制作日が2週間後に迫った1日、会員有志で集まり、滋賀県に葉っぱの大量採集に行った。

 

午前中は軍手をはめてひたすら採集!

フラワーアレンジトとは思えないような地道な作業。

華やかな制作当日までの準備の段階は、地味で根気のいる作業が続く。

 

針葉樹の「コノテヒバ」は、木から落とした枝を適当なサイズに揃えてダンボールにたっぷり詰めて約5杯ほど。

「ヤツデ」の葉っぱは、細かなシボがレザーの様で美しい。これはダンボール3杯。

 

持ちの良い「ハラン」は約5千枚調達。

沢山生えているところで採集したほか、いっぱい生えているお家にお願いに上がり許可を得て採らせても頂いた。

 

午後からはこの「ハラン」をカットしてパーツに加工。

まずはタオルで汚れを落とし、定規を使って寸法を合わせてカット。
フラワーアレンジメントに欠かせないテクニック「ワイヤリング」の手法でパーツに細工していく。どの様にすれば綺麗な仕上がりで、しかも手早く揃うか、みんなで研究しながらパーツを作って行く。

またまた「地味な作業」が延々と続く。

今回のレシピ。一枚に付き、約4個のパーツができる計算だ。

この小さくて「麩饅頭」みたいなパーツを、図案の柄と柄との境界線の部分に細かくびっちりと並べていく構想なのだ。

12m×12mの大きな図案の中の線の部分だから、途方もない数量が必要になる。

やり方が分かったら、一人200枚〜300枚ほどのハランを自宅に持って帰って、各自当日までの宿題となった。

滋賀県に行かなかった人も、京都にまだ2500枚位残っており、各自取りに行って宿題をする。

 

みんな、制作当日まで、夜なべでハランパーツ作りだ。

文字通り、血のにじむような努力と根気と、そして睡眠を犠牲にしたハランパーツである。

 

制作時、また展示作品をご覧になる時に、地味〜にこのパーツが使われてるので、どこにあるか探してみて!華やかなパーツではないのだが、デザインの美しさ、出来栄えを左右する重要な脇役である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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