で時間シフトを組んで活動に取り組んでいます。また無報酬の一時預かりボランティアの方々もたくさんいます。皆様に支えられて365日無休の活動を継続しています。
そのため、クラウドファンディングを通して、ご賛同いただける皆さまとともに、この壁を乗り越えたいと思っています。どうか皆様のお力をお貸しください。
※プロジェクトページには一部、動物がケガをしている画像等センシティブな内容が含まれています。
目次
本プロジェクトの目的
- 存続のため猫シェルターを移転したい -
今回皆様からのご支援によって叶うのは、猫シェルターの移転です。
第一目標金額は1,800万円。私たちにとってとても大きな金額であることは理解しておりますし、このクラウドファンディングも青い鳥動物愛護会史上最大の挑戦です。
それでもこの金額は猫シェルターとして稼働するために必要最低限の金額です。1,800万円には、人間にも猫にも過ごしやすいようなリフォームや環境整備、外構工事費用などは含まれておらず、それらはなんとか自分たちの資金で捻出するつもりです。
もしも第一目標金額を超えてご支援いただくことが叶う場合には、このような持ち出しで補填する予定のリフォーム代や内装代、外構工事費に充当できればと考えております。
|第一目標金額
・1,800万円
|支援金の使途
・新しい猫シェルターの土地・物件の購入費用に充てさせていただきます


|スケジュール
2025年3月末までには現在のシェルターを退去し、猫たちのお引越しも完了予定です。
なぜ、猫シェルターの移転が必要なのか
2018~19年当時、シェルターを移転する必要に迫られたときに、全国のご支援者様のご協力により犬のシェルターを建設することができました。
猫のシェルターについては、支援者様のご厚意により、使われなくなった民家をシェルターとして無料で貸していただき、現在に至っています。
もともと古いお宅で老朽化が進んでいたため、ボランティアの方々と一緒に少しずつリフォームして環境を整えてきました。
しかし、雨漏りする箇所があちこちで出てきたり、扉の立て付けが悪くすきま風が入るようになったり、土壁が剥がれ清掃・消毒に時間を要したり……と、傷んでは修繕して、を繰り返す日々。猫たちのお世話にも余計に時間がかかり、限界を迎える今、猫シェルターの移転は喫緊の課題となっています。
この一年間は新拠点として新しい仕組みづくりにも取り組むことができる物件を探し回り、十数か所を内見してきました。そしてついに、猫シェルターとしてふさわしい物件を見つけることができました。
猫シェルターの移転により実現できること
移転先の家屋は現在よりも部屋数が多いため、シェルターの一部を新しい「仕組みづくり」に役立てることが可能です。また駐車スペースも広いので譲渡会等の来場者をより多く迎えることができます。
その好条件を活かして、人が訪れ保護猫と慣れ親しむことのできる「カフェスペース」を設置する予定です。
これまで猫や動物愛護に関心のある方とつながる機会は譲渡会しかありませんでしたが、これにより、里親やボランティアになりたいという方々だけでなく、ただ猫と戯れて癒されたいという方とも出会う機会をつくっていけたらと思っています。
また、これまでのシェルターは120頭の猫でいっぱいで人間のスペースはほとんどなく、お世話をするメンバーが同時にシェルターに入れるのは3名が限度でした。
移転先のキャパシティでは300頭の猫を受け入れ可能ですので、カフェのように人間が滞在するスペースを広げることで、より多くのボランティアを受け入れ、さらに多くの命を救うことができる体制へと強化できればと考えています。
カフェスペースを設けることによって、1人でも多くの方に保護犬猫の魅力を知っていただく。
そうしてたくさんの方々とシェルターにいる猫たちが出会える環境へと整備することで、猫たちにとっても多くの方から愛情をもらえ、安心できる居場所にしていければと考えています。
青い鳥動物愛護会の活動
- 犬猫たちを受け入れ続けられるように -
これまでNPO法人青い鳥動物愛護会は、「保護数が増える中でのスペースの確保」、「1級河川に隣接した土地での万が一に備えた避難場所の確保」、そして「保護した子たちの医療費をメインとした団体活動資金の確保」を目的としたクラウドファンディングを実施してきました。
2020年に挑戦したクラウドファンディングで実現できた防府市和字の猫シェルターの避難場所については、資金不足のため一時的に猫たちを国衙シェルターに移しての休み期間がありましたが、現在では避難場所として活用することができています。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

さらに、活動資金については安定的な活動の土台を固めるべく、毎月の継続寄付も募集しています。これまでのクラウドファンディングや毎月のサポーターの皆様、ふるさと納税を通じたご支援により、会の運営はなんとか継続することができています。
皆様のご支援により、今年2024年度も、9年目となる殺処分ゼロが達成できる見通しとなりました!
