プロジェクトの進捗報告

クラウドファンディングにご協力下さった皆様へ

ブルンジからこんにちは！

日本は暑い日が続くと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

ブルンジは乾期真っ只中です。

コロナの感染拡大は相変わらず抑えられています。

 

プロジェクトの進捗報告をさせて頂きます！

 

●バイオガスダイジェスター●

ブルンジ北西部の修道院兼孤児院にて、調理用ガスを生成するためのバイオガスダイジェスターを建設しました。

牛糞からガスを生成するために、試行錯誤を繰り返していますが、まだ安定的な生成には至っていません。

そこで、80年代に公共事業にてバイオガスダイジェスターを数多く建設した経験を有する老齢エンジニアの全面的な協力の下、改善を図っています。

最近取り組んでいる具体的な対策として、排水器を設置し、ガス漏れを点検し、その上で、一度全ての牛糞を取り出した上で精密に検査しています。

この後は、計算式に基づいて牛糞の投入量を増やし、投入する水を太陽光で温めた上で投入するようにする予定です。

経験豊富なブルンジ人エンジニアから技術移転してもらい、早く安定的にガスを生成できるよう、引き続き努力して参ります。

（牛糞の取り出し作業中）

 

●植樹●

およそ18,000本の苗木を、昨年11～12月頃に、周辺住民の協力の下で地域に植樹しました。

苗木は在来種が中心であり、成長の早いユーカリを一部含みます。

山肌に植えた苗木の成長具合を確認したところ、在来種は30cmほどの背丈に成長していることがわかりました。

木を切るのは一瞬だけれども、大きく成長するには時間がかかることを実感しました。

日本の皆様からのご協力を得て、未来への投資となる組織的な植樹ができたことを、心から嬉しく思います。

（植樹から8か月後の苗木）

 

●リターン発送遅延について●

大変申し訳ありませんが、来日が叶わないためリターン送付ができず、引き続きお待ち頂いております。今のところの来日予定は2022年3～4月です。

また、ご支援頂いた皆様にご覧頂けるよう、ダイジェスターそのものや、周辺地域の様子などをまとめた映像を制作中です。この映像についても、ガスが安定的に生成されるようになってから完結されるものですので、恐縮ですがしばしお待ち頂ければ幸いです。

 

引き続き応援頂けますと幸いです。

 

ドゥサベ友香＠ブジュンブラ