支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 127人
- 募集終了日
- 2021年1月29日
【土佐塾学園】筋肉について学ぶ僕たち、パワープレートを導入したい!
#子ども・教育
- 現在
- 1,188,000円
- 寄付者
- 77人
- 残り
- 11日
24時間介護を行う医療ケア児の親に休息を
#子ども・教育
- 現在
- 268,000円
- 支援者
- 39人
- 残り
- 11日
全車両コミコミ10万円で買える中古車店を作りたい。
#医療・福祉
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 11日
【岡山県総社市】重症児デイサービスを守る!マンスリーサポーター募集
#まちづくり
- 総計
- 26人
~可哀想な命を増やさない~ 宿毛ちいき猫サポーター募集!!
#まちづくり
- 総計
- 10人
高知 朝峯神社 | 子育て世代の交流の場をつくりたい
#地域文化
- 現在
- 58,000円
- 支援者
- 7人
- 残り
- 42日
“他人”はお断り―お見送りも、お墓参りもできない孤独死をなくしたい
#まちづくり
- 総計
- 1人
プロジェクト本文
終了報告を読む
「どこかで働きたい」と思っている方が、働くことができる社会へ
こんにちは、福祉ファイナンシャル・プランナーの石川と申します。私は地元企業や実家の町工場の手伝いをしたのちに、2010年9月にファイナンシャル・プランナー事務所を開業しました。
当初は一般的なファイナンシャル・プランナーとしての仕事をしていたのですが、その後「発達障がいがある子どもさんがいる親の会」と関わりを持つことになり、私のファイナンシャル・プランナーとしての取り組みは大きく変わりました。
障がいのある人のライフプラン相談や、家計のやりくり支援を、地元の社会福祉協議会で担当することになり、障がいのある人やひきこもり経験者の「生きづらさ」を知ることになりましたが、私の子どもにも発達障がいがあることがわかり、こうした支援が他人ごとではなく、「自分ごと」として考えられるようになったのです。
特に、障がいがある人のやりくり支援を通じて、「障がいのある人などが働くこと」の重要性を強く感じることになりました。就労支援事業所で工賃を手にしたとしても、その工賃は一般の人の給料の10分の1以下のこともあります。「働く」ことが「余裕のある暮らし」に繋がりにくい現状を知ることで、ますます「働く」ことをどう考え、支援者として何かできないだろうかと思い続けていました。
そんな時、農業と福祉の連携、いわゆる「農福連携」により、障がいのある人などを農家が受け入れて、就労の機会を提供していることを知りました。この農福連携を推進する事業に関わることになり、「働く」ことの意味が変わるのではないかと期待していましたが、農家への一般就労を目指すのでなく「就労継続支援事業所で農作業を行う」という結果になりました。
農業分野での担い手不足を、障がいのある人などの就労支援とつなげる「農福連携」という試みは、大変意義深いもので、画期的でもありましたが、ライフプランを実現することをサポートするファイナンシャ・プランナーとしては、「もっと進んだ就労支援」はできないだろうかという想いが頭をもたげてきたのです。
その後、さまざま就労支援機関の情報を研究していた時、ユニバーサル就労ネットワークちば様のホームページにたどり着きましたが、そこに説明されていた「中間的就労支援」の仕組みが目に飛び込んできたのでした。
「これだ!」と思い、すぐにユニバーサル就労ネットワークちばの担当者の方に、お電話で詳しく仕組みを教えていただきましたが、そこでお話しいただいた唯一の課題が「この就労支援の仕組みは、法律や制度で運営しにくい。よって自主財源になる可能性が高い」ということでした。
福祉就労支援は、障害者総合支援法のもとに運営され、その事業の運営費は国費(つまり税金)によって賄われます。ところがこの「中間的就労支援」で、利用対象者を限定しない場合は、いわゆる「手弁当」になってしまいます。私たちが「この運営経費の課題」で足踏みをしている間にも、働きづらさを抱えた人は「どこかで働きたい」と探していることでしょう。
また「農業で働きづらさを抱えた人を受け入れてみたい」と思いながらも、「農福連携」の外にいる農家の皆さんに、就労支援のプラットフォームを提供できないまま、ただただ時間だけが過ぎてしまうかもしれません。このような状況から一歩進んだカタチにするには、私たちが動きだすしかないのでは?という強い想いがありました。そこでクラウドファンディングで、この1年間の最低限の運営費を集めて、とにかく動きだそう!と考え、今回の挑戦になりました。
