くろいちご（真紅の美鈴）を身体障碍者の妻と広めたい

 

自己紹介

 

初めまして、ちあきのいちご園　園主相田隆志と申します。

 

私は2017年に生まれ育った東京都大田区から千葉県大網白里市に移住して、17歳から障害者になった妻の千晶のために、彼女が一番好きな食べ物であるいちごに囲まれた生活を目指しいちご園をオープンしました。

 

 

千晶は17歳のころに慢性疲労症候群を発症して、高校に通うことも断念して、ベッドの上での生活を余儀なくされました。現在は電動車椅子と介助犬を駆使して生きる希望となった、ちあきのいちご園の運営に奮闘しております。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

ちあきのいちご園の所在地、千葉県大網白里市にはくろいちご（真紅の美鈴）という大変希少ないちごがあります。

 

 

 

ちあきのいちご園がある千葉県大網白里市の名産品なのですが、農業者不足もあり生産数がほとんどありません。大網白里市に住んでいる方でも存在を知らない方も多いです。

 

 

私たち夫婦は5年前に大網白里市に移住してきて、大変暖かく迎えていただけました。ですから微力ながら大網白里市を盛り上げていきたい、恩返しがしたいという思いから、「くろいちご」をこの地で生産しようと覚悟を決めました。

 

 

プロジェクトの内容

 

今回、皆様からご支援をいただき、くろいちご（真紅の美鈴）を生産するためのビニールハウスを建設したいと考えております。

 

くろいちご本来の味を引き出すには土耕栽培（土で栽培）が最適です。もちろん現在主流の高設栽培（棚を作りプランターで培土）でも栽培は出来ますが食べ比べたら同じいちごとは思えないくらい土耕栽培は美味しいです。

 

一言で土といってもたくさんの種類があり砂質の土では微量要素が少なく、粘土質の土では水はけが悪く水っぽくなりやすいです。なのでビニールハウスを建てる場所が非常に大切になります。

 

今回建設する場所は栄養たっぷりの黒土（粘土質）と山砂の層がある畑を見つけました。そこに重機を入れて攪拌して、ヤシ殻を混ぜてくろいちごに最適な土づくりをして栽培をします。

 

 

ビニールハウスを建設するためには、以下のような費用が必要となります。

 

かなりの費用が必要となり、皆様にも一部ご協力いただけないかと思い、今回クラウドファンディングに挑戦いたしました。

 

苗はすでに栽培しており、10月までにハウスの建設、いちごの苗の定植（植えつけ）、11月にマルチ（ビニール）を施して、12月末より少しづつ収穫が可能になります。

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

真紅の美鈴（くろいちご）を大網白里市の観光の目玉商品にしたいと考えております。その先駆けとして、2023年にカフェスペースを建設して2024年の初夏よりくろいちごを使ったかき氷と冬はパフェを提供できる店舗を計画しております。

 

その他ジャムづくりやいちご染め教室も計画しております。

 

千葉県は観光いちご農園としては全国トップクラスです。それを活かして観光客を呼び込み地域の活性化、ふるさと納税による税収の向上、また私が青少年相談員として活動しておりますので、未来ある地域の子どもたちにいちごの収穫体験などをしていただきたいと考えております。

 

最後に

 

ちあきのいちご園はさまざまな方々のご協力、思いがあり誕生できたいちご園です。

 

今回のプロジェクトは、夫婦で思い描いていた観光いちご園になるためには不可欠です。

 

精一杯喜んでいただけるようないちごを栽培しますので、皆様のお力添えをお願い致します。