フィンランドで日本の木のおもちゃの魅力を伝えたい

みなさんこんにちは！

ヘルシンキのお花見イベントの次の日は、バスで西へ移動してトゥルクという街にやって来ました。今年初めて開催されたJapan Day @Turku 2023という日本文化イベントへ参加の機会をいただき、おもちゃを持っていくことができました。今回のイベントでは、折り紙、空手、書道、生け花、茶道、浴衣の着付けなど、日本文化のエッセンスを色んな面から体験していただけるようなプログラムがたくさんありました。

私たちのテーブルでは、けん玉や独楽といった伝統的な遊びを中心に、「グッド・トイ」の工夫の詰まった新しい木のおもちゃも体験していただきました。事前の新聞での告知やソーシャルメディアでの告知のおかげで、日本に興味のあるたくさんの方が会場まで足を運んでくださいました。

トゥルク大聖堂から歩いて5分ほどの場所にある、歴史ある古い建物の3階が今回の会場でした。どのくらいたくさんの方が来てくださるか、わくわくしながら木のおもちゃを設置しました。

準備を手伝ってくれた日本人の子たちは、初めて見るH-CUBEでどこまで積めるかお客さんが来る前に何度も挑戦していました。

今回のイベントでは、けん玉が大人気でほとんどの来場者の方が体験したのではないかと思います。コツはどんなところにあるか、他にはどんな種類のけん玉があるか、日本ではどんな名前の技があるのか、などけん玉があるだけでこんなにたくさんのコミュニケーションができることに驚きました。

けん玉を積んでバランスを取っている方もいらっしゃいました。お皿の上にひょいと乗せるだけでなく、他の遊びもできるのがけん玉の素晴らしいところですよね。

トゥルクは大きな港町ということもあり、フィンランド人の方だけでなく留学や仕事で移り住んだ外国人の方も多く、Japan Day @Turku 2023では日本を話題にしつつも、色んな文化交流の場になっていたように思います。私がおもしろいと思ったのは、マレーシアにもお手玉のような遊びがあると聞いたことです。その後に韓国の方に聞いたら、お手玉では遊ばなかったそうです。国を越えてまだ知らない遊びや、共通している遊びがあると思うとわくわくしますね。