またこのクラウドファンディングで、「働きづらさを抱えた人」がいることと、そのような人の就労支援を行うことが、「働きやすい社会」を作ることにもつながるということを、広く啓発できればとも思います。どうかあたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
きっかけは、障がいのある娘が夢を持ったこと
前述のように、私は障がいのある人の就労支援を行う事業所で、施設の管理者を務めていました。その事業所は「農業」による就労支援を行っていましたが、障がいのある人に支払う工賃は、多い人で8万円ほど、少ない人で2万円ほどでした。この金額は決して極端に少ないものではありませんが、毎月これぐらいのお金を受け取っても、障害年金を受給していなければ、生活が成り立たないのも事実です。
また、仮に体調が悪くなり就労できない場合は、その工賃さえ受け取れず、障害年金を受給していない人は生活保護でも受けないと生活できない可能性もあります。そんな状況を目の当たりにして、強く思うことがありました。
働きづらさを抱えた人は「福祉就労」でしか、働くチャンスがないのだろうか?
どうにかして「一般就労」を目指す道を、切り開けないだろうか、と。
そのような想いには、私自身の子どものことも関係があります。私の娘(中1・地元中学校の支援学級)はてんかんの持病があり、また自閉症スペクトラム障がいもあります。そんな娘は将来、やはり「福祉就労」でしか働けないのだろうかと、事業所での経験から重ね合わせていました。
娘は器用でもないし、計算が得意ではなく、対人関係も得意とはいいがたいと思います。そんな娘がある日「将来は、ペットショップでトリマーになりたい」と言ったのですが、それを「大丈夫、きっとできる」と受け止めることが、私にはできませんでした。ペットショップに一般就労して娘の姿をイメージできないのが、親として、また「福祉就労」に関わる支援者として、情けなくもあり、 悔しくもありました。
そんなある日、とある支援学校に、ファイナンシャル・プランナーの仕事の関係で、見学に行く機会がありましたが、そこで知った事実に私の「就労支援」に対する固定概念は大きく揺らぐことになったのです。その支援学校では、高等部(高校生)の卒業生の多くが「一般就労(障がい者雇用)」に至っていたのです。障がいの程度が軽いから、ということではなく、その生徒の「強み=ストレングス」を活かした就労支援を先生方がしっかりと実践していたのです。
お話をお聞きしたところ、先生方が「まずは一般就労を!」という目標を掲げて、受け入れてくれる会社や事業所を探すことに注力されていました。このような就労支援の環境ならば、働きづらさを抱えていたとしても、一般就労が実現できるのではないか?目が覚めるようでした。そしてうちの子どももこうした支援を受ければ、ペットトリマーへの道も開かれるかもしれない、と光が見えた気がしました。
そして私は福祉就労支援の現場から離れ、どうすれば「誰もが一般就労を目指すきっかけを提供できるだろうか?」と考えることになったのでした。こうして「働きづらさを抱えていたとしても、誰もが一般就労を目指せるようにサポートする」事業にライフワークとして取り組んでみよう、という決意に至ったというわけです。
「中間的就労支援のプラットフォーム」を構築
今回のプロジェクトは、「何らかの理由により、働きづらさを抱えた人」に就労体験の機会を提供し、その就労体験から、一般就労への道筋を付けたい、という理念に基づいています。
この「働きづらさ」とは、障がいがあるかどうかだけでなく、ひきこもり経験者や長期就職困難者などや福祉就労支援の対象にならない人など、いわゆる制度の狭間にあるとされる人なども含まれます。また、生活に困窮している世帯、依存症により就労が難しい人などもサポート対象となります。
このように、ハローワークなどでお仕事を探すことが難しい人などに対して、就労体験の機会を提供し(就労訓練とも言います)、徐々に一般就労に向けてサポートしていく支援を「中間的就労支援」と言いますが、この支援は国の福祉制度に当てはまらない事業となり、どこからも運営費用がでない事業となってしまいます。
つまり、公的な制度によらない就労支援を行う場合、前述のように、事業者は手弁当になってしまったり、ボランティアで行うなどの可能性が高く、ひいては事業の継続性が難しくなることもあるのです。そうなってしまうと、せっかく「働きづらさを抱えた人に就労支援を!」と理念を掲げても、途中でこの理念を下すことになり、結局は支援そのものが根付くことなく、「働きづらさを抱えた人」が制度に頼らない形で一般就労を目指すことには、高いハードルが残ったままになるのではないでしょうか?
