学生ボランティアからの活動レポート NO.11

 

 

西日本豪雨災害、学生ボランティア活動レポート

 

 

学校名：神戸大学

学年：２

活動日：8月16日(木)

場所：岡山県倉敷市真備町

 

 

活動レポート

 

▪️現地の写真

 

 

▪️具体的な活動内容

　真備町では豪雨のために小田川が氾濫し、町が冠水する被害がありました。今回は１階が浸水被害を受けたお宅の清掃作業に入らせていただきました。事前に床板や壁ははがされており、剥き出しになっている基礎の部分をほうきで掃いたり、ボランティア受け入れをしてくださった真備ベースさんが持ってきた高圧洗浄機を使ったりして泥を落としていきました。

 

▪️一番印象的だったことは？

　単純にたまった泥をかき出す作業などは土砂災害の現場で行ったことがあるのですが、私にとっては浸水被害を受けた住宅の清掃作業という活動は初めての経験で、想像していたよりもはるかに困難な作業であることが印象的でした。こびりついた泥を人の手だけで落とすのは大変ですし、床下をきれいにするということで体勢や身動きも制限されるのがとてもしんどかったです。結局一日では全体の３分の１ほどしか作業が終わらず、住民の方の苦労がしのばれました…

 

▪️自由記述（感想、伝えたい思いなど。）

　発災から１ヶ月が経ち、正直なところ被災地への世間での関心も薄れてきているような気がしています。実際に行ってみても、町は一見片付いているようでしたが、ごみ集積場には今も多くのごみが集まっていましたし、浸水被害を受けた住宅などは外見からは想像もつかないような酷い状態であることがわかりました。大地震のように多くの建物が倒壊するようなことがなかったとはいえ、「自分の持つ家で普通に暮らせる」状態を取り戻すにはまだまだ長い時間が必要なのだと思います。

 

▪️クラウドファンディング支援者へ一言

　学生の身で災害ボランティアに参加するのに金銭面の悩みはつきものです。今回はこうした申請がしやすく、また対応の素早い助成金があったことで大変助かりました。ありがとうございました。