プレハブから"木の家"に!38年続く学童を、温もりのある場所へ。

プレハブから"木の家"に!38年続く学童を、温もりのある場所へ。

支援総額

7,148,000

目標金額 5,000,000円

支援者
585人
募集終了日
2020年3月31日

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プロジェクト本文

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目標金額達成のお礼とネクストゴールについて

 

残りの期間であと100万円と少しを目指して気合いを入れ直していた矢先に、なんと目標金額500万円を達成することができました!みなさまのご支援ご協力のお陰です、ありがとうございます!!本当にたくさんの方々に、あたたかいお言葉もいただき、なんとかここまで辿り着くことができました。あおぞら学童保育クラブ一同、心より感謝申し上げます。  

 

ここで、私たちが今回クラウドファンディングを行う目的の1つ目である、保育所の建設費用の一部となる『資金集め』を達成することができました。※建設費の総額は5900万円を見込んでいます。  

 

このプロジェクトを通して、たくさんの方々の賛同が集まったという『事実』を作ることで今後の「名古屋市、また全国の学童保育所の施設環境の見直し」につながるプロジェクトを目指すべくネクストゴールを設定させていただき、クラウドファンディングを続行いたします。 

 

みなさまのご支援、ご協力の『数』の力が、この「学童保育所の施設環境の向上」と「保育所に木を使う」といった取り組みを全国に投げかけ、広めていく『力に変わる』と、私たちは信じています。そのため、現在435名もの方にご支援をいただいておりますが、目標支援者人数500人、達成金額700万円を目指し、 最後まであおぞら学童保育クラブ一同頑張ってまいります。  

 

最後まで、応援をよろしくお願いいたします。

 

※尚500万円を越えた、支援に関しましては、建築費の他に、備品(棚、机、椅子、空調設備等)購入費、また、子どもたちが庭で安全に遊ぶための外構(柵、ネット設置費用の一部)として使用させていただく予定です。

 

>>あおぞら学童保育クラブのコロナの対応についてはこちら<<

 

 

 

 

あおぞら学童保育クラブ は、

 保護者の皆さんに支えられてきました。  

 

 はじめまして。愛知県名古屋市にある学童保育所「あおぞら学童保育クラブ」支援員の小嶋 哲志と申しま す。

 

あおぞら学童保育クラブは「今を生き、次代を拓く力をつくる」ことを運営理念に、1982年に保護者が創立・運営を行い、今年で38年目となりました。3つの小学校区から特別支援級も含め1年生から6年生までの 子ども達が通い、現在61名が放課後を過ごしています。

 

 

これまで支えてくれたのは、まぎれもなく保護者の皆さんです。施設はプレハブ造りですが、夏の暑さや人数に対しての狭さ、天井の低さからくる圧迫感や外観の悪さなど、さまざまな「過ごしにくさ」を少しでも良くしようと、保護者と一緒に知恵を出し合いながら試行錯誤を繰り返してきました。

 

例えば、学童期の発達を促すため限られた空間の中でも自分の手足を使えるように、作業療法士さんの助言をもとにツリーハウスを設置。外ベンチも製作し、狭い室内では確保が難しい、高学年児童が使えるようなゆっくり話せる場所をつくりました。

 

 

そして、雨天時などでも、エネルギーを持て余す室内の狭い空間でも発散できるよう「トランポリン」や「マット」も導入しました。天気に関係なく楽しく過ごせるための工夫をしています。

 

また、学童保育所には遊びたい子だけではありません。ゆっくり読書したい子どもや、宿題を早めに終わらせたい子もいます。そんな子達向けに、パーテーションデスクも保護者が作成。たくさんの動きや音が混在する部屋の中で、過敏な子でも集中して宿題に取り組むことができています。

 

他にも、体調が悪い子や気持ちの切り替えが苦手な子が利用できる「静養室」も設置しています。

 

 

こういった施設の工夫以外にも、相撲大会や夏の水遊び、巨大流しそうめん、餅つき大会、親子キャンプなど、さまざまな遊びやお出かけを導入し、私たち支援員としても、子ども達が環境の悪さを吹き飛ばすくらい楽しい時間を過ごせるようにチャレンジしてきました。

 

 

 

“プレハブ”はもう限界!

