学生ボランティアからの活動レポート NO.10

 

 

西日本豪雨災害、学生ボランティア活動レポート

 

 

学校名:神戸大学大学院

学年:修士1年

活動日:2018年8月7日

場所:岡山県倉敷市真備町箭田地区

 

 

活動レポート

 

1.ボランティアセンターの拠点から見える風景。まだ歩道が完全に砂に覆われている。

 

2.歩道橋下に放置された泥だらけの自転車

 

 ボランティアは5人1チームで従事しました。リーダーとタイムキーパーを決めて、ボランティアセンターの方からは熱中症を防ぐために、20分以上の作業をしないこと、少なくとも10分は休憩をとることを強く伝えられました。

 私たちのチームは午前に1件、午後に1件の計2件の活動をしました。1件目は、浸水した床下の土砂出し作業でした。8畳ほどの部屋で、小さいスコップを用いて粘土質の土砂をかき出し、土嚢に詰めていきました。土はまだ湿っていて、こぶし大の石や木の根っこが混ざっていました。お庭の植え込みや立木もまだ砂をかぶっていて、浸水の高さを物語っていました。

 2件目では、家財道具を軽トラックに積み込む作業でした。家の敷地内のひらけた場所に、周辺の家から集められた家財道具が山積みに置いてありました。タンスや掃除機だけでなく、食器やはがした壁、木材などもあり、ものすごい量でした。それらを軽トラに積み込みやすいようにまとめたり、土嚢に詰めたりと工夫しましたが、時間内に3分の1程度しか片付けできませんでした。濡れているものも多く、ゴム手袋は必須の作業でした。

 

▪️現地に行きどんな発見、学びがあったのか?

 片付けの進んでいない家屋の多さや道端の瓦礫の山などから、人手が不足していることが見て取れました。今後は廃棄物の回収など、専門的な技術を要する作業が増えるため、さらに人手不足になることが懸念されます。災害後の復興には思っていたよりもかなり時間がかかってしまうことに気づきました。

豪雨以降はあまり雨が降っていないので、人通りの少ない通りや歩道は土に覆われていました。道に残された土を取り除くには、高圧洗浄機などを使う必要があるようでした。

 

▪️一番印象的だったことは?

 一番印象的だったのは、家財道具や瓦礫の多さです。バスの車窓から見えた手付かずの山は1km近くも続いており、被害の大きさを表していました(写真3, 4)。また、歩道の端に木材が積んであるところや、自転車が泥だらけのまま放置されている(写真2)のを見て、辛くなりました。少しでも早く被災地の方々が日常に戻れるように尽力したいと思いました。

 

3.バスの車窓から見た真備町の様子。車も泥だらけになっている。

 

 

4.バスの車窓から見た真備町の様子。住宅の窓は開け放たれ、人気がなかった。このような家財道具の山がしばらく続いていた。

 

▪️自由記述(感想、伝えたい思いなど。)

 私は個人参加でしたが、サークルや市の派遣するボランティアバスなども利用して、もっとたくさんの学生に参加してほしいと思いました。現地のボランティアセンターの設備が整っていて、初めての人や遠方からでも参加しやすいと感じました。被災地にはボランティアに限らず、今後も継続した支援が必要だと思います。サポートを万全にしてくださったボランティアセンターの方々に感謝したいです。

 

▪️クラウドファンディング支援者へ一言

 この度はご支援を賜り、本当にありがとうございました。支援者の方に支えられているという思いから、頑張ろうと思えました。今回のボランティアを通じて、災害はいつも身近にあり他人事ではないと改めて認識しました。またボランティアに参加したいです。1日も早い復興を願って、私にできることをこれからも続けていきたいと思います。

 

5.ボランティアセンターにあったメッセージボード

 

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