
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 290人
- 募集終了日
- 2012年12月31日
Facebook版福井人10
タイトル:自分で育てた野菜を売り歩く「越のルビー」行商人
福井人:麻王 伝兵衛さん
会える場所:あわら市
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「農業から逃れたかった」そう語るのはもろびた(木の箱)に作った野菜を入れて行商する麻王伝兵衛さん。
『伝兵衛』と言うは家の屋号。越のルビー(甘味の強い中玉トマト)を中心に葉物野菜やズッキーニなどを作ってそれを直接個人へ売り歩いている。
しかし、田んぼの手伝いを「苦痛」としか感じられなかった子どもの頃、青年になって農業から、福井から離れ東京で暮す。
でも心のどこかに故郷への思いがあり福井が好きなんだと再確認。戻ってきたのは特に農業をする為ではなかったが、世界の人口増、食糧不足を考えると食べ物は大事で究極の消耗品。人間には必ず必要な物。実家が農業をやってきたおかげで始めるための設備は整っていた事もあって1995年にスタートした。
初めから行商をしていた訳ではなかったが、大量生産で仲卸を通して売ってもらうのは性に合わず、直売所に野菜を並べて売っていた。商品を引き揚げる帰りに知人の職場で売ったのが行商の始まり。やがて直売所での売れ残りではなく新鮮な野菜を皆さんの職場へ直接届ける『もろびた行商人』のスタイルができあがった。
行商の強みは「お友達マーケティング」。
①カスタマイズが容易。葉物セットの中でこの野菜だけが欲しいと言われれば次回その人用にセットしてくる。
②リサーチから商品開発。サラダ用のドレッシングは売らないの?と言う意見からイタリアンレストランとコラボで越のルビーのドレッシングを開発
③紹介でお客さん増加。
美味しいと言う声は嬉しいけど時には厳しい意見も。
そういう真剣勝負の中から売り先を紹介してもらい、今では約100カ所程に広がった。知人もしくはその紹介、つまりほとんど「お友達」に売っている事になる。そんな「お友達」の中に老舗和菓子屋さんいて越のルビー1玉の入った「伝兵衛」が誕生、ヒット商品となった。
規模は拡大していきたいが、基本は「自分で作って自分で売る」その基本スタイルは貫きたいと語る。
そんな伝兵衛さんの目指すところは惚れ込んだ越のルビーの価値をあげること。
そうする事で農家をやりたいという若者が増えてくると願っている。それがまだ小さい自分の息子だとなおイイけど。
(取材・執筆: 荻田 英爾)
≪参考≫
ブログ「麻王 伝兵衛」
http://asaodenbee.jugem.jp/
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リターン
1,000円+システム利用料
*サンクスレター
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
2,000円+システム利用料
*サンクスレター
*COMMUNITY TRAVEL GUIDE vol2.福井人(一冊)
- 申込数
- 120
- 在庫数
- 制限なし
1,000円+システム利用料
*サンクスレター
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
2,000円+システム利用料
*サンクスレター
*COMMUNITY TRAVEL GUIDE vol2.福井人(一冊)
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- 120
- 在庫数
- 制限なし

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