今回のクラウドファンディングでは、この中間的就労支援にかかる「1年間の運営に必要な最低限の費用」を集めることで、事業が継続してできるように、「中間的就労支援のプラットフォーム」を構築することを目標としています。その結果、当初の1年間を安定して運営できれば、その期間中に、この就労支援の結果を残すことができて、さらにその結果ゆえに、協力企業などを募集することも可能になります。
具体的には、この「中間的就労支援」は、担い手不足が課題である「農業」分野を中心に行います。現に福祉就労支援の現場では、B型事業所などで農業による就労支援が行われていますが、「障がいのある人以外」の農業での就労支援や、一般就労へつながる支援は、まだまだ十分ではありません。
今回の事業は、既に様々な方を農業分野の就労支援で受け入れている、高知県南国市の農家さんを中心に改めてスタートし、徐々に近隣の市町村の農家さんにも受け入れ先として広げていきたいと思います。また、農家さん以外にも、ひきこもり経験者などを就労体験で受け入れてみたいという企業様にもいらっるのですが、一般企業様にもこの就労支援の仕組みをご説明し、徐々に参画していただける企業を増やしていきたいと思います。
皆さんのご支援により、「働きづらさを抱えた人」が、一般就労を目指しての第一歩を踏み出すことに繋がり、誰もが「働きづらさ」を抱えてしまったとしても、あきらめずに、少しづつ一般就労を目指すことができるようになると思っています。確かに小さな一歩かもしれませんが、社会を変える大きな一歩に繋がるプロジェクトです。
「働きづらさ」を感じる人たちの力に!
コロナ禍で、多くの人が「働く」ことを今一度考える機会になったのではないでしょうか?今まで特に不自由なく「働けていた」のに、突然に、大きく収入が減ったり、職を失ったりと「働きたくても十分に働けない」状態になってしまった人もいたのではないでしょうか?
また、現代のストレス社会においては、メンタルヘルスの不調により休職を余儀なくされたり、その休職状態から脱することが難しくなったりと、「働きづらさ」を感じることは、誰にでも起こり得るかもしれません。そうした環境に置かれた時に、一気に「就職や転職」の階段を駆け上がることが難しいこともあるでしょう。
誰もが「働きづらさを感じることがありえる」今日、「小さな一歩を踏み出せる就労支援」のプラットフォームがあることは、さまざまな状況下にある方のちからになれるのではないかと考えています。
法律や制度による就労支援は確かにあるのですが、その対象者とならない方や、そうした支援を受けることに抵抗感がある方が、小さなステップを踏みながら就労に向けて少しずつ進んでいけるサポート体制があることで、安心して一般就労を目指すことができると思います。
また、福祉就労支援の対象とならない生きづらさを抱えた方や、一度も働いたことがない方、長期間就労困難な状態にあった方などが、一般就労を目指すサポート体制があることで、受け入れ側になる企業なども気負うことなく関わってくださるのではないかと考えています。
ここから多くのチャレンジが待っていますが、必ず社会の力となりご支援でいただいたお気持ちを返していく所存でおります。重ねてになりますが、どうかあたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
高知で「生きづらさを抱えた人のライフプラン実現をサポートする」ファインナンシャル・プランナーとして活動しています。障がいがある・ひきこもり経験があるなど、色んな生きづらさを抱えていても、必ず夢や目標を持って、より良い人生を送って欲しいと思います。その理念から「夢ノートプロジェクト」のクラウドファンディングに挑戦し、皆様のご支援で成功できました。今後は、生きづらさを抱えた人を「就労支援」「相談支援」「生活支援」でサポートするNPO法人ちびっとを設立し、具体的に支援を行ってまいります。皆様、よろしくお願い申し上げます。
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