今年度は380匹の犬猫を受け入れ、360匹を譲渡することができる見込みです。
皆様の温かくも力強いご支援に、心から感謝を申し上げます。
一方で、殺処分ゼロを守るための活動を継続するには、まだ課題が残されている状況です。
以下の、青い鳥動物愛護会の直近6年間の受け入れ・譲渡数の推移をご覧ください。

2020年〜2021年にかけてのコロナ禍で、受け入れ数が突出して高くなっています。
コロナ禍の2020年前半は、在宅ワークでペットを飼いやすい環境になったことや犬を連れていれば外出ができたことにより、ペットの需要が増え、譲渡数が前年実績を下回らない見込みとなって安堵していました。
しかし2020年後半から2021年にかけて、接客業に関連する業務関係者は特に、外出自粛期間中の一時閉業やそれに伴う業績不振により閉業するところが出てきました。そして収入減となった飼い主さんの中にはペットの犬猫を手放す方も増え、保護数が譲渡数を大きく上回る結果となりました。同じく収入減が大きな要因となって、当会へのご寄付も減少してしまいました。
コロナ禍以降、受け入れ・譲渡数はともに同程度の比率を維持することができておりますが、一方で高止まり傾向にある状況です。特に譲渡数が受け入れ数を劇的に上回るような年はなく、譲渡の機会がなくシェルターで過ごす犬猫たちも多い状態のままとなっています。
国衙シェルターに暮らす
猫たちを一部ご紹介
⚫︎オサム君
今年の10月23日に年齢不詳の雄、オサム君を受け入れました。
重度の口内炎で、奥から前まで全て腫れているとのこと。
11月6日に口内炎の手術をし、現在はシェルターで幸せにしています。
・・・
⚫︎ソックリ君
2022年4月23日に受け入れた推定8歳の雄、ソックリ君。
顔がダニなどで激しく噛まれひどい状態で保護されました。
口内炎や耳血腫、心臓や胃などもあり現在もシェルターで療養中。
スタッフやボランティアさんに可愛いがられて幸せです。
・・・
⚫︎ヤマト君
2022年11月21日、車にひかれた成猫が道路に倒れたままで4日間経過しているとの連絡が入り、あまりのことに緊急で受け入れました。ヤマト君です。
脊髄骨折で下半身付随となりましたが、毎日スタッフが臀部を洗って、今もシェルターで気持ち良く過ごしています。
今後、コロナ禍同様の現象が起き、受け入れ数が譲渡数を大幅に上回ってしまうと、シェルターの運営費がさらに嵩むだけでなくボランティアやメンバーの負担も増えてしまい、今度こそ会の運営自体が立ち行かなくなってしまうかもしれません。
そのような事態を避けるためにも、犬猫たちが安心して過ごせることはもちろん、当会のボランティアをはじめとしたすべてのメンバーが、負担が少なく活動できる場所へ猫シェルターを移転する必要があります。
犬猫たちにとっても、当会にとっても安心・安全な場所への移転を早期に実現させ、猫カフェの運営など、活動を支える収入の柱を増やすための取り組みも積極的に進めていきたいです。
どうか青い鳥動物愛護会史上最大の挑戦に、皆様の力をお貸しください。
青い鳥動物愛護会
活動の概要
当会は 2014 年から保健所と一般から犬猫を受け入れ始め、2015年からはシェルターを稼働し、本格的に活動を開始しました。そして2016年2月から今日まで「防府市殺傷分ゼロ」の状態を維持するために奔走しています。
もちろん他に一般や他団体様にも犬猫を引き出していただいています。
しかし当会が殺処分ゼロをしているとする理由は以下です。
●咬む恐れがあり、飼養の難しい成犬をほとんど全て受け入れている。
●個人や他団体様が引き出された後の譲渡先が付きにくい犬猫や、体調の悪い犬猫をほとんど受け入れている。
●殺処分場に行く期限日ギリギリに必ず保健所より引き出している。
●公共機関から紹介された方からの犬猫の受け入れをしている。
●防府市は周南市の次に保護犬猫の多い地域で、以下のような多数の犬猫を受け入れている。
★令和5年度の保健所と一般からの受入犬猫数
防府市内:犬169匹、猫138匹
市外:犬2匹、猫39匹
★令和4年度の保健所と一般からの受入犬猫数
防府市内:犬147匹、猫259匹
市外:犬12匹、猫80匹
