活動報告

遅くなってしまい申し訳ありません。

1か月のタンザニア・モシでの滞在を終えて、どのような活動ができたのかをここにまとめて報告させていただきます。

 

まず単刀直入に達成できたのかできなかったのか。確かに勉強のサポートも食に関する活動もできました!しかし思い描いていたようにはいかず、戸惑うことの方がはるかに多かったです。タンザニアという国に行くことも、ボランティアの活動をすることも初めてだったので当たり前なのかもしれませんが、解決することよりもさらに多くの疑問が生まれた滞在だったように思います。しかし毎日がとても刺激的で、新しい世界を少しでもまた知ることができたことは大きな収穫でした。

 

 

主に私がしていたことは2つです。Newlandという地域の小さな学校での先生のサポートがその一つでした。この学校では3~10歳くらいまでの生徒が40人ほど勉強しています。先生の人数は3人でした。年齢によって2つのクラスに子供たちが分けられ、私は6歳くらいまでの小さな子たちが入っているクラスでお手伝いをさせてもらっていました。

もう一つはその学校に隣接する孤児院での仕事でした。子供たちと遊んだり、炊事洗濯を手伝ったりといったことをしていました。

 

学校では毎朝、英語もしくはスワヒリ語で歌を歌ったり踊ったりすることから1日が始まります。その間私たちは一緒に歌い踊り、簡単なスワヒリはこの歌から逆に学ばせてもらっていました。毎朝子供たちは飽きることなくパワフルに振る舞うのでこちらも体力勝負でした!

 (毎朝歌い叫ぶ)

 

それが朝会で、その後授業が3時間ほどあります。問題だと思ったのが3歳の子たちと6歳の子たちが同じ授業を受けていたことでした。そもそも3歳の子が学校に?と思いました、3歳なんて遊び中心の年齢だろうと。幼稚園と小学校が一緒になったような環境でした。そこで週に2日ほど、私たちが5歳未満の子供たちを外に出し一緒に遊ぶことに。みんなが授業に集中できる環境を作れたらな、と思っていましたが、少しでもその役に立てていればと思います。

 

  

(人懐っこさナンバーワン!)      (大縄飛びで遊ぶ)

 

   

 

授業に参加するときに、彼らを手伝う上での一番の壁が言語でした。先生はともかくとして、子供たちの言っていることが何一つわからない!こっちがどんなリアクションをしようが何でも話してくれるので戸惑いました。少しでもコミュニケーションがとれるよう、簡単に使えるスワヒリ語を教えてもらいながら、単語単語で教えたり話してみたり、少し慣れてくると楽しく、さらに理解してもらえるとこの上なく嬉しかったです。

 

 

 

クリスマス前にはみんなで小さなパーティーをしました。私はプレゼントとして折り紙でサンタさんを作り、生徒たちにあげました。

   

 

孤児院での仕事もまた新しい体験でした。炊事洗濯の手伝いが主な仕事でしたが、彼らのパワーと技術には沢山学ぶ点がありました。洗濯機が無いので洗濯物は手洗いなのですが、彼らの洗い方は手首を使って上手に素早く洗う達人技でした。

一緒に洗っていても毎日、ああじゃないこうじゃないと、逆に手間取らせてしまっていたように思います。2時間弱かけて毎日する洗濯は、皆と話しながらで楽しかったです。それでも洗濯機はやはり欲しいと思いました。

 

   (炎天下での洗濯は過酷でした、、笑)

 

食べ物で交流がしたかったので、ここの仕事で一番楽しかったのは炊事でした。大きなお鍋のようなもので、給食のように子供たち全員に作るのですが、そのすべてについてきたのはやはりウガリでした。メイズという粉から作るおもちのような弾力のあるタンザニア人の主食です。

 (力強い。。)

 

外で売っている食べ物はフライドポテトなどの揚げ物が多く、こんなものばかり皆食べているのかと思ったのですが、家庭で作られる料理は野菜も多く使われているのかなという印象でした。

そしてどの料理にもニンニクはたびたび登場していました。彼らのスタミナの源ですかね?

