高齢飼い主施設入所により新たに１匹の子を受けいれました

昨日は譲渡会のあと、１匹の女の子を受け入れました。

高齢飼い主さんの施設入所により、空き家に猫だけが取り残されているという状態でした。

中外飼いをしていたとのことでしたので、感染症のリスクを踏まえ、隔離の期間も必要でした。

こころ星では隔離するスペースを確保できず、やむを得ず空き家の中で１ヶ月の隔離をしてもらいました。ウィルス検査やワクチンなどの初期医療も相談者さんにお願いしました。

昨日、ケージがひとつあいたタイミングで医療も全て終え、ようやくの保護となりました。

一人で空き家で、寒い中どのくらいの時間飼い主さんの帰りを待っていたのでしょうね。。。

この子の気持ちを考えると、本当に心が痛いです。

急に知らない場所に連れてこられ、今日はよだれが出てしまっていました。とても緊張しているのが伝わります。

この子の名前はもう一度幸せになってほしいとの想いを込めて「幸」の漢字から「みゆき」ちゃんになりました。

みゆきちゃんがリラックスして過ごせるように、ゆっくり優しく接していきたいと思います。

このように、取り残されてしまう猫の相談が非常に多いです。

お外の子も幸せにしていきたいのに、飼い主さんがいた子まで辛い生活を強いられている現状があります。

飼い主さんが最期まで暮らせる年齢を踏まえてお迎えいただきたい。

私たちが強く発信していきたいことのひとつです。

最期まで飼い主さんと暮らせることが当たり前の世の中になるよう、今は次世代への啓発が重要であると考えています。

新拠点がそういった啓発の場も担えるよう、皆さまの引き続きの応援をよろしくお願い致します。