(上は令和5年度と令和4年度の一般と保健所からの受け入れ数で、市内と市外も分けています。令和5年度は 88%、令和4年度は 77%が防府市内から受け入れた犬猫の数です)
ボランティアスタッフ、メンバーより皆様へ
サンくんママ
(預かりボランティア)
戌年生まれの母が亡くなってちょうど1年目。「犬が8匹も生まれたから連れていくね。飼うでしょ?」と、突然の押し売り情報がはいりました。
飼う予定もなく頼んだ訳ではないので断ることもできたのですが、なぜだか神様の思し召しという言葉か浮かび、会いに行き、もらわれない子は保健所に持っていくと聞き、慌てて一番もらってくれアピールの下手な女の子を連れて帰りました。それが私の突然の犬飼い生活スタートで、知らないことが多く、あたふたしたのを覚えています。
飼ってみると、一度は要らないと言われた犬は大変すばらしく、可愛くて、賢くて、有用でした。こんなに素敵なものを殺処分するなどもったいないにもほどがあると保護犬問題に首をつっこみましたが、個人で保護活動するにはノウハウを知らなさ過ぎることに気づきました。知らずにスタートするとたいへんであった記憶もよみがえり、相手が生き物であるだけに失敗がゆるされないので気持ちばかりで動けずにいるときに青い鳥のことを知り、預かりボランティアをしますと門をたたきました。
代表の清水さんは、すぐに私のレベルを見抜かれ、初心者に見合った犬を選んで託してくれました。預けておわりではなく、疑問や不安に思うことが出てくれば、豊富な経験と知識を持つメンバーにアドバイスを受けることができ、安心して保護犬の人慣れ、家慣れに専念できました。
怯えて散歩もできなかった子が、うきうきシッポを上げて歩き、時々笑顔で見上げてくれるようになると、なんとも可愛くて嬉しくて、ボランティアをしてよかったと心から思えます。さらに、愛情深い方の家族になって巣立っていくと、本当によかったよかったとボランティア冥利に尽きます。プライスレスな仕事です。
現在は、トライアル失敗で戻ってきたワンコを2代目にして、里親さまや2代目ワンコの兄弟犬と仲良くパッピーなボランティア生活をしています。
しかし、殺処分ゼロを達成するために保健所に入る犬猫をすべて引き取っていると、シェルターはすぐに満杯になり、里親さまが飼いやすいように丁寧に人馴れ指導や医療をかけることがままならなくなります。猫もできれば全頭室内飼いをすすめたいですが、まずはTNRから。それには、人も資金もいくらあっても足りません。サポーターが増えることを切望します。
ピッコロ
(ボランティアスタッフ / 臨床心理士)
道路の真ん中にうずくまったボロボロの赤ちゃんネコ2匹。どうしても放っておけずに保護したのが、私と青い鳥動物愛護会との出会いのきっかけでした。
あちこちに問い合わせ、やっと青い鳥から引き取りOKをもらったものの、実際の姿を見て「こんな子は引き取れない」と断られたらどうしよう…と、青い鳥に向かう途中も心配でたまりませんでした。
でも、到着して「この子たちなんですけど…」と恐る恐る子猫たちを見せると、「うわ〜なんて可愛い子たち!」と皆さんが満面の笑顔で子猫たちを次々に抱っこしてくれたのです。2匹ともひどい風邪でヨレヨレのボロボロ。1匹は片眼がつぶれていました。
「ああ、仲間がいた!」私は有り難さと嬉しさで、涙がこぼれそうでした。それが私と青い鳥の出会いでした。
私はそれまで個人で保護ネコ活動をしていました。まさに<孤軍奮闘>していた私にとって、青い鳥は大きな救いとなりました。その頃の私は、仕事だけでも大変なのに、6匹もの野良ネコを保護し、さらに近所の野良ネコまで放っておけず苦労をしょいこむ、自分を「なんてバカなんだろう…」と責めていました。でも、青い鳥のブログを読むうちに、少しずつ気持ちが変化していきました。
そこには、私と同じく、野良たちと<出逢ってしまった>人たちの物語がありました。正義うんぬんでなく、まさに<目の前のこの子>に<出逢ってしまって><止むに止まれず>野良犬猫とかかわることになってしまった人々の、切なくて温かい宝石のようなストーリーが綴られていました。どんな命もあきらめない、静かで熱い人たちの物語でした。私は一つひとつの物語を味わいながら、時に号泣しながら、数ヶ月かけてすべてのブログを読みました。さらに全国の保護活動のブログや本なども読みました。
