支援総額
目標金額 360,000円
- 支援者
- 78人
- 募集終了日
- 2014年5月9日
花札の絵柄解説【7月】
こんにちは!
4月に入りまして、当プロジェクトも約半分の日数が経ちました。
嬉しい事にもうすぐご支援額が目標達成額の4分の3に到達しそうなところで、少しずつゴールが見えてきた思いです。これも全てご支援いただいた方、宣伝にご協力くださっている方、暖かいご声援をくださる方みなさまのおかげでございます。本当にありがとうございます。
さて、7月の札は萩です。
タネ札のイノシシの代わりにカンブリア古生物の人気者のひとり、ハルキゲニアに登場してもらっています。
ハルキゲニアは他の生き物とは似ても似つかない姿で、発見当時は「ひょっとしたら他の生き物の一部なのかもしれない」と思われていたほど。
「幻覚のような」という意味合いの学名を付けられたのも「いずれ他の動物の一部と判明すれば名前が消えてしまうだろうから」と思われたせいかも…などと想像してしまいます。
最初の復元が上下が逆さまだったというのは有名な話ですが、現在の復元図でも頭(もしくはおしり?)の膨らんでいるものや片方が二股に分かれたものなど、文献によって姿がイマイチ定まっておらず、本当に「幻」のような生き物です。
(私の調べ方が浅いせいも多分にあるかもですが…)
この絵で私が頭のつもりで描いている方が実はおしりだった、なんて事も実は充分にありうるのですが、「花札としてもなるだけ違和感なく作画する」というのも、今回の私の目標にしているので「元の札のイノシシの鼻面に一番近くなる」事を優先して、他のことは割りきってしまいました。
タンとカス札にはワタシ的に「枝っぽく見える」カンブリア生物3種を入れました。
左から「ダリイア」「ヴァウヒア」「ワプティキア」です。
ダリイアとワプティキアは藻類の仲間です。あまり有名な生き物ではありませんが枝分かれのシルエットがどちらも大変美しく、小さな生き物たちはこういう藻類の枝などに隠れながら生きていたのかな、と想像をかきたてられます。
ヴァウヒアは他の2種とは違って海綿の仲間です。たくさんの化石が発見されているそうで、よくカンブリア紀の海の風景のイラストで、アノマロカリスやオパビニアたちが泳いでいる背景に描かれているのを見かけます。
リターン
2,500円
花札完成品…1個
記念デザイン缶バッジ…1個
- 支援者
- 56人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
花札完成品…2個
記念デザイン缶バッジ…1個
アノマロカリスぬいぐるみ(小)…1個
箱、もしくは説明書にお名前掲載
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 11
30,000円
花札完成品…5個
記念デザイン缶バッジ…1個
アノマロカリスぬいぐるみ(大)…1個
箱、もしくは説明書にお名前掲載
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 2