あと【4日】！活動しなければ見えなかった景色があります。こころ星が今後強化する取り組みについて

いつもあたたかいご支援・応援をありがとうございます。NPO法人こころ星の清水です。

 

プロジェクト終了まであと4日となりました。

 

たくさんの方にご支援いただき、この活動報告を読んでいただいている方も多いかと思います。本当にありがとうございます。

 

 

1匹のガリガリの猫ちゃんを保護したところから活動を開始し、その後、外猫の過酷さを知りました。外にいる不幸な命を増やさないための「TNRの必要性」を強く感じ、活動の主軸がTNR活動になりました。

 

 

 

活動を始める前と、始めたあとでは見える景色が全然違いました。

それまでは気づくことができなかった、たくさんの課題が見えてきました。

 

 

生き物を飼育できる状況じゃないのに簡単にお迎えできてしまうことで、最終的に抱えきれなくなってしまったり、飼い主さんの入院や急逝などで行き場を失ってしまう子たちが後を絶ちません。

 

 

 

 

地域の行政によってサポート体制に大きな格差があり、ボランティアや市民が全てを負担せねばならない時もあります。

そして保護が必要な子が多いのに、譲渡はなかなか進まない。

 

 

これらの課題に対して、「何がベストなのか」と姉妹で話し合いを何度も重ねてきました。

 

そうして見えてきたのが、次の3つです。これは、こころ星が今後強化していきたい取り組みでもあります。

 

 

譲渡や啓発の質は落とさないようにしながら、スピードアップをしなければなりません。

 

しかし、やることは見えていても、ふたりとも仕事をしていますので、猫たちの譲渡や啓発をしながら、全てを担うのは現実的に無理があります。保護っこ達の毎日のお世話も、しっかりこなさなければなりません。

 

 

 

 

その解決の糸口としてたどり着いたのが「譲渡・啓発」と「TNR」を切り分けることでした。

 

 

 

今回のプロジェクトは「譲渡・啓発」を担う「譲渡特化型シェルター」を設立するためのものです。

 

 

この施設が稼働すれば譲渡の機会を格段に増やすことができ、グラスの水を減らすことができます。

 

そしてこれからの未来を変えていくためには、若い世代にどんどん啓発を行うことで命の大切さを知ってもらい、広めていくことが最も重要であると考えています。

 

そうしてTNRの必要性も知ってもらい、蛇口を締めながらグラスの水も減らしていく。猫たちを幸せに繋ぐためには同時進行が必要です。

 

 

 

 

私たちだけでは手が届かない大きなプロジェクトですが、「譲渡・啓発」を担うこの施設が稼働することで、一歩でも動物に優しい未来に近けると信じ、挑戦を続けていきたいと思います。

 

 

共感してくださる皆さまのお力添えのおかげで、ここまでくることができました。

あと4日とわずかにはなりますが、もう少しだけ力を貸してください。

 

プロジェクト終了は1月24日（金）ですが、譲渡に特化したシェルターの実現は、ここからのスタートです。

 

ご賛同いただける方からのあたたかいご支援・応援をどうぞよろしくお願いいたします。