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これまでTwitterやFacebook、あるいは口頭やメールにて様々な方にこちらの企画をお伝えさせていただいており、10名の方にご寄付をいただいておりますが、まだまだ達成までは多くの方のご支援が必要です!
もしこれからご寄付をご検討いただいている方は、ぜひともご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

 

さて、私たちふりー!すくーりんぐには、様々な民間教育の団体が所属しておりますが、本日は以前予告しておりました「フリースクール」について、ちょっと詳しくご説明致します。


フリースクールという言葉、それ自体は昨今多くの方々に知っていただいているかと思います。


フリースクールとは、ざっくり言うと「何らかの事情で学校に行けない子ども達の、学校に代わる居場所・学びの場」のことです。

 

ですが、フリースクールという言葉は知ってはいても、では実際に子どもたちがフリースクールに来て何をしているのか、ということは意外と知られていないのではないかと思います。

 


・まずは「安心して過ごせる居場所」であること

文部科学省の学校基本調査によると、平成26年度の「不登校」を理由とする者の全児童生徒数に占める割合の推移によると、中学校で、37人に1人の割合で不登校の生徒がいる、とされています。だいたい、一クラスに1人の割合です。

 

とはいえ、「学校に行っている子ども」の数と比べると、少数であることには変わりありません。

 

「学校に行けないのは自分だけではないか」
「うちの子どもだけじゃないか? 学校に行けないのは」

 

学校に行けなくなると、周囲に同じような境遇をもつ子・保護者がいないがゆえに不安になったり、同年代の子どもたちと遊ぶ機会が極端に減ってしまいます。
他の人たちは学校に行っているのに、うちだけは・・・、という否定的な考え方に陥ってしまい、地域の様々な場所に顔を出しづらくなってしまったり、学校に行けないことが起因となる家族内の悲しい事件に発展することもあります。


そこで、まず子どもたちに必要なのは、同じ経験をもった、同年代の子どもたちと共に過ごせる場所。しかもそこは、学校に行けない自分でも受け入れてくれる、安心して過ごせる居場所でなければなりません。

 

そのことを「甘え」と言われる方もいるかもしれませんが、

「学校に行っていようがいまいが、一人の人として受け入れてくれた」
「学校に行けないのは自分一人だけかと思っていた。けれど、フリースクールに来たら、学校に行けない人が自分以外にもいたことで、安心できた」
「学校に行けなかった時代を過ごしても一人の人として成長する姿を間近で見ることで希望がもてた」

など、否定感情でいっぱいだった子どもたちは、次第に自己肯定感を回復していきます。

自己肯定感を回復するために必要なのが、まずは「安心できること」なのです。それが達成されて初めて、子どもたちは動き出すことができるのです。

 


・「自己肯定感」を取り戻すために

そのため、フリースクールでは基本的に「こなさなければならない」カリキュラム等はなく、それぞれがその日にしたいことを決め、思い思いに過ごします。まずはプレッシャーの少ない状態で過ごすことで、少しずつ自分を肯定する感情を取り戻していきます。

 


・そして様々な学びへ

自己肯定感を取り戻した子どもは、少しずつ自分の興味・関心に応じて学びたい意欲を取り戻します。
子どもたちは自分の学びたいことを、学びたいときに取り組んでこそよく伸びるもの。フリースクールでは、そうした子どもたちの「学びたい」という欲求にも、臨機応変に応えていきます。

…とはいえ、ここから先は様々なスクールが様々な手法・方針で工夫して行っています。
それぞれの取り組みは共通していること、違っていること様々なので、例えばふりー!すくーりんぐに所属しているフリースクールを見比べていただいた方がよいでしょう。

http://freeschoolring.yukihotaru.com

 

以上が「フリースクール」のごく簡単な説明となります。


フリースクールが「学校に行けなくなった子どもたちやその保護者に対しての切り口のひとつ」としての取り組みであるのに対し、ふりー!すくーりんぐに所属している団体には、「既存の学校の方針にとらわれない新しい教育」に対する取り組みを行っている団体もあります。次回はそうした教育について話していきたいと思います。