いつかこの地にワイナリー。立科町のブドウ畑を拡大したい。

プロジェクトも残り9日（5/31まで）となりなりました。リターンのご購入を検討頂いている皆さまにおかれましては、以下をご一読の上、ご検討頂ければ幸いです。

リターンをご購入頂いた皆さまにはお待たせしておりますが、6月に入りましたら順次、発送してまいります。もうしばらくお待ちください。

今回はそのリターンである「ワイン」「加工品」「宿泊券」の関係についてご説明します。

ワインを美味しく飲むために

私はワイン用ブドウを栽培し、できたワインを販売していますが、ワインとのマリアージュを念頭に、ブドウの一部をワイン以外の加工品に回しています。シャルドネを使ったワインビネガー、そのワインビネガーを使った万能ソース、シャルドネと塩麴で作った肉用ソースなどです。

ワインの味わいに影響を与える要素とは何か。まずその一つはワインを「何と飲むか」ではないでしょうか。ワインと同じシャルドネで作ったワインビネガーや各種のソースを使ったお料理とシャルドネを合わせたら、美味しいに違いない。また、食事をしながらそれらの加工品とワインとの相性や、どんな料理に使ったらより美味しくワインを飲めるか、そんな語らいができたら楽しいに違いない。そう考えたのです。

そして「どんなワインか」もその味わいには欠かせない要素です。想い出が満載のワインは一味も二味も違うものです。カラリアハウスは農（林漁）業体験民宿です。ヴィンヤードにてブドウ栽培の作業を体験し、適度な疲労感や達成感でリフレッシュ。その後温泉にでも行って汗を流し、ヴィンヤードの向こうに落ちる夕陽を見ながらワインを飲んだらさぞ美味しいに違いありません。

一方、ヴィンヤードは駅やバス停留からは距離があるため、車でのアクセスとなります。ドライバーは飲めず、楽しさ半減となってしまいます。カラリアハウスは築70年の古民家をリフォームした小さな宿です。壁紙やタイルも貼っておらず、お風呂はなくシャワーのみ、食事は宿泊者による自炊が基本です。そんな宿ではありますが、本格的なピザ窯でピザはもとよりいろいろなオーブン料理を作ってウッドデッキにて夕陽を眺めながら舌鼓を打つ。この場所ならではのひと時です。

カラリアハウスにお越しの際は、是非ピザ窯を使ったお料理にて、ワイン、ワインとのマリアージュをお楽しみください。

目指すワイナリーの姿

私はワインを美味しい飲み物としてではだけではなく、豊かなライフスタイルを実現するためのアイテムとしてご提案できればと考えています。丁寧に育てたブドウから造る美味しいワイン、ここに来ると楽しい、気軽な感覚で文化・芸術に触れられる、知的好奇心がくすぐられる、情緒が落ち着く・ほっとする、ここに集うtrust associates（信頼できる仲間たち）から刺激をもらえる等々、人それぞれの価値観に基づく癒しの場を提供したい、そう考えています。次回、ワインの味わいに影響を与えるもう一つの要素「誰と飲むか」とあわせて、そんなことについてもご紹介したいと思います。