タイトル:自然学校で地域貢献!!
福井人:辻 一憲さん
(自然体験活動実施団体理事長)
会える場所:福井市

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初めて「平和」を意識したのはアフリカの飢餓問題を知ってからだった。
廃校を拠点に子どもの自然体験やキャンプを運営しているNOP法人自然体験共学センター理事長 辻一憲さんは自身の体験活動でのニックネームも「サラム」(アラビア語で平和)としている。

東京で国際協力団体の専従職員として働いていたが、2000年に福井へ戻り、親の実家である小浜市で小規模から夏キャンプをスタートさせた。同時に平和への思いからアジアの子どもたちと交流するキャンプも始まった。
自然には素直な感動があり、子どもたちを成長させると語る辻さんは自然の持つ可能性にすごさを感じている。言葉や文化の異なる子どもたちが自然の中で一緒に活動する事で急速に仲良くなっていくのを間直に見たからだ。

人が困っているといても立っていられなくなる性格から東北の震災ボランティア、福島の子どもたちを受け入れる事業を決めるなど想いを即行動に移している。
今の拠点に移った最大のきっかけは2004年の「福井豪雨」。既に計画は進んでいたが、災害ボランティアでつながった縁を活かそうと完全に拠点を移した。

こういう活動は「つながり」が大事と実感している。関係者へのあいさつ回りも重要で、団体としても集落の奉仕活動などには積極的に参加している。地域とのつきあいが深まるにつれ、地域資源を活用したプログラムなどで助けてくれる事も多くなってきた。
子どもが居なくて途絶えていた地域の盆踊りも子どもキャンプに来た子どもたちが参加することで復活、地域連携の良い事例である。

今後は、地球と地域の発展」中期のコンセプトとして、自然学校が災害時の拠点としての機能を持つこと、自然エネルギーの集落での活用など新たな挑戦と福島の子どもたちは受け入れていくと決めている。
過疎化の不安を抱える地域で、たとえ人が変わっても存在し続ける事で地域の発展に寄与する事ができのではと考えている。

(取材・執筆:荻田 英爾)


≪参考≫
NPO法人自然体験共学センターWeb:http://www.kyougaku.com/index.html
辻一憲ブログ:http://blog.goo.ne.jp/tkaztsuji

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