38年間過ごした場所からのお引っ越し。

 

38年間、保護者と支援員の協力と工夫で、子ども達にベストな環境をつくれるよう努力をしてきました。しかし、私達でもどうにもならないことがあります。それは、夏の「暑さ」です。

 

 

昨年度8月、名古屋市内では40.3度が記録され、76年ぶりとなる最高気温の記録が更新されました。

 

なんとかその猛暑を子ども達が無事に乗り切れるように、業務用大型エアコンや熱中症計の設置以外にも、入り口にビニールカーテン設置したり、屋根に鉄板を貼ったりゴーヤーを育て外壁にグリーンカーテンを作るなど、自分達でできる限りの暑さ対策を施しました。

 

しかしそれでも、プレハブの室内温度が日中は35度を超える日があり、頭を悩ませる日々が続きました。朝から晩まで学童保育所で過ごす子ども達の生活環境を守るために、そして子ども達の命を守るために、このままこの"プレハブ"の施設で子ども達を預かるには限界があると痛感しました。

 

 

プレハブ小屋に対する課題が浮き彫りになってきた矢先、地主様の意向もあり2019年度いっぱいで38年間お世話になったこの土地から引っ越すことになりました。

 

保護者みんなで移転先を探し続けた結果、地域の方々の温かいご支援のお陰で、昨年の夏頃になんとか無償で貸していただける新しい土地を見つけることができ、今後もあおぞら学童保育クラブを継続していくことが叶いました。

 

そしてその頃から「新しい保育所をどんな建物にするか」との話し合いが保護者会で始まりました。

 

 

これまでようなプレハブ小屋では、子ども達が思いっきり遊ぶことができなくなってしまうかもしれない。また、暑さや寒さから子ども達を守ることが難しいのではないか。

 

そんな不安が保護者会からも多数寄せられ、どういった環境を子ども達に与えてあげることができるのか、悩む日々が続いていました。

 

 

「学童保育所の建物はプレハブが当たり前」

という考えからの脱脚へ。

 

そんな中、「"木造"の学童保育所はどうか」と保護者から意見がありました。

 

調べてみると、伊勢神宮に代表されるような、落とし板の構造特性を持つ伝統工法の建物「板倉の家」のような構造であれば、日本の気候風土に適し地震に強く、調湿効果や断熱効果も高く、防火性能も高いことが分かりました。

 

 

また、万が一将来的にその場所から移動しなければいけなくなった場合でも移設が可能で、長い目で見ればプレハブリースにかかる費用と大して変わらないと知り、「この建物で学童保育所を作りたい!」と強く思うようになりました。

 

東日本大震災時の仮設住宅にも使用されました。


しかし、現状の名古屋市の制度では、プレハブを建てる・賃貸物件を借りる以外には、住居に関する補助金制度がありません。学童保育所の建設費用はおおよそ5900万円。いくら長い目で見れば資金的にはプレハブと変わらないといえど、保護者が運営する学童保育所にとって莫大な初期費用です。

 

そこでクラウドファンディングで皆さんにお力をお貸しいただき、何年も貯蓄してきた自己資金と合わせ、夢の木造建ての学童保育所完成を目指していきたいと考えています。

 

完成予想図:外観 

 

木造であれば、プレハブでは不可能な「2階建て」の設計も可能になります。2階部分は子ども達の憩いの場としての利用はもちろん、地域交流のスペースとしてご利用いただいたり、中央部分の図書スペースでゆっくりお茶を飲みながら時間を過ごすことができます。

 

そして吹き抜けを採用することで、圧迫感のない居心地のいい空間へ。子どもの人数が増えてものびのびと過ごせます。

 

「子ども達を木の温もりの中で育てたい」という想いの実現のために、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

完成予想図:内装

 

【クラウドファンディング成立後のスケジュール】

・着工:2020年2月予定

・上棟式:2020年3月初旬予定

・完成:2020年6月初旬予定

・開所式:2020年6月中旬予定

※新着情報や団体SNSで随時進捗をご報告させていただきます。

 

 

待機児童を出したくない。
子育てに優しい地域を目指して。

 

本来、現状の児童数であれば2階建てにする必要もなく、もっと少ない費用で平屋の保育所を建てるという選択肢もありました。しかし、莫大な資金をかけてまで2階建てにしたいのは、保護者の願いとして、「私たちの学区では待機児童を出したくない」という強い想いがあるからです。

 

今年度、この学区での新生児の数は200人を超えるという情報が教育関係者から伝わってきています。そのため、今後は学校のクラスも増え続け、また社会的背景として共働き世帯の増加も相まって、より学童保育所の利用者が増えることが見込まれます。そのため、1階建てでは、近い将来に条例に定められた定員の限界がきてしまう可能性が高いのです。

 

目標金額500万円という大きな挑戦は、待機児童を出さないという保護者と支援員の強い思いの表れでもあるのです。

 

加えて、土地が高騰しているこの地域で、学童保育所が土地を借りて存続し続けていくためには、ここへ子どもを通わせている世帯だけではなく、この地域に住む方々にとって必要される場所になっていく事が重要であると考えています。

 

