宮下果樹園クラウドファンディング / プロジェクト報告
いつもお世話になっています!宮下果樹園の宮下直也です。
早くも4月となり桜はコチラ長野県も満開となり、春の知らせがやってきております。
今現在もコロナ禍でなかなか自由な日常を送ることが難しいかもしれません。
それぞれが考えながら共に助け合い生きてゆく、ニューノーマルな生活が必要となっております。
そんな中、皆様におかれましても、春がやってきていろんな意味で新生活が始まった方も多いと思います。
こんな時代ではありますが、皆様にとって良い一年となりますように心より願っております!
そして、昨年は、僕たちのクラウドファンディングのプロジェクトにご支援頂きまして本当に本当にありがとうございました!
当初は、みんなが大変な目に合ってる中で、こんなプロジェクトをやることへのプレッシャーも沢山ある中で、沢山の皆さんの声や応援に支えられ
初めての挑戦であるクラウドファンディングでしたが想像以上の支援をいただきまして
無事に達成することができました。
皆さんのおかげで、今も農業を続けることができております!
本当に、、本当に、、ありがとうございました!!!
心から御礼申し上げます!
まだ、町の中は復興事業がまだまだ道半ばという形ですが、地域一丸となって、復興を続けてまいります。
初めての挑戦で、なかなかうまく対応できなかったり、遅れてしまったりとご迷惑をおかけした事も多かったと思います。
そんな中、暖かく見守ってくださりありがとうございます。
プロジェクトのリターンの方も9割ほど終了しておりまして
体験型のリターンはコロナの状況が落ち着き次第の対応となり、延期となっておりますが
リターンのアイテムを楽しんで頂いてる姿もSNS等で投稿頂いたりと本当に嬉しかったです。
今年も引き続き行うリターンのイベントなどは、個別に連絡して参りますので今後とも宜しくお願い致します。
さて、
春になり、リンゴの花もあと少しで開花となってきました。
ここからがプロジェクトのスタートとなります。
「アウトドアシーンに美味しいリンゴを届けたい!」
というプロジェクトを通して、沢山の方にリンゴをリターンでも届けさせて頂きました。
昨年からの活動ですと、主にSNSでの活動報告が多かったのですが
アウトドアシーンにリンゴを届けるために、
コロナ禍で大流行なキャンプ業界を引っ張るブランドさん達とイベントを開催したり、
信州のアウトドアショップさん主催の「山祭」へ出店したり
日本最大のアウトドアイベント「フィールドスタイル」にも農家で初の出店も行い、
沢山の皆さんにいろんなフィールドでリンゴを楽しむきっかけになった一年でした。
また、アウトドアシーンに美味しいリンゴを!の活動の一環として
リンゴの発泡酒であるハードサイダー(シードル)の醸造を本格的に開始し
自然を仲間や皆さんと共に旅をして、その自然や旅、山々のイメージを表現すべく
醸造家やデザイナー、ディレクターや農家がタッグを組み一つのハードサイダーを作ってゆくブランド「and CIDER」を立ち上げました。
昨年はコロナの影響でなかなか外に出れない環境でしたが
今年にかけて本格的に始動して参ります。
記念すべき1stハードサイダーは、北アルプスの女王:燕岳に7月にアンドサイダーハイキングとして、様々なクリエイターと共に旅をして、その山行を通して1本のハードサイダーを醸造致しました。『ツバクロスパンキー』です。
「inCIDER japann」というバイリンガル・サイダー誌にとりあげられるなど
大変ご好評いただき、1stロッドは即完売となりました。ありがとうございます。
一緒にハイキングから醸造、農作業まで一緒に体験できるようにすすめておりますので
ぜひ一緒に参加して楽しんでいければと思います。
下記のURLからアンドサイダーのブランドサイトをご覧いただけます。
↓↓↓
また、多くの皆様にお届けしましたアウトドア専用ドライフルーツ『APPLE TRIP』
も沢山の方がフィールドに持ち出していただいたり、美味しいと声を頂き本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
昨年8月には、北アルプスの名峰:槍ヶ岳の肩にある槍ヶ岳山荘にアップルトリップ約200袋を1泊2日のテント泊で届けに行ってまいりました。
コロナで山小屋も苦しい状況の中、何か力になることができないか?という想いから
アップルトリップは今後も寄付という形で想いを届けて、
登山者の喜ぶ笑顔が見れたり、働く皆さんの気持ちに少しでも寄り添えるようにと
今後も活動してまいります。
2020年8月 槍ヶ岳山荘 APPLE TRIP 届けるプロジェクトムービー
↓↓↓
