
支援総額
目標金額 2,040,000円
- 支援者
- 161人
- 募集終了日
- 2021年8月29日
自転車クラブの設立って何?
おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は7月22日。クラウドファンディングがスタートして3日目となりました。
昨日の時点で19名の方からご支援いただきまして、総額は286,000円。自転車の台数にして24台分となります。目標設定金額の14%となりました。「最初の5日間で20%を超えると達成の可能性がぐっと高くなる」と昔Readyforのキュレーターさんに教えてもらったので、まずはそこを目指してがんばります!!
今日は自転車クラブのことを書きます。
多くの子ども達がこちらの写真のように自転車を使って通学しているのですが、舗装されていない道路を通るため当然自転車の痛みはとっても激しいのです。修理をしなければすぐに乗れなくなってしまいます。
今回のプロジェクトで自転車には修理キットもセットでプレゼントします。そのことは昨日の新着情報でご紹介しました。(https://readyfor.jp/projects/cam-bi2021/announcements/176685)するのですが、並行して自転車をもっと活用してもらおうと取り組んでいるのが自転車クラブの設立です。
自転車クラブを設立する理由は3つあります。
1つは自転車を修理する拠点があった方が便利だからです。
自転車には修理キットを付けますが、事情によっては修理ができないかもしれません。そんなとき自転車屋さんの代わりとして中学校に自転車クラブがあって修理できると良いと考えました。
2つ目の理由は自転車の「引き継ぎ」です。
中学校を卒業してもし自転車が不要になった場合に、次に自転車を必要とする中学生にその自転車が渡る仕組みがあれば永続的な支援につながります。その拠点として自転車クラブが機能すれば良いと考えています。こちらの写真は中学校の先生が作ってくれた管理表。高校に進学すれば自転車は継続して使えることになっています。
3つ目は子どもの就労支援です。
カンボジアの首都プノンペンでは移動手段として自転車が数多く利用されています。そして自転車屋さんも多くあります。自転車クラブで自転車整備の技術を身に付けた中学生は将来自転車屋さんに就職したり、自分で自転車屋さんを開く可能性もあります。
自転車クラブ設立のときのあるある・・・
「プレゼントした自転車をメンテナンスしながら大事に乗ってね!」というのが最初の主旨だったのですが・・・

「どんなけ修理するね~ん!!」 自転車クラブが設立されると聞いた子ども達は、「僕の自転車も修理したい!!」「私のも!!!」と出てくる出てくるわんさか自転車!こちらの写真、日本だったら完全に放置自転車の朽ち果てた姿・・・でも現役なのです。でもブレーキワイヤーが無くなっていたり、タイヤが大きく裂けていたり乗り続けるには危険な状態のものがいっぱいです。

このような状況、どこの中学校に行っても同じでした。
こっちの自転車はまだマシ?(写真写りがいいだけです(^_^;))

「私のも修理してほしい~!!」という行列。
なので訪問したらいつも大修理大会がすぐに開かれます。

タイヤの交換。安全のためにと、軍手も併せて日本から持っていくようにしています。「軍手なんてカンボジアにもあるでしょ?」はい。ございます。でも安田にはずっとこのプロジェクトに協力してくれている友達がいて、彼の工場で軍手を作っているのです。その名も泉州作手紡績(https://www.senshusakute.com/)。

女子も修理に参加。ここで男子がすかさずサポートしてあげるとモテモテなんだけどねぇ・・・男子中学生はだいたいがとってもシャイなので「手伝ってあげるよ!」なんて気軽に声をかけられません(^_^;) だから安田の方から「手伝ってあげなよ!!」って背中を押してあげると手伝う方も手伝ってもらう方も恥ずかしそうに笑います。自転車クラブから生まれる恋・・・自転車クラブカップル・・・いいなぁ・・・甘酸っぱい!!!(安田妄想)

たくさんの自転車を修理しますから、すぐに交換用部品は枯渇してしまいます。こちらは2016年に設立した自転車クラブの工具箱。案の定、消耗品はすべてなくなっていました。だから2017年に再訪問し消耗品を補給したんです。なので一度設立された自転車クラブには年に1度の補給が必要。そのためリターンには「新設または継続支援」と表記させて頂いています。

そのときに集まってきてくれた子ども達。2016年にプレゼントさせていただいた自転車を大事に乗ってくれていました。交換部品を追加したのでまだまだ長く乗れそうです!!

最後に自転車クラブの設立目的には無かった別の効果も。こちらの写真の左側に写っている彼。お父さんが自転車屋さんです。いつもお手伝いしているので自転車修理は得意中の得意。だから安田はすかさず「きみ、部長に任命!!」と一言。そしたら新米部長さんはすごい仕事ぶりを発揮してくれました。それは「自ら率先して修理する」ことはもちろん、「修理の仕方を他の子どもたちに教える」ことまでやってくれました。もう立派なコーチ、監督さんです。「お父ちゃんの仕事手伝ってて良かった!自転車クラブはおいらが活躍できる場所!!」となるわけです。リーダーシップを育む場にもなっていきます。
誰かが活躍できる場を提供できるというのは最初思ってもみなかった自転車クラブの効果でした。うれしい誤算です(^^)
このような自転車クラブが現在22か所できました。パーツ補給の規模は毎年大きくなっていきます。そして新しいクラブの設立もまだまだ必要なのです。
支援金額が大きくて恐縮なのですが、自転車を長く乗るために不可欠な自転車クラブ。皆さまからのご支援、お待ちしております。
今日は自転車クラブのことを中心に書きました。最後までお読みいただいてありがとうございました!!
リターン
5,000円

現地の様子をお写真でお伝えします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
6,000円

カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個
- 申込数
- 35
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
5,000円

現地の様子をお写真でお伝えします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
6,000円

カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個
- 申込数
- 35
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月

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