野菜の名前をスワヒリ語、日本語、英語で教えあうと、いつも本当に盛り上がるのでとても楽しかったです。野菜の効果を、「トマト、肌に、いい。ポテト、たくさん、ダメ。」など本当に簡単な内容を単語と身振りで伝えることもありました。それに少しでも納得してもらえると私も嬉しかったですし、そうやって彼らと少しずつ距離が縮まっていくことを感じました。

 

 

(子供たちもお手伝い、賑やかなキッチン)

 

2度ここに泊まらせてもらうこともできました。

孤児院はどこにあっても特殊な場所だと思うのですが、夜を一緒に過ごすと親がいない(もしくは一緒に暮らせない)という事実があることを思い出します。

先生はしてあげてもいいと言っていましたが、本当はあまり抱っこをしたりしない方がいいのか(実際に何で抱っこをするんだ、とも言われました。)、難しく考えすぎない方が良いのかもしれませんが、とても複雑に感じました。それでも泊まることを伝えるととても喜んでくれたので、一緒にご飯を食べたりと、その時間は本当に楽しかったです。

 

 (夜ご飯)

 

日本食を伝えるということは今回できませんでした。

コミュニケーションをとる難しさや、彼らとの距離の縮め方に戸惑ってしまったということや、改めて日本食を村の人たちへ伝えることが必要なことなのかという疑問が浮かんできたこともその理由にありました。

 

私が一緒に滞在していたホステルの方々も様々な場所で働いていたのですが、皆が口をそろえて言っていたことが「スワヒリ語は必要だ。」ということでした。私もそう思いましたし、それがタンザニア人との距離を縮める一番の方法だとも思っていました。しかし一方では彼らには英語が必要だ、なるべく英語で学ばせた方がいい、という姿勢の方もいて、ボランティアの人々との考えの違いもまた考えさせられ、一緒に働くにあたって大変なことでもありました。様々な国の人たちと行動をすることで、現地の方に対する違った姿勢を見ることができ、私は今違う文化を持った人たちに接しているということ、自分の信じていることをそのまま押し付けるべきではないということ、を毎日感じていました。

 

こちらの一方的な押し付けにはしたくなかったので、今回は違う活動をしてきました。それはNewlandにあるマリアさんという方が開いているスープのお店に、ひとつメニューを増やすというものでした。

 

彼女は牛肉のスープだけを作っていて、そこに豆のスープを増やしたらもっとお客さんが増えるのではないかという提案でした。

 (牛肉のスープ)

 

ここでも言葉がわからず単純なスープ一つのレシピを伝えることが難しかったです。この日は近所に、できたスープを配り歩き喜んでくれたように思えました。しかし、その後も数回皆で訪ねましたが、彼らが進んでスープを作るということにはなりませんでした。賛成してくれていたのに、と思いましたが同時にやはり価値観や理解の仕方が根本的に違うのかもしれないと気づきました。

それから、お客さんが増えることを彼らが本当に求めていたのかどうかを話し合い、結論は出ませんでしたが、気長に見ていくことが一番いい解決策だということになりました。1か月はとても短い時間だと改めて思いました。

 

     

(マリアさんのお店)

 

     

 

  

(スープ作りの様子)

 

 

なんでもすぐに買い与えてしまう人がどうしてもいるということ、そしてそれを多くの人が知っていて物を買えと当たり前に言われてしまうことがありました。

孤児院の子たちに言われることもあり、どう対応をしていいかわからなくなりました。様々な形の支援があると思うので仕方ないことなのだと思いますが、ボランティア内でたびたび話していた内容だったように思います。

何が悪いということではなく、ボランティアが与える影響は良くも悪くもとても大きなものだということに改めて気づかされました。

 

このような活動を滞在期間中行い、文化の違い、生活基準の違い、思考の違い、そういうこと一つ一つが興味深くおもしろいことでもあり、悩ましいことでもありました。想像していたよりも皆幸せそうに生活をしていて、その生活をさらにいいものにできるような活動がこの度できていればいいと思います。

1か月という期間でできたことは本当に少ないのではないかと思うので、機会を作ることができれば次は長い期間でじっくり彼らと向き合ってみたいと思います。

 

この度はご支援本当にありがとうございました。実際に行って体験したこと出逢った人々は想像をはるかに上回るようなことばかりで、新たにまた沢山の課題を見つけられたように思います。

これからどういったことをしていくのかはまだ定かではないですが、知識をもっとつけ、今回経験したことを元に準備もしっかりとして次の行動へ生かしたいと思います。応援してくださり、本当にありがとうございました。

 

  (とてもよくお世話をしてくれた4姉妹)

 

リターンの方も制作が終了したので、発送させていただきます!

 

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