未来に希望を託しプロジェクト終了のご報告をさせていただきます
ご支援いただいた皆さまへ
アトリエYo-Kuよりお知らせです。
昨年思い切ってスタートさせたクラウドファンディングでは、全国の皆さまから温かいご支援をいただき、目標額1000万円を達成することができました。
全てを失い希望を失いかけた時、皆さまから寄せられたご支援、そして温かいお言葉には本当に力をいただきました。改めてこの場をお借りし厚く御礼申し上げます。
能登半島地震発生から1年半。
地震直後は一面焼け野原と化した朝市通りですが、今は公費解体も進み、以前とは全く異なる風景が広がっています。
アトリエYo-Kuといたしましては、アトリエ・ギャラリーの再建を今なお諦めることなく邁進しております。とはいうものの、私たちの思いとは裏腹に朝市復興計画は遅々として進まず、いつまでにというお約束ができかねますことを何卒ご了承ください。
この1年半を振り返りますと、筆舌尽くしがたい紆余曲折がありました。
2024年3月、仮設住宅に入居し生活基盤を整えると同時に、名古屋工業大学の北川啓介教授よりインスタントハウスを寄贈いただき、復興工房「パオ」と名付け、制作活動再開にこぎつけることができました。
一歩前進と安堵した矢先の9月のこと。能登半島を襲った豪雨災害で、その大切な工房とともに、道具や材料、そして作品が土砂に流され、再び絶望の淵に追いやられることになりました。

幸い、友人の力添えもあり、なんとか制作の場を確保し活動を再開しておりますが、本格的な活動再開には至っていないのが現状です。
お約束しておりましたオンラインショップもこのような事情により、当初の予定よりも大幅に遅れが生じご心配とご迷惑をおかけいたしましたが、7月7日7時よりついにオープンの運びとなりました。
オンラインショップURL
https://atelieryoku.theshop.jp/

オンラインでの販売は初めての試みで不慣れなため、オープン当初はいろいろとご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが、リターンのクーポンをお持ちの方をはじめとする皆さまにぜひご利用いただき、私たちの作品をお楽しみいただければ幸いです。
また9月には下記の通り被災後初の個展を開催する予定です。
「土の間の宴 畠中陽一展」
小杉画廊(川崎市中原区小杉町3-1501-1-304 セントア武蔵小杉A棟3F)
会期:9月27日(土)〜10月1日(水) 11:00〜18:00 (最終日16:00閉廊)
ギャラリートーク:9月28日(日) 13:30〜 「土の間の宴」(映像作品)
会場で皆さまにお会いできますことを心より楽しみにしております。
アトリエYo-Kuは皆さまからのご支援に感謝の気持ちを忘れず前を向き、制作活動を継続してまいります。
今後の活動につきましては、Instagramにてご報告させていただきますので、今後ともお力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
アトリエYo-Ku
畠中 陽一・久美子


















