プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

東日本大震災と台風による水害。
甚大な被害にも立ち向かえてるのは、
ともに働くスタッフと仲間がいたから。
そして今、
ドライベジタブルプロジェクトが始動します。

 

 

~ F2R Laboratory の挑戦~
農産物の可能性をひらく、ドライベジタブル生産で福島の地を元気にしたい


はじめまして、F2R Laboratory を運営するワタスイの渡辺徳之と申します。私たちの根底にあるのは「地域の農産物に新たな価値を加え、今以上の活用方法を創造していきたい」という思いです。


食糧自給率が低いといわれる日本ですが、規格外品や収穫過多により廃棄されてしまう可能性のものが日々生まれています。風評被害もあり、ここ福島ではさらに顕著です。それらを無駄にしないために、より安全に素材の良さを保ちながら地域外の人に届けたいと想い、国産原料×無添加のドライフルーツや和製シリアルを作り始めました。そこで培った技術やノウハウを生かして、今回ドライベジタブルの製造にチャレンジしようとしています。


しかし、技術はあっても、製造設備などのイニシャルコストが足りていないのが現状です。福島の魅力を改めて発信するためのこのチャレンジ、どうか皆さん応援いただけないでしょうか。
 

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現在販売中の自慢のドライフルーツ

 

2011年3月。東日本大震災でも諦めない仲間とともに

 

2011年3月、東日本大震災は私たちにも襲い掛かりました。作業場や冷凍庫は全壊。震災と原発事故の影響で経済環境は壊滅的。しかし、そんな苦しい環境に置かれながらも、地域・ユーザー・生産者のために、会社やお店を継続するお得意先とともに、私たちも事業継続を決意しました。しかし、同様の事業継続は難しく、それまで培ってきた水産加工での乾燥技術をベースに、ドライフルーツへの挑戦を始まりました。

 

スタッフには交代で休んでもらいギリギリの体制で得意先の要望に必死に答える毎日。しかし、震災のダメージでできることは限られていました。売上は以前の50%に満たない状態で、スタッフの人件費削減と、政府から被災者に対しての借り入れ制度などで継続していました。

 

ずっとワタスイを支えてくれているスタッフ(2011年9月撮影)

 

そこに訪れた台風による大規模水害

 

ギリギリの状態で経営していた2011年9月。無慈悲にも強力な台風が来て、大規模な水害を受けました。施設の損失約1億円、設備の損失約3,000万円、在庫損失5,000万円。一歩ずつ前に、というところにふりかかった災害で頭に浮かんだのは「何もなくなった」、この言葉だけでした。

 

しかし、途方に暮れる私の目に映ったのは、スタッフや仲間が何の指示やお願いもしていないのに、水害の後片付けを率先してやっている姿でした。

 

私自身、何ができるのか分かりませんでした。考えれば考えるほど無理だと思いました。でも、在庫や設備をなくしても、立ち上がろうとしている皆の姿を見ていると、できるできないよりも、何かしなければいけないという気持ちが大きくなっていったのです。

 

そして、水害前にチャレンジを始めた一筋の光「ドライフルーツ」にもう一度かけることを決めました。
 

動き出した倉庫は水害によって目も当てられない状態に
それでも助けてくれる仲間がいました(普段はスーツの経営者仲間)

 

「福島じゃなければ良い商品なのに……」

 

東日本大震災、台風による水害を大きな災害を受けながらも、戦い続けた私たちですが、商品開発を始めた頃、大きな壁になったのは原材料の果物集めです。果物の収穫は年1回。かつ私の小さなネットワークだけでは、必要な原材料を必要なだけ集めることができませんでした。しかし、原料供給者である農産物直売所の方々が仲間を紹介してくれたり、私の友人の紹介・ツテなどの多くの方のご厚意もあり、全国各地から原料を集めることができるようになり始めました。

 

そして、販売場所として狙いを定めたのは首都圏です。もちろん人が多いという点も重要ですが、何よりも「地域農産物の良さを多くに伝える」という志は絶対に譲れなかったからです。数種類のドライフルーツを持って、都内の大型展示会でPRをしました。しかし、そこにいたバイヤーさんから寄せられたのは「福島県じゃなければ良い商品なのに……」という言葉でした。

