第2弾! 紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から留学生を招こう

寄付総額

1,425,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
147人
募集終了日
2020年5月31日

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2022年03月10日 10:23

テンボの留学生活後半を振り返るエッセイ

 

時間が空いてしまいましたが、2020年秋学期~2021年春学期に本学に交換留学していた、ルワンダのプロテスタント人文・社会科学大学(PIASS)のテンボより、日本滞在後半期についてつづったエッセイが届きました。帰国後すぐに授業や卒論執筆で忙しくしているなかでも、ASCセミナーに参加してくれたり招へい者のFongnzossieさんの授業を聴講生として受講してくれたりしていました。

日本滞在記については、滞在中のひとつひとつの思い出を丁寧に思い起こしながら書きたかったそうで、じっくりと時間をかけて超大作を書いてくれました。ここでは、お世話になった皆さまへの感謝を記したイントロダクションと、イベントごとに振り返ったエッセイの要約版の和訳を紹介します。各イベントのエッセイは、それぞれのタイトルをクリックすると原文全文をご覧いただけます。

 

日本滞在前半期のエッセイはこちらよりお読みいただけます。

 

イントロダクションー僕の日本滞在記ー

 

 

このコロナ禍でも皆さんお元気でいることと思います。ここでは、2020年11月~2021年7月の僕の交換留学プログラムについて書きたいと思います。まず、直接的にでも間接的にでも僕の日本滞在をサポートしてくれた皆さんに心より感謝申し上げます。クラウドファンディングへの寄附で僕の渡航費と生活費の一部を支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。コロナ禍でかないませんでしたが、本当は皆さんと直接お会いしたかったです。現代アフリカ地域研究センターと大学の世界展開力強化事業(アフリカ)の皆さんにも感謝いたします。そして、マンツーマンで日本語を教えてくださった作田奈苗先生(TUFS留学生日本語教育センター)にも感謝しています。TUFSでは2020年秋学期に8つ、冬学期に2つ、春学期に11つの授業を履修。授業以外でも、たくさんの方々の助けを得てオンラインなり対面なりでさまざまな活動に参加しました。現在は母校PIASSで卒論に取り組んでいます。卒業後はTUFSの平和構築・紛争予防(PCS)専修コースか広島市立大学の大学院に進学したいと考えています。また、僕は現在、アフリカに関心のある日本人の学生・生徒をサポートするプロジェクトに取り組んでいます。日本が心から恋しいです。今では、話の中で何かと日本のことを例に取り上げるため、みんなから「ジャパニーズ・ボーイ」と呼ばれています。

 

MPJユースとの勉強会に参加して

 

 

2021年3月14~18日、アフリカに関心があり日本でアフリカについて情報発信する学生団体、MPJ Youthの活動に参加しました。14日には顔合わせをしたあと、PIASSの平和クラブのメンバーとオンラインでミーティング。15日には日本の伝統的な遊びを楽しんだあと、2つのグループに分かれて観光へ。グループのメンバーとはまるでずっと昔から知り合いかのようにすぐに仲良くなりました。そして再びPIASS平和クラブとオンライン・セッションを行い、日本とアフリカの文化を学び合いました。夜には友人たちの勧めでラーメンに挑戦し、好きな日本食のひとつに加わりました。16日にはルワンダのジェンダー家族推進省に関する講義がありましたが、これは日本語で行われたため参加せず、個人的に友人に会うため渋谷にある国連大学を訪問。17日にはシャルル・ムリガンデ元駐日ルワンダ大使によるオンライン・セミナーが行われ、ルワンダの教育システムの変遷について学びました。セミナー後にはグループのメンバーと東京スカイツリーや浅草を訪問。最終日の18日は夕方にルワンダの私立高校とオンライン・セッション。日中には前日とは異なるグループのメンバーと共に上野にある国立科学博物館を訪ね、その後もんじゃ焼きを味わいました。今回の勉強会では新しいことをたくさん経験することができ、メンバーの数人とはとても親しくなりました。2022年3月にはMPJ Youthとウガンダの大学をつなぐイベントに協力する予定です。

 

郁文館グローバル高校の仲間たちとの再会

 

 

来日前にルワンダで初めて会った郁文館グローバル高校の生徒たちと6月にようやく再会しました。高校生たちは日本文化についてプレゼンし、僕とアンリはそれぞれの母国(ウガンダとブルンジ)を紹介。高校生たちも僕たちも、お互いの国の文化をもっと知りたいと思い、次は僕たちが彼らの高校を訪問する、と約束しました。

 

宗像財団でのインターンシップ

 

 

日本でインターンをしたかったもののなかなか見つけられずにいる中、PIASSの佐々木和之先生が宗像財団を紹介してくれました。僕はウガンダにおけるコロナ禍のLGBTQ+を研究テーマに選び、ウガンダのLGBTQ+コミュニティの人々にオンラインでインタビューをするなどしリサーチを重ねました。

