ドクターカー、巡回診療で活躍中

皆様の温かいご支援により購入したドクターカー車両ですが、ナンバープレートもようやく設置し、いよいよ北部診療に向けて出発しました。

 

 

今回は約2週間掛けて、ラオス北部計3箇所を巡り診療を行います。

予定している患者さんの数は400名以上！

 

これほどの数になると、準備をするのも一苦労です。

400名以上の患者さんが来るということは、カルテ（紙）の量も400以上。

これらの情報を改めて整理し、患者リストを作成するにも時間が掛かります。

 

薬の発注・仕分けも、量が量だけに一筋縄ではいきません。

今回もいつもお世話になっている薬局（ラオスで一番大きな薬局）へ薬を発注したのですが、量が多くて数が間に合わず、急遽他の薬局を回ることになりました。

 

また、毎回巡回診療の前には、患者さん一人ひとりへ診療の日程を伝える電話掛けを行うのですが、全員の患者さんへ連絡を取るのに1週間以上も掛かりました。

 

 

そんな地道な準備作業を終え、1日半掛けて北部の1箇所目の活動地に到着しました。

 

診療は現地の病院を間借りして行います。

病院で行うことで患者さんも来やすく、また、現地の医師及び看護師の方も活動に参加することができるため、育成を行う機会にもなります。

 

 

 

もちろん、文化、教育、言語、習慣の異なる人と、慣れない環境で共に活動しながら育成を行うことは決して容易ではありません。

それでも、昨日よりも今日の方が、今日よりは明日の方が少しでも良くなっていると信じて、現地で活動を行います。

 

 

1人でも多くの方により良い医療が提供できるよう、引き続き、ラオスチーム一丸となって邁進します！

 

ジャパンハート

ラオス事務所