西日本豪雨災害、学生ボランティア活動レポート

 

 

大学名:中央大学

学年:3年

活動日:2018年8月28日

活動場所:広島県安芸郡坂町森浜地区

 

活動レポート

 

 まず、私がボランティア活動に参加しようと思ったきっかけとして生まれが広島県だということがあります。人生の大半は千葉県で過ごしましたが、広島県には特別な思い入れがあります。災害発生時には、何とも言えない気持ちになり何か力になりたいと思いました。

 私が参加させていただいたのは、坂町災害たすけあいセンターでの活動でした。近隣の小学校のグラウンドが駐車場になっており、車を停めそこから職員の方が車でセンターまで送迎してくださいました。

 

 

センターに到着後、受付を済ませ、地区ごとに分けられます。私は、センター周辺の森浜地区で活動することになりました。

 

 

 センターには、全国から寄付された飲み物や塩分タブレットなどの食品、タオル、長靴、軍手など予想以上に物が揃っていることに驚きました。センターの至る所に寄付されたダンボールがたくさん積まれていました。

 職員の方から説明を受け、いよいよ活動がスタートしました。私のグループは、午前と午後で1軒ずつ、1日で2軒のお家で活動させていただきました。

 

 

 午前中はこちらのお家です。写真では見えませんか、この下に土砂が溜まっており、それを掻き出して土嚢袋に入れる作業をしました。そして、こちらのお家の方に話を聞くことができ、当時の写真をたくさん見せていただきました。お家は2階建なのですが、水は1階全部を襲い2階に避難していたそうです。救出ボートで逃げる事ができ、その後3日間は家に戻ることができませんでした。戻ってきてみると、家の前に駐車していた車は横転し、土砂が積み上げられ、壁に付いているはずのキッチンが剥がれていたそうです。水の力は本当に怖いと思いました。そして、このお家はどうするんですか?と聞いたところ、壊すことになっていて、土砂の除菌をしないと近所迷惑になるから今手伝ってもらっているとおっしゃっていました。そのお家は昔からあり、生まれてからずっと住んでいたそうです。災害という自分ではどうすることもできないことによって、突然思い出の家がなくなってしまうことは心が痛いと思います。

 その後お昼休憩を挟み午後の活動をしました。そちらのお家では、家と塀の間に埋まっている土砂を掻き出して土壌袋に入れる活動しました。午前に比べて日差しがあったので暑くて過酷でした。

 以上が、1日の流れです。私は、1日だけしか参加することができませんでしたが数日間参加している方が大勢いらっしゃいました。逆に、私たちのような初めての参加は少数派でした。被害の爪痕はまだ残っているのに対し、ボランティアの数が多いようで少ないと感じました。それに、活動内容も体力が必要とされるのに対し体力のある若い人が少ないように感じます。この支援は、とても地道で時間のかかるものだと思います。結局ほとんど貢献できていない自分がとても悲しく悔しいです。1日が終わった後、帰宅後、気持ちはずっともやもやしています。1日でも早い復興のためには、若い人の力が必要です。同じ人ではなく、もっと多くのいろんな人が現地に来るべきだと思います。そのためには、東京の学生である自分に何ができるかもっと考えてアクションを起こしたいです。

 最後になりましたが、クラウドファンディングで交通費を支援していただいた皆様、本当にありがとうございました。この取り組みはとても素晴らしいと思います。学生の多くは行きたい気持ちはあるけど多額の交通費を払うことに懸念してしまう人は大勢います。私も若者のボランティアへの一歩を踏み出しやすくする取り組みを考えていきたい、被災地へのアクションを起こしたいという気持ちになることができました。これを具体化するために、より一層頑張ります。

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