 

郁文館グローバル高校訪問、そしてお別れ

 

 

TUFSで再会した興奮がさめやらぬなか、僕とファブリス(アンリ)は別れの挨拶も兼ねて郁文館グローバル高校を訪問。学内を案内してもらい、生徒が必要とする設備がすべて整っているのを見ると、レベルの高い組織がしっかりしていて聡明な生徒を輩出する理由が分かりました。生徒たちから日本食などについてプレゼンしてもらったあと、アフリカに行ったことがあるグループと行ったことのないグループに分かれてもらいグループワークをしました。最後に僕はアフリカに関心のある日本人の生徒・学生に必要な情報を提供したりアフリカの学生につないだりする手助けをするプロジェクトを紹介。実際、このプロジェクトはすでに動き出していて、マケレレ大学やPIASSと日本の大学の学生をつなぐオンライン・ツアーを行いました。資金が得られれば将来的には基金化や組織化できたらと考えています。

 

金沢泉丘高校のプレゼンテーション

本学の高大連携担当部署の紹介で、石川県立金沢泉丘高校の高校生とオンラインで交流しました。あるグループは色付きソーラーパネルについて、あるグループは海外からの高校生を孤立させないためのアイデアを、それぞれプレゼンし、僕たち留学生が助言するというプログラムです。僕はまだ年若い高校生たちがグローバルな問題に目を向けその解決策を見いだそうとする姿勢に感銘を受けました。

 

横浜市立大学とオンラインセミナー

宗像財団の田中真奈代表の紹介で、横浜市立大学のゼミの学生に対し「コロナ禍でのウガンダの性的マイノリティ」に関するプレゼンをしました。15分のプレゼンのあと、真奈先生の手助けのもとで学生さんたちからの質問に対応。学生さんたちにとって初めて知ることが多かったようで、さらに深く知りたいという学生たちとは今も連絡をとっています。機会をくださった真奈先生に心より感謝しています。

 

お気に入りの場所

 

 

友人たちと明治神宮を訪問し歴史や神道の文化を学びました。また、高尾山へハイキングにも行き、天狗や修験道について学びました。

 

サブサハラ地域向け日本留学促進MVに出演

 

 

北海道大学が行う事業Study in Japan for Africaの留学促進のためのミュージック・ビデオに出演しました。僕自身、日本とアフリカの学生に知識を広めることに情熱を注いでいるので参加を決心したのです。寮から出て授業に向かうところや図書館で勉強している姿、またジムで運動しているようすを撮影しました。アフリカへ戻って以来、日本での体験を聞かれるたびに僕はこのビデオを見せています。

 

日本人の友人を母国ウガンダへ

 

 

ルワンダへ帰国後、日本に留学中に仲良くなったTUFSの学生、Reiが交換留学でPIASSに来ました。再会して友情が深まり、ほとんどの時間を一緒に過ごして互いに学び合っています。彼がルワンダ隣国を訪問したいと言っていたため、僕はクリスマス休暇に母国のウガンダへ帰省する際に連れていくことにしました。首都カンパラに滞在中はヴィクトリア湖やナイル川を訪れ、その後僕の故郷であるカセセへ夜行バスで移動。カセセ滞在中は兄の家に滞在し、赤道やクイーン・エリザベス国立公園、カトウェ湖の塩田などを訪れ、兄の家族と一緒にクリスマスを祝いました。また、キシンガにある故郷の村へ行ってReiさんを僕の両親にも会わせました。僕が日本人の友人を連れてきたと知って村中大騒ぎで、多くの人が僕たちが滞在中に押し寄せ、帰ったあとにも訪ねてきたそう。1週間の滞在後、Reiさんは年末をPIASSの仲間と過ごすためにひとり、ルワンダへ戻っていきました。今度はいつか、僕がReiの両親を訪ねたいです。

ギフト

3,000


留学生との交流会へご招待

留学生との交流会へご招待

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
②留学生からのサンクスメールをお送りいたします
③寄附領収書の発送

寄付者
86人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


留学生のフォトをお届け

留学生のフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生のフォトをお送りいたします
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

30,000


直筆メッセージ入りフォトをお届け

直筆メッセージ入りフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

50,000


ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①アフリカ写真集リーフレットをお送りします
②留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りいたします
③留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
④留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑤寄附領収書の発送

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①当センターの公式ウェブサイト内「現代アフリカ教育研究基金」ページ内にお名前を掲載させていただきます(ご希望に応じて)
②ルワンダ写真集リーフレット(12P)をお送りします。
③留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
④留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
⑤留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑥寄附領収書の発送

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

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