https://www.instagram.com/tv/CEJSvGVhFcz/?utm_source=ig_web_copy_link
そして、プロジェクトのもう一つのテーマである
台風災害で水害にあった農園を、生まれ変わらせて改植し
またボランティアやこうしてプロジェクトを通して繋がった皆さんが
帰ってこれる場所(農園)、もう一度出会える場所、学べる場所、新たなコトが生まれる場所として
農園を作っていきたいということがテーマでした。
本来でしたらこの3月、4月あたりに改植から苗植えに入る予定だったのですが
苗の不足や、改植の部品や業者の不足、灌水設備などの手配やそして農地の整地などのを焦らずに
この1年を通して、行っていくという流れとなりました。
場所は、よくテレビなどのニュースで報道されていた新幹線が水没している映像が撮影されていた新幹線車両基地からすぐ近くとなります。
「当時の写真」
「改植する畑の伐採写真」
この場所を改植を行なって参ります。
この場所の、30〜40年頑張ってくれたリンゴの木の伐採がスタートしております。
八ヶ岳麓で木工職人をやられてる方が、災害や、様々な歴史を刻んできたこのリンゴの木を使って何かプロダクトを作りたいと
伐採時に一緒にこられて何本かの丸太を持ち帰れました。
このリンゴの木達が作品となって一生受け継がれるような物ができたら本当に幸せなことだなと感じました。
今後もSNSやクラウドファンディング内のDMや新着情報などで
一緒に作業を体験してみたい方などを募集しますので
もしご興味がございましたら、ご連絡をいただければ幸いです。
【収支報告】
収支としましては、まだ見積もりの最中ですので正確な数字は調整中ですがおおよその数字をお知らせ致します。
・リンゴの苗1本2000円×600本=約120万
・トレリスなどの設備費、農地整備費=約250万
・突き井戸、灌水設備=約80万
・その他の資材費=約50万
県の補助金制度も併用しながら、
皆様から支援頂いた金額から手数料や、リターン費用を差し引いた金額を
コチラの農園改植費用として使用させて頂きます。
本当にありがとうございました!!
最終的な完成としては、来年の冬〜春にかけて、1年間育てたリンゴの苗を約600本を植えて完成となります。
それまで、リンゴの木の伐採、農地の整地から、灌水設備や井戸堀り、トレリスの設置など盛り沢山です。
しかし植えてからが本番となり、我が子の様に丁寧に育てていきたいと思います。
災害や水害が起きた場所では、
もうここでは農業をしたくない!と農業をやめてしまう方も多くいました。
あの時の恐怖を感じると、また同じことが数年の間で起きるのではないか?そんな不安から多くの方が下を向いていたかもしれません。
しかし、あえて災害が起きた場所を、新たな農園として生まれ変わらせて
僕たちの記憶や、皆さんの記憶の中に、そういった歴史があった事も忘れずに、またそれを乗り越えていきたい!と願いを込めてその場所で農業をすることを選択しました。
沢山のボランティアで来てくださった方、支援してくださった方、家族、友人など
みんながまた笑顔でりんごのことを思い出せるように
みなさんのライフスタイルの中に、リンゴが寄り添えますように頑張って参ります。
今後とも宜しくお願い致します!!
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今後もクラウドファンディングの中の新着情報やDM、そしてSNS(インスタグラム、フェイスブック、ツイッター、クラブハウス)などのツールでも活動報告を随時して参りますので、ぜひフォローなど頂いて、気軽にコメントやメッセージなど送って絡んで頂ければ幸いです。
またこの度、音声配信メディアの「Voicy(ボイシー)」にて
ラジオ番組をやることになりました。
1000人に1、2人ほどの採用システムの中、奇跡的に審査を通過しまして
配信をちょくちょくしております。
生声で喋りは苦手なので、聞き苦しいところもありますが、
リアルな毎日の話を、毎日10分で配信しておりますので
是非、Voicyアプリを下記のURLから取得していただいて
チャンネル名『リンゴと食欲と私』という、某山漫画のようなチャンネル名ですが
聞いていただけると嬉しいです。
4月中にフォロワー1000人を目指してという事で、頑張って参りたいと思います。
宜しくお願い致します。
『Voicy 宮下直也のラジオページ』
↓↓↓
長い文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
今後とも宮下直也・宮下果樹園を宜しくお願い致します。
皆様の周りで困ってる方がいれば僕もできる限り協力したいので
お気軽に連絡ください!!
それでは失礼いたします。
宮下果樹園・宮下直也