これからの『d design travel』お願いしたいこと
この度は、『d design travel』を応援していただき、誠にありがとうございました。皆さまのおかげで、無事に「茨城号」を発刊することができました。支援の締め切り時間まで、皆さまには大変ご心配をおかけしましたが、「必ず成功する!」と、心から祈り続け、どうにかゴールすることができました。奇跡ともいえるような展開でしたが、これは決して奇跡ではないと確信しています。
【皆さまにお願いしたいこと】
「茨城号」の巻末にも書きましたが、これから10年近くこのトラベル誌のプロジェクトは、この茨城号もまだ通過地点。茨城県の人には、ここで終わりではなく、47都道府県が刊行し終えるまで、ぜひ、応援をお願いします。行ってみたい県、故郷の県、まったく縁もゆかりもない県……さまざまな場所があるとは思いますし、毎回支援してほしいということではなく、毎回気にしていて欲しい、ということをお願いしたいのです。もちろん、毎回支援していただけることはとてもありがたいのですが、東北圏に行ったとしても、山陰圏に行ったとしても、同じようにトラベル誌の発刊を楽しみにしている人も多くいらっしゃるだろうし、そういう人たち同士のコミュニティーに、この場(クラウドファンディング)をきっかけに続いていければいいいな、と願っています。
この「ロングライフデザイン」の普及活動のために、これからもD&DEPARTMENTをよろしくお願いいたします。そして、我々編集部も続けられる間は、皆さまの思いを背負い、一生懸命旅を続け、トラベル誌を作り続けていきたいと思います。
【次号以降に向けて】
d design travelは、各地の行政機関や、世の中の情勢がきっかけで、さまざまな展開をしてきました。D&DEPARTMENTのお店ができると同時にトラベル誌を作ったり、各市町村単位でのワークショップ号……など、ご存知の通り、装丁やデザイン、価格、販売、告知、そして制作方法など、変化してきました。そして、これからも、(これは僕個人が考えることですが)このままの作り方でいくとは限らないでしょう。もしかしたら、クラウドファンディングを別な理由に利用させていただいたり、日本を飛び出し海外を旅したり、あるコーナーだけの別冊を作ったり、今考えられることでもここに挙げきれません。どうなることでしょうね笑 とはいえ、世の中がどう変わっていこうが、根本にある「ロングライフデザイン」の精神は変わらず、きっと、良い方向に転換していくだろうと思います。どうか、皆さまにおいては、ご自身のペースを保ちながら、これからも共に頑張りましょう。
【次回予告】
改めて、関係者の皆さまには新着情報(受信チェックを外しておいてくださいね)、並びに、フェイスブックなどのSNSでも告知を予定しています。どうぞお楽しみに。それでは、また画面上でお会いしましょう!
d design travel 編集長 神藤秀人