西日本豪雨災害、学生ボランティア活動レポート

 

 

学校名:慶應義塾大学

学年:2年

活動日:8月4、5日

場所:広島坂町、呉市

 

 

▪️現地の写真

 

呉 床下の土砂を土嚢に詰めてトラックが回収するために家の外に移動させました。

 

呉 床下の土砂

 

坂町 休憩中の写真。壁の上の方まで水に浸かった形跡が確認できる。また、床の上にまで土砂が積もったことも見るごとができる。

▪️具体的な活動内容

 

 初日 活動場所:坂町

 この日は送迎バスで坂町に行き現地でブリーフィング等を受けたあと7人の班ごとに分かれて活動開始しました。酷暑の中激しい活動をするので15分活動し10分休む、を繰り返しました。手伝わせてもらったおばあさんの家は泥が高さ40cmぐらいまで積もっており、清掃するのに相当体力を使いました。ただ、泥の中からおばあさんの車椅子が出て来たときは心から来てよかったと感じました。5時間ほど活動した後にバスに乗り広島に帰還しました。

 

 3日目 前日同様に7時に集合場所に行き待機していたところ、前日同じの班だったおばさんが弁当を作って来てくれて非常に嬉しかったです。東京では味わえない人の温かみを感じることができました。この日は呉で活動しましたが、海上自衛隊の基地がある海辺ではなく、山奥の場所でした。現場は坂町よりは酷くなかったですが床下に大量の土砂がたまっておりました。さらにその土砂にカビが生えていたためかなり臭いがしました。大変な作業ではありましたが班で流れ作業を行なったためスムーズにことが進みました。手伝わせていただいた家から百メートルぐらいのところでは1人亡くなったらしく、土砂崩れのパワーがひしひしと感じました。

 

▪️現地に行きどんな発見、学びがあったのか?

 もともと私が抱えていたボランティアに対する疑念は解消できませんでした。想像していた通り自衛隊や警察、消防などに比べて意思伝達能力、集団で活動する能力が相当低いことがわかりました。例えば、集合時間に間に合わない人が多かったり命令がしっかり行き渡らなかったりするケースが度々発生し、活動時間が短くなってしまいました。

 しかし、これまで意識したことのない災害ボランティアの意義や大切さをいくつか見つけることができました。ボランティアが多いと被災地に色々な地域からの人が来るため、適切な言葉ではないが多少賑やかになりました。それによって被災者たちがいくらか明るくなったと感じました。

 もう一つ災害ボランティアの特徴をあげるとすれば、自衛隊や消防が活躍できないところで貢献することができる点です。私がいた班のリーダーによると、基本的に自衛隊などは各家に入って土砂をかき出したりする作業はしないらしいです。そこは個人が行う領域として区別させています。しかし、被災者の中には1人暮らしの高齢の方がいらっしゃいます。そうした方が家全体の土砂をかき出せないので一人でもボランティアに行くと相当助かることがわかりました。災害ボランティアは被災者の暮らしにより寄り添った活動ができるということを痛感しました。

 

▪️一番印象的だったことは?

 一番印象的だったことは坂町で活動したいたときに土砂の中からおばあさんの車椅子が出てきたことです。そこでボランティアの意義に気づくことができました。もしボランティアがいなかったらあの車椅子に頼っていたおばあさんは何もできなかっただろうと思うと本当に今回災害ボランティアに参加できてよかったと思います。

 

▪️自由記述(感想、伝えたい思いなど。)

 災害大国であり、かく少子高齢化が激しさを増す我が国では今後ボランティアがさらに大切になってくることは明らかです。もしまた災害があれば微力ではありますが、また災害ボランティアに参加し、できることをやりたいと思っています。

 

▪️クラウドファンディング支援者へ一言

 ご支援本当にありがとうございました。おかげさまで自分なりに最大限の貢献ができたと思います。本当にありがとうございました。

 

 

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