障がいのある子ども達と作るアート絵馬神輿を芸術祭に出したい！

こんにちは！アートパラ深川おしゃべりな芸術祭実行委員会です。４連休最終日、さすがにこの連休はあちらこちらで賑わいがあったようです。アートパラ深川開催の頃も、ぜひ無事にご来場いただきたいと願っています。

 

さて、本日も２人の実行委員からのアートパラ深川への思いをお届けしたいと思います。この両名のメッセージからは、いかにわたしたちがプロボノ集団として集まったかということをお分かりいただけることと思います。

 

 

 

権𠀋 玲奈

テレビ番組制作

まずは、ご支援いただいた方がたへ、ひと言お願いします！

 

クラウドファンディングで支援をした経験は何度かありますが、支援していただく側になるのは初めてです。私たちの思いが、価値あることなのか否か、世の中に採点していただくような気持ちになりますね。こんなにたくさんの方にご理解と応援をいただけて、喜びと励み、そしていい加減なことはできないと気が引き締まります。本当にありがとうございます。期待していてください！

 

ところで、この実行委員会に関わったきっかけは何ですか？

 

不特定大多数に向けて仕事をするマスメディアに関わって35年over、新人の頃から「仕事で培った知見は、いつか目の前の大切な人たちのために使いたい」というのが夢でした。お誘いを受けた時、このプロボノはまさに私の思うところとぴったり！年齢的にもキャリアの終わりが見えて来た今、「この町で老いていく」ということに、きちんと向き合いたく、生活の場所に心の拠点を作りたいと思ったことも参加の気持ちを後押ししました。

 

アートパラが 5年後、10年後にどんなカタチになっていて欲しいですか？

 

深川が越後妻有や直島みたいに「アートのために訪れる」旅の候補として、全国に知られたらスゴいですね。深川という名前の駅がないので、意外に場所を知られていなかったりしますが…。そしてアートパラの理念にのっとり、何らかのハンディがあるかたでも快適に楽しんでもらえる町づくりに向けて私たちが真摯に取り組むことを、5年後・10年後に繋げていきたいです。10年後、今回の実行委員の多くは爺さん婆さんになってますから、他人事じゃないですしね。

 

 

玲奈さん、ありがとうございました！

 

 

 

 

 

平井 有太

アーティスト

まずは、ご支援いただいた方がたへ、ひと言お願いします！

 

この度は暖かいご支援、ありがとうございました。世界の情勢が流動的で、多様性の振り幅が増していく昨今、昔ながらの下町気質が残る深川で開催される市民による芸術祭を支えてくださり、感謝申し上げます。一緒に、障がいを持つ方々の、むしろ私たちが忘れかけているものを思い出す、そして勉強させていただける感性と共生できますこと、楽しみにしております！

 

ところで、この実行委員会に関わったきっかけは何ですか？

 

私はもともと、世界のシーンと比べて閉塞感満載の日本のアート界を打破する可能性として、「アールブリュット＝生の芸術」に注目／期待をしてきました。広島の鞆の津ミュージアムでグループ展に参加（『原子の現場』2017）、福島のはじまりの美術館でアート展を企画（『ビオクラシー』2018）させていただいてきたのは、その理由からです。そして、大好きな深川を舞台にアートパラが開催されると聞いて参加表明するのは、自分にとってはいたって自然なことでした。お誘いいただいたことに感謝です！

 

アートパラが 5年後、10年後にどんなカタチになっていて欲しいですか？

 

参加希望者が後を絶たない、実行委員が常に入れ替わりその意義が引き継がれ、下町だからこそ違いを尊重し、謙虚さと学びの姿勢を忘れず、弱者に寄り添い、マイノリティを理解する「共生社会」を東京に、日本に、世界に発信するきっかけの場となっていることを願います。

 

 

平井さん、ありがとうございました！ 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。