気づくと、気持ちがラクになっていました。「確かにバカかもしれないけど、バカでもいいんじゃないか」。さらには、「どうやら日本中に、世界中に、私と同じようなバカがたくさんいるらしい!」と、自分がその仲間に入ろうとしていることを、ちょっぴり誇らしく思えるようになっていたのです。
こうして私なりの、ささやかな<ネコ伝道>が始まりました。6匹の保護ネコは私の宝物。毎日「なでて、なでて~」と私のところに来て、とびきりの癒やしと幸せを与えてくれる、種を越えた大切な家族です。ネコは、私が思っていたより、ずっと愛情深くて可愛くて賢い生き物でした。私はネコなしで生きてきた年月を「なんてもったいなかったんだろう」と後悔しました。だからこそつい、ネコの魅力を語ってしまうのです。
あわせて、野良猫の生活の過酷さや保護活動についても子供達に伝えています。「野良ネコは、のんきでいいなあ〜」という声も聞きますが、野良ネコの生活はほんとうに過酷です。飼いネコの平均寿命が15〜20歳なのに、野良ネコの寿命はたったの2〜3歳。野良ネコの生活がいかに大変かを想像いただけるかと思います。
近所の野良ネコの大変さを見かね、去勢・避妊手術や地域猫活動、里親探しを始め、自治会の協力も得られるようになりました。仕事から帰って車を車庫に入れようとすると、それに気づいた10匹の地域猫さんたちが、我先にと走って来て、私を大歓迎してくれます。
子ども達に<こころの授業>で保護ネコ活動について伝えることも続けています。私が出逢ったネコたちの物語を、子ども達は、泣いたり怒ったり笑ったりしながら、真剣に聞いてくれます。いつの日か、この子達が保護犬・保護ネコを迎えてくれる予感がしています。社会的弱者である野良犬猫が大切にされる社会は、人間にとっても生きやすい社会になるに違いありません。
実際に、保護活動をする中で、小さな命に手を差し伸べてくれる優しい方が、私の想像以上にたくさんいらっしゃいました。冒頭のボロボロの赤ちゃんネコきょうだいも、とびきり優しい里親さんのおうちの子になり、今は幸せいっぱいに暮らしています。その後も青い鳥には、たくさんの猫たちをお願いしましたが、どの子も素晴らしいご縁に恵まれました。「世の中、捨てたもんじゃない」、本当にそう思います。
ネコ達の願いは、誰かに見守られて、毎日ゴハンを食べて、安心して暮らすこと、ただそれだけ、なのです。
このささやかな願いを、私たち人間は何とかかなえてあげられないものでしょうか。心ある皆様、どうか猫たちが安心して暮らせるように、お力をお貸しください。保護活動には、大変な労力とお金がかかります。無事にシェルターを移転し、1匹でも多くのネコが安心して暮らせるように、過酷な野良暮らしで三角につり上がった目が、まあるい目になる安心な場所を作るために、どうか皆様のお力をお貸しください。ご支援をよろしくお願いいたします。
いただいた応援メッセージ
アグちゃんのママ 村上直美様
青い鳥さんからうちの子を譲り受け、今も元気にのびのびと育っています。
小さい頃からずっと犬と暮らしてきましたが、その頃(今から30年ほど前)は保護犬を迎える、という選択肢を知りませんでした。
だんだんと大人になるにつれSNSなども発達し、保健所にいる子たちやせっかく家族になったのに簡単な理由で捨てられてしまう子たちの事が、目に耳に入ってくるようになりました。
そこから、いつか必ず保護犬を迎えたいとずっと思ってきました。
本当はみんな連れて行きたい、みんなを幸せにしたい、1匹も死なないでほしい、なんて現実離れした事をいつも考えています。だけど現実はそんなに甘くなく、、でもそれを実際に行動に移してくれて頑張ってくれているのが様々な保護団体の皆さまだと思います。
私は悲惨な状況や悲しい現実を見たくなくて、涙が止まらなくなって、つい目を背けてしまいます。だけどそんな現実にしっかりと目を向けて、動物が好きな方々ばかり、絶対に苦しくて辛いはずなのに目を逸らさずに助けるために行動し続けている方々。
本当に本当に、頭が下がります。
寄付という形でしかご支援できていませんが、本当に、いつも犬や猫を助けてくださってありがとうございます。ありがとうございます、という10文字の簡単な感謝で片付けられないほどのことを日々行ってくださっています。本当に感謝をしています。このプロジェクトの成功を祈っています。