そういった現状も踏まえ、この建物の2階部分に多目的スペースも確保し、「地域の交流スペース」としての機能や、「災害時の一時避難所」としての機能も担える学童保育所を目指していきたいと考えています。

 

 

【資金使途】

皆さんからいただいたご支援は、2020年6月末までに、学童保育所建設必要の一部に充当いたします。

・建築費(設計費用含む)    59,000,000円
・クラウドファンディング手数料(税込)    935,000円

※これまでの積立金(自己資金)、保護者やOBからの寄付・出資、助成金、クラウドファンディングのご支援で完成を目指しています。

 

 

あおぞら学童保育クラブから、

名古屋市全体での取り組みへ。

 

今回、私達あおぞら学童保育クラブが「木の家」の建設に挑戦することが、現在124箇所(名古屋市連協加盟学童数170箇所)にのぼる名古屋市中のプレハブ学童保育所を、一箇所でも多く「木の家」に変えていくきっかけにできたら嬉しく思います。

 

そして、このクラウドファンディングのプロジェクトは、その意志を社会に発信していくための重要な取り組みだと考えています。この取り組みを通して、皆さんからの賛同、支援を得ることができれば、行政に働きかけていく上での大きな「力」になり得ると考えているからです。

 

10年後、20年後の未来を輝かせていく子ども達の今を大切に、人と木のぬくもりで彼らを支え、育むことができる場所を目指し、完成に向けて挑戦をさせていただきます。

 

かけがえのない学童期に、子どもたちの笑顔をつくっていくために。 

 

どうぞご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

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※本プロジェクトのリターンのうち、お名前記載に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

あおぞら学童保育クラブの小嶋哲志と申します。 今回は、38年間過ごしてきた土地からの引っ越しを機に「放課後の子どもたちが生活する、学童保育所を悪環境の「プレハブ」から、木材の温もりが感じられる「木の家」に建て替えたい!!」と決意し、保護者とともに、このクラウドファンディングに挑戦します。 また、この取り組みを通して、名古屋市全体、そして全国の子どもたちの「放課後の居場所づくり」に目を向けていただけるような取り組みにしていきたいと考えています。

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リターン

10,000


【おすすめ】<あなたのお名前を木の家に!>木造モニュメントにお名前記載

【おすすめ】<あなたのお名前を木の家に!>木造モニュメントにお名前記載

・お礼のはがき
・ひのきの香袋
・あおぞら学童通信
ー施設完成後の様子を文章でお届けいたします。
・木造モニュメントにお名前記載/小(任意)

※木造モニュメントは、地域の木工科の学生や建築士さんにご教授いただきながら、子ども達や保護者と一緒に学童敷地内に木材を使用して作成し、そこにお名前を記載いたします。オブジェや立体アートのようなものになるのか、もしくは手作り遊具のような形になるのか、現在計画中ですのでお楽しみに。

※税制上の優遇対象ではありません。

申込数
130
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

1,000


alt

お礼のメール

・お礼のメール
ーあおぞら学童保育クラブ支援員より、感謝の気持ちを込めたメールをお送りいたします。

※税制上の優遇対象ではありません。

申込数
300
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

10,000


【おすすめ】<あなたのお名前を木の家に!>木造モニュメントにお名前記載

【おすすめ】<あなたのお名前を木の家に!>木造モニュメントにお名前記載

・お礼のはがき
・ひのきの香袋
・あおぞら学童通信
ー施設完成後の様子を文章でお届けいたします。
・木造モニュメントにお名前記載/小(任意)

※木造モニュメントは、地域の木工科の学生や建築士さんにご教授いただきながら、子ども達や保護者と一緒に学童敷地内に木材を使用して作成し、そこにお名前を記載いたします。オブジェや立体アートのようなものになるのか、もしくは手作り遊具のような形になるのか、現在計画中ですのでお楽しみに。

※税制上の優遇対象ではありません。

申込数
130
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

1,000


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お礼のメール

・お礼のメール
ーあおぞら学童保育クラブ支援員より、感謝の気持ちを込めたメールをお送りいたします。

※税制上の優遇対象ではありません。

申込数
300
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月
1 ~ 1/ 11

プロフィール

あおぞら学童保育クラブの小嶋哲志と申します。 今回は、38年間過ごしてきた土地からの引っ越しを機に「放課後の子どもたちが生活する、学童保育所を悪環境の「プレハブ」から、木材の温もりが感じられる「木の家」に建て替えたい!!」と決意し、保護者とともに、このクラウドファンディングに挑戦します。 また、この取り組みを通して、名古屋市全体、そして全国の子どもたちの「放課後の居場所づくり」に目を向けていただけるような取り組みにしていきたいと考えています。

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