「ブルンジって聞いたこともなければ、どんなところかもわからないよ…」

こんな質問に答えるべく、簡単にブルンジという国について、ご紹介したいと思います。文章の最後には、私がこのプロジェクトに賭ける想いも綴っているので、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

(ブルンジの国旗)

 

【ブルンジ基本情報】

ブルンジ共和国は、東アフリカのルワンダや、タンザニアに隣接する、小さな内陸国です。国土は日本の四国の約1.5倍です。そんな小さな国に、現在は1000万人を超える人口が密集していると言われています。

(赤く小さく塗りつぶされた国がブルンジです)

【旧宗主国】

ブルンジは1962年7月1日にベルギーの委任統治から独立しました。そのため、ベルギーの公用語であるフランス語が公用語になっています。

 

【宗教】

宗教はカトリックが多いです。続いてプロテスタント、伝統宗教、その他イスラム教など少数宗教があります。地方に行くと大きな教会がたくさんあります。

 

【言語】

公用語は、現地語のキルンジ語(ルンディ語)と、フランス語です。最近は英語を話せる人も増えてきています。初等教育ではこれに加え、東南部アフリカで広く話されているスワヒリ語も教えられているようです。スワヒリ語はケニアやタンザニアで公用語とされています。

 

【食事】

ブルンジはとても食事がおいしいです。特に魚がおいしいです。ブルンジが面するタンガニーカ湖で魚が採れます。他には、キャッサバ、メイズ、その他野菜などが食べられています。

(ブルンジの美味しい魚料理)

 

(メイズ)

 

(キャッサバと野菜)

 

【農業とコーヒー】

国民の9割は農民で、そのうち半分以上がコーヒーの栽培によって生計を立てていると言われています。

 

(コーヒーを収穫するブルンジの農民)

 

しかし、少ない土地に対して、人口が増え続け、農地は足りず、整備もされていないため、多くの人が苦しい生活を送っています。またコーヒーやお茶などの一次産品の輸出は国際価格に左右されるため、収入は安定しません。しかし、こうした一次産品の輸出が外貨収入の一翼を担っているのが現状です。経済の多角化が必要です。

この国の人口の8割は、一日1.25ドル以下で生活する、「最貧困層」に位置すると言われており、間違いなく世界最貧国の一つに分類されます。

 

(首都に出稼ぎできて、建築業に勤しむ女性たち。日給は日本円でたったの200円)

 

【ルワンダとブルンジ】

この国の民族は、大きく分けると多数派のフツと、少数派のツチ、伝統的生活を守るトゥワに分類されます。

この民族の名前を聞くと、1994年のルワンダの大虐殺を思い出す方がいらっしゃると思います。ルワンダでは1994年に、多数派のフツが、少数派のツチと穏健派のフツを虐殺し、100日間で80万人の人が亡くなったと言われています。

 

実は、ルワンダとブルンジの民族構成・民族比率は同じです。ルワンダの大虐殺は映画にもなり、とても有名ですが、実はブルンジでもルワンダの虐殺より前に、虐殺がありました。1965年、1972年、1988年、1993年~と虐殺は複数回、しかも計画的に行われました。内戦時の犠牲者を除いても、推定30万人の人が虐殺されたと言われています。ルワンダ大虐殺の犠牲者と比べると少ないとはいえ、同じ民族構造で、たくさんの人が殺されました。

 

ルワンダとブルンジは、よく「双子」と称されます。ルワンダは虐殺より20年、奇跡の復興と言われる経済発展を遂げ、今も成長を続けています。海外からの投資もたくさんあり、治安もアフリカで一番と言っていいほど、良いです。

一方でブルンジの虐殺は知られておらず、石油などの資源や、観光資源がほとんどないため、海外からの投資も少なく、経済が伸び悩んでいます。英語が通じにくいということも原因となっています。

 

更に、2006年まで続いた紛争と、気候変動の影響で、農地は荒れてしまい、ブルンジの貧困を助長する一因となっています。

 

【課題】

ブルンジはたくさんの課題を抱えています。貧困が一番大きな問題ですが、それに結びつくたくさんの問題が、また存在しています。特にストリートチルドレンや孤児、遺児が多く、たくさんの子どもが生命の危機に瀕しています。

(お金を稼ぐために、水を運ぶ子ども)

 

(ストリートで暮らす子どもたち)

 

無関心を無くし、もっと多くの人にこの国のことを知ってもらいたい!

 

ブルンジに対する国際社会の関心はとても薄いです。私の知人でも、ブルンジという国名を知っている人が珍しいほどです。

ブルンジはたくさん課題を抱えていますが、ブルンジの現状が報道されることはほとんどありません。

しかし問題は確かに存在します。

 

問題の多さに圧倒され、無力だと感じる方もおられるかもしれません。しかし、一人ひとりは無力ではなく、微力なだけだと私は信じています。

 

(知ることで世界は変わる!)

 

だから皆さんにもできることとして、まずはこの国に関心を持ち、知っていただきたいという思いから、このプロジェクトを進行しています。

 

そして知ったことを他の人に伝えていただくことで、より多くの人がブルンジを知ることができます。そうすれば、問題が認識され、行動につながると信じています。

 

私は行動する人を何人も増やしたいのではありません。行動する人は、100万人に1人でも構わないと私は思っています。大切なのは、その一人を何人の人が支えているかだと思っています。

 

このプロジェクトも同様です。たくさんの人の支えがあってこそ、資金調達が達成され、日本とブルンジの間に「架け橋」がかかると思っています。

 

ブルンジ人は、他を尊重し、客をもてなし、穏やかで前向きな国民性を有しています。長年続いた紛争が終結し、「これから自分たちの国を立て直していこう」という気持ちが、彼らからは強く感じ取れます。

 

(この子どもたちが平和な未来を創ります)

 

私は、日本とブルンジはお互い必ず良いパートナーになれると信じています。ブルンジ人の気質には、日本人に似たところがあるため、きっとうまくやっていけます。

 

ブルンジと日本の間に文化交流の架け橋を架けたい!

20歳学生の無謀な挑戦ですが、どうか暖かく見守ってください。

 

最後まで拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

森口雄太

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