【募集期間終了】多くのご支援・ご協力をいただきまして厚く御礼申し上げます。

新しい視覚障がい者用の石突を開発した金沢大学附属特別支援学校 教諭 吉岡学です。

この度、322名の方々から本プロジェクトにご支援及びご理解いただき誠にありがとうございました。

視覚障がいのある方々から一番困難を有することは何か？と聞くと必ず返ってくる言葉が ”安全に一人で移動すること” という言葉です。

白杖を使って一人で安全に移動ができるようになるには、系統的な歩行学習を専門家（歩行訓練士）とともに行い、さらに、機能性の高い白杖や石突を使用することが必要です。しかし、いずれの方法も上手く機能しているとは言えないのが現状です。

視覚障がいのある方が安心して移動するための路面情報を提供し、操作性の高い石突を10年の月日を費やして完成させました。完成に至るまでには、多くの視覚障がい児・者からご協力をただきました。

この場をお借りして、感謝申し上げます。

そして、今回のプロジェクトにご支援いただいた方々のお気持ちを胸に、これから「新開発の石突を全国の盲学校の子ども達に使ってもらいたい！」という当初からの目的の実現に向けて進みたいと思います。

本プロジェクトの開始時は、目標達成できるのだろうかと心配で眠れなくなる日もありましたが、皆様からの温かいメッセージや熱い応援メッセージ、そして、視覚障がいのある方々からの貴重なメッセージなどを沢山頂き勇気づけられました。心から御礼申し上げます。

これから実際に石突を全国に届ける「石突マラソン」の実現に向けてスタートさせていただきます。

また応援のほどよろしくお願いいたします。