このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い

貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

81
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

    https://readyfor.jp/projects/expenses_free?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2023年04月10日 12:00

【報告】23年3月の活動状況

日々、私たちの活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。

育て上げネットのPR担当の山崎です。

本クラウドファンディングによる寄付の引き受け状況と、利用状況に関する情報をお伝えします。

 

23年度最初のご報告をさせていただきます。

若者支援の分野は行政・自治体からの委託される事業採択が2,3月に集中しており、この間、さまざまな取り組みの振り返りが行われてきました。

 

それと同時にこの実費負担解消プロジェクトについて「もっとこういうふうに利用できないか?」と提案がどんどんと挙がってきています。今年度はそんな今まで気づいていなかった「実費」の発見とサポートを報告していきたいと考えています。

 

今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。

※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。

 

―――ヒロトさん(17歳・男性)―――

現在、通信制高校に通いながら週2,3回支援プログラムを利用しています。

普段は自転車で学校やバイト先、私たちのところにも通っています。

 

最初のうちは自転車移動は運動にもなるし、長距離移動ということでもないので良いことだとみていました。ただ、日を重ねていくうち、雨の日や荷物が多い日も変わらず自転車で来所していることに気づきました。

事故に遭わないか、大丈夫なのかと不安になってきました。

 

ヒロトさんに話を聞いてみると、余計な出費を抑えたいからというのが最初にでてきました。

 

それならばと「交通費を出せるから安全な方法で来てみない?」と提案したところ、ヒロトさんから意外な答えが返ってきました。

 

「学校は家から近いし、高校も自転車で通える。遊びに行くのも近場だったから電車やバスにあまり乗ったことがなくてよくわからない」

 

生活圏が広がらなかったことで、公共機関がそもそも選択肢に入っていなかったのです。

私たちはヒロトさんに「だったら今のうちから練習をしよう」と提案しました。今度から悪天候や自転車で移動するには危ない日は電車やバスを利用してもらえるよう、ICカードを渡しています。

 

――支援スタッフの声―――

家庭の事情はさまざまですが、経済的に苦しい家庭では社会的な体験が少ない傾向があります。

非日常の体験や身近なところでは得られない物事に触れられないことがよく取り上げられるのですが、同じくらい影響があるのはこうした日常に密接した経験の不足です。

 

電車やバスを日常的に利用できれば生活圏は一気に広がりますし、同時に「地元にはないものがある」ということをよく理解できます。

この選択肢が失われてしまうと、特にヒロトさんのようにこれから就職活動を控えている方にとっては求人の選択肢が狭まることにもつながるのです。

 

電車で20分移動した先に希望する求人があっても「電車は乗ったことがないから不安」となってしまうとその会社を選ぶことが難しくなります。場合によっては自転車で移動できる場所のなかから選ばざるを得ない。そんな未来もあり得るのです。

 

「公共機関の利用」も広い目でみえれば自立に向けた重要なトレーニングです。生活に組み込んでいくことで近い将来の職業選択が変わっていきます。

 

みなさまのご支援があるからこそ、こうした細かいケアもできるようになります。改めて御礼申し上げます。

 

―――――――――――――――

【2023年3月の活用状況と残高】

■活用可能金額:55,086円

■活用した金額:71,920円

・イベント参加交通費‥‥40,920円(30名分)

・ICカードによる補填・・・  26,000円(6名分)
・QUOカードによる飲食費支給・・・7,000円(500円×14回分)

■受益者数:50名(3月31日時点/延べ)

■繰越金:-16,834円

 

【寄付の引き受け状況について】

2023年3月分(翌月25日着金)について

寄付金額:60,000円/寄付者数:36名

活用予定額:39,720円(※1)

繰越金含残高:22,886円

 

【今後の予定】

・新年度を迎え、新たに社会的な孤立を経験する若者が増えています。引き続き、交通費を中心とした支援を継続してまいります。

 

――――――――――――

※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。

コース

1,000円 / 月

毎月

alt

1回分の相談費相当で若者を応援する

・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません

3,000円 / 月

毎月

alt

週1度の相談相当で若者を応援する

・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません

5,000円 / 月

毎月

alt

1か月分の通信費相当で若者を応援する

・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません

10,000円 / 月

毎月

alt

1か月分の定期券相当で若者を応援する

・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/expenses_free/announcements/261493?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る