プチカフェ・アンジュラ様
青い鳥動物愛護会との出会いから、早4年になります。私は17年前に山口県宇部市でドッグカフェをオープンしました。そしてその後、10年前ほどから、縁あって保護犬・保護猫のミルクボランティアを始めました。犬は生後2週間の子を、猫は生まれてすぐの子を育てたこともあります。
ボランティア活動をしていて青い鳥動物愛護会と知り合い、この団体の素晴らしい愛情、援助の力に感銘を受けて団体に参加しました。しかし、保護して育てて、病気の子がいれば医療費やフード代、猫砂、ペットシートなどなど……いくらあっても足りません。安心して保護できる施設があること、そこにボランティアの手がいるのはもちろんですが、経費なども嵩みます。
クラウドファンディングが必ず成功できるように全力で応援します。私も動ける限り、保護犬保護猫が1匹でも幸せに繋がるお手伝いをしていきたいと思います。青い鳥動物愛護会の応援をどうかよろしくお願いいたします。
ちなみにわが家では青い鳥さんからの保護犬保護猫が、お客様を癒すお手伝いをしてます。犬と猫とが共存する様子をお見せしています。
プロジェクトに関するご留意事項
○第一目標金額達成後のキャンセル・返金のご対応は、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
○支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 清水久仁子(NPO法人青い鳥動物愛護会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
移転先となる土地・物件の購入費用として大切に充てさせていただきます
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 第一種動物取扱業(2025年3月に台所の設備が完成次第登録) 食品衛生責任者(食品衛生協会にて3月に講習を受け取得予定)
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プロフィール
山口県防府市の犬猫の殺処分ゼロを維持するため、保健所から犬猫を受け入れて譲渡する活動をおこなっています。 ★2015年の発足以来、犬猫併せて2,800匹以上を譲渡、2016年2月から防府市の保健所に収容されている犬猫の殺処分ゼロを維持しています。 ★資金不足と人手不足で運営か厳しい状態ですが、保護の必要な犬猫の数は増えています。 ★殺処分ゼロの8年目に挑戦するため、応援よろしくお願いいたします。 ※リンクから活動の様子をご覧いただき、情報拡散にもご協力いただけると大変助かります。
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リターン
3,000円+システム利用料

応援コース|3,000円
●お礼のメール
感謝の気持ちをメールでお送りします
- 申込数
- 265
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
5,000円+システム利用料

応援コース|5,000円
●お礼のメール
感謝の気持ちをメールでお送りします
- 申込数
- 485
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- 申込数
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- 発送完了予定月
- 2025年7月
プロフィール
山口県防府市の犬猫の殺処分ゼロを維持するため、保健所から犬猫を受け入れて譲渡する活動をおこなっています。 ★2015年の発足以来、犬猫併せて2,800匹以上を譲渡、2016年2月から防府市の保健所に収容されている犬猫の殺処分ゼロを維持しています。 ★資金不足と人手不足で運営か厳しい状態ですが、保護の必要な犬猫の数は増えています。 ★殺処分ゼロの8年目に挑戦するため、応援よろしくお願いいたします。 ※リンクから活動の様子をご覧いただき、情報拡散にもご協力いただけると大変助かります。