 

2012年10月 展示会初出展(中小企業展)

 

あまりに多く寄せられるこの言葉に、大きなショックを受けました。あれほど原料の検査や加工製造、乾燥の度に検査をしているのにもかかわらず……と。しかし、「商品自体の良さはちゃんと認められていることに」ふと気がついたのです。

 

それから翌年にかけて、ターゲットを小売店ではなく、一般消費者へ変更。都内マルシェに1年間で数十回出店し、店頭で丁寧な説明をすると、「国産×無添加」という魅力に注目してくれるお客さんが一人、また一人と増えてきました。

 

しっかりと話を聞いてくれれば自信を持っていけると心から思えました

 

支えてくれたのは同じ地域で企業を経営する仲間だった

 

東日本大震災以降、商品開発から3年で、一般ユーザー、その後バイヤーさんに受け入れられていった裏には、たくさんの方々からの支援がありましたが、中でも大学時代の先輩がご自身の企業経営と商品ブランディングのノウハウを私たちのために提供してくださいました。ドライフルーツのターゲットは?どんなPR、説明が必要なのか?そして、その企業でギフトとして扱ってくれたことも、現在の単品販売とギフト販売という両輪販売の糧にもなりました。

 

現在販売中のドライフルーツ ギフトです

 

これまで培ったものをいかし、地域ととも歩む更なる一歩を

 

商品ラインナップを揃えるために原料集めに奔走してくれた地域の農産物直売所の方々、そして販売という側面では同じ地域で企業を経営する仲間、そして何よりも、事業の継続と発展を一緒に歩んでくれたスタッフのみんな、ピンチの時に手伝いをしてくれたり、みな苦しいなか見舞金をくれた多くの仲間、そんなかけがえのない多くの人たちのお陰で、少しずつ認められ始めたこのドライフルーツプロジェクト。

 

そして今では、復興庁主催の「世界にも通用する究極のお土産」やフードアクションニッポン 2016、雑誌ananで「カラダにいいもの大賞 2017」のファイナリストに選出されるなど注目を集め、全国約500店舗の取引実績を有するまでになることができました。

 

2017年7月 GIFTEX2017(ヘルス&ビュティ展)で行われたイベントに出展した時の様子です

 

これからは当初の目的である「地域の農産物に新たな価値を加え、今以上の活用方法を創造していきたい」を実現するために、福島の野菜を使ったドライベジタブルに挑戦していきます。この挑戦が成功すれば、これまで以上に、地域の生産者の方々の助けとなり、より福島の農産物に注目を集め、地域全体を盛り上げることができると思っています。どうか皆さん応援よろしくお願いします。

 

~F2R ドライベジタブルの魅力~

古来より日本には、干し柿や切り干し大根、かんぴょう、乾燥しいたけなどのドライベジタブルを活用した食文化がありました。一方で農産物の中にはドライベジタブルとして活用できる作物はまだまだあります。そこで、水産物乾燥~ドライフルーツ製造と乾燥技術を磨いてきた私たちが、新たな農産物の価値創造に切り込みたい。

 

これまで、味、栄養、色、食感などの面から、乾燥不可(することで良さが損なわれてしまうものなど)と言われてきた野菜にもチャレンジしていきます。味の良さを生かすことはもちろん、栄養や、使用シーンなどを踏まえて、いつでも、どんな量でも美味しい野菜を食すことができる食文化を創造していきたいと考えています。フリーズドライや添加物加工とは違う、より自然に近いドライベジタブルをお届けしていきます。

 

現在、試作中のドライべジタブル

 

 

現在のスタッフ、大事な家族です
みなさんよろしくお願いします

 

 

ご支援金の使い道およびスケジュール

皆さまからいただいたご支援金200万円は、乾燥器の購入、施設のリフォームなど、ドライベジタブル事業開始にかかる設備導入資金の一部に充てさせていただきます。

 

▶事業スケジュール

2018年1月 設備導入および試作品の作成

2018年2月 商品の試作、選定および発表

2018年3月 以降、季節に合わせた農産物を試作、選定し順次商品化

 

F2Rとは

 

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