花巻市葛の花巻農高(佐藤文也校長、生徒371人)の生徒らが被災地支援の一環でサンマを原料に開発した「さんまーぐ」が29日、大槌町小鎚の大槌小・中の給食として提供された。「被災地の人に笑顔になってほしい」。そんな真心から生まれた一品を、大槌の小中学生は笑顔で味わった。

 

 食育研究班の畑福茉里奈(はたふくまりな)さんと阿部舞雪(まゆ)さん(ともに2年)、小沢弥生教諭が同町を訪問。小学校3年や中学校1年の教室で、同市の食品製造業カスイと共同開発したさんまーぐを紹介した。子どもたちは大きな声で「いただきます」とあいさつし、うれしそうに箸を進めた。

 

 

 

 

 小学校3年の児童は「おいしかったし、(商品を)作ってくれてうれしい。また食べたい」とご満悦。畑福さんは「笑顔になっていたのを見ることができてうれしい。先輩たちの活動を届けられてよかった」とほほ笑んだ。

 さんまーぐは被災地の人々の栄養面を考え、同班のメンバーが世代交代も経て試行錯誤を重ね、3年がかりで完成させた。三陸産サンマのほか学校で作ったみそや豆腐、おからなどを練り込み、ハンバーグ状にした。

 

 

 

【大槌小の児童にさんまーぐを紹介する花巻農高の(左から)畑福茉里奈さん(左)と、阿部舞雪さん(右)】

 

 

*10,000円以上の支援者の方には、この”さんまーぐ”をプレゼントいたします。
 

新着情報一覧へ