西日本豪雨災害、学生ボランティア活動レポート

 

学校名:上越教育大学大学院

学年:修士2年

活動日:2018年8月7日(火)~8日(水)

場所:岡山県倉敷市真備町

 

 

活動レポート

 

▪️現地の写真

 

 

▪️具体的な活動内容

 活動した2日間は、土砂の撤去、運搬作業が主でした。家具の搬出もあり、体力作業を多く行いました。

 

▪️現地に行きどんな発見、学びがあったのか?

 現地に足を運ぶことで、被害の実際を把握できました。人手不足や熱中症への警戒は活動以前から聞いていましたが、現地に行くと人や道具を運搬する車両(特に軽トラ)が不足しているのが深刻な問題でした。(活動当時)人の送迎ができないことで、サテライトから活動場所まで離れている地域の作業が遅れてしまい、軽トラが不足していることで、がれきや使えなくなってしまった物などの運搬が追いついておらず、道路沿いに次々と積まれて運搬を待っている状況でした。

 夏休みということもあり、私を含め学生を中心とした若い世代が活動に参加している姿が多く見られました。また、様々な専門的知識を持ち合わせている方々がグループを組んで活動を行ったので、専門性を生かした的確な指示が飛ばされ、効率的に作業を進めることができました。わからない作業内容をわからないまま進めるのではなく、共に活動する仲間や依頼者様と相談をして作業内容を確認したので、結果として事故やトラブルなく2日間の活動を終えることができました。

 被災をされた方にお話しを伺うと、口をそろえて「まさかここまで水があがるとは思わなかった。」と言われていた。近年水害による大規模災害が増えている。災害が少ないといわれていた地域も例外ではなく、全国どの地域においても事前の対策、特にハザードマップの確認や避難場所の確認等をするなどして「逃げ遅れ」の人を1人でも減らす努力をする必要があると感じました。

 

▪️一番印象的だったことは?

 浸水被害の広さ、高さが印象的でした。決壊をした川から相当離れた地点においても浸水被害を受けており、かなりの量の水が市街地に流れ込んだことがわかりました。

 また、浸水高も4~5メートルに達している地域があり、住居の2階部分まで浸水した建物が多くありました。

 普段私たちは水を必要として生きていますが、その水が時にはこのように人々の生活を壊してしまう脅威にもなりうることを改めて認識しました。

 

▪️自由記述(感想、伝えたい思いなど。)

 現地へ足を運んで初めてわかる情報が多くありました。人手だけでなく、車両も不足をしていることや、被害の範囲・浸水高の実際、「まさかここまで水が来る、あがるとは思わなかった」という現地の方の声など、被災地の“いま”を多く知ることができた2日間の活動でした。前述したように、被災した範囲があまりに広いため、時間がかかる点や、あまりの酷暑で作業時間に制限をかけねばならず、多くの人手を必要としている現実がありました。

 近年、毎年のように自然災害による被害が、全国のあらゆる地域で発生しています。同じような規模の災害で悲しむ人が1人でも減るよう、「自分のところは大丈夫だろう」という思いを一度捨てて、住んでいる地域のハザードマップや避難場所の確認、有事の際の早期行動を心がけてほしいです。これが、被害の爪痕を見て最も感じたことです。

 

▪️クラウドファンディング支援者へ一言

 皆さまのご支援があって、今回西日本豪雨被害のボランティア活動に参加することができました。心より御礼申し上げます。

 現地でのボランティア活動は、私たちに豪雨災害の恐ろしさを学ばせてくれるだけでなく、そこで出会う方々とのつながり、技術の伝承、物事を捉える視野の拡大など、多くの学びをもたらしてくれました。

 被災地域は、復旧・復興に向け一歩ずつ歩みを進められていますが、そのゴールはまだ見通すことができず、相当な時間、人手、お金を必要とするように感じました。私も、アルバイトの収入を利用して再度被災地を訪問したいと考えています。支援者の皆さまにおかれましても、被災地への継続的なご支援をいただけますと、復旧を加速させる一助になると思っております。

 改めて、この度はご支援をいただきまして、ありがとうございました。

 

新着情報一覧へ