福祉を冒険し、福祉を発見するFUKUSHI×祭りを東北で開催したい

福祉を冒険し、福祉を発見するFUKUSHI×祭りを東北で開催したい

支援総額

380,000

目標金額 250,000円

支援者
44人
募集終了日
2015年8月29日

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2015年08月20日 18:11

実行委員へインタビュー 長いっす!けど熱いっす!

さぁクラウドファンドも残す所あと9日です。

皆様のご支援ありがとうございます。

 

今回は、どんなメンバーが実行委員に居るのか。実行委員へ祭りへの想いをインタビューしてみました。すげー熱い仲間っす。けどすげー長いっす。

・・・面白くて色々聞いちゃった。(笑)

ぜひ、時間有る時に読んで下さいね!

 

実行委員のクラウドファンディング担当岡さんです!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

野津:宜しくお願いします

 

岡:お願いします

 

 

野津:まず岡さん、簡単に自己紹介からお願いしてもいいですか?

 

岡:仙台の訪問看護ステーションに務めている理学療法士です。

  その前は石巻の病院に勤めていて、訪問の理学療法士をしていました。

 

 

野津:なるほど、ずっとリハビリをしていらっしゃるという。

   どんなことをしているんですか。

 

岡:仕事は障がいのある方の自宅に訪問して、自宅での生活環境を整えたり、

  後は本人の能力を引き出すためにリハビリを提供しています。

 

 

野津:なるほど!理学療法士って…難しい感じですね。面白いですか?

   面白いですか?これ重要(笑)

 

岡:面白いけど大変なことが多い。やりがいはあるけど。

 

 

野津:なるほど。仕事の大変さとは?

 

岡:今は在宅で関わっているので、本人の機能的な面だけを見ていては解決できない

  ことの方が多くて、勿論その人の生活環境とか生きてきた生活歴・人生観とか、

  そういうところを踏まえてその中で本人がいきがいを持ってとかその人らしくっ

  てのを一緒に作っていくのが多い。

   そこを一緒に見出すっていうのはやりがいがあるし、そこに関われるのはやっ

  ぱり幸せ。達成できることもできないこともあるけれど、過程というかそこに対

  して試していくことによって本人も出来ることが増えてくる。
   またはできないことが分かるんだけど、じゃあこっちの方に挑戦してみようっ

  て視点を変えていくってところが在宅で自分が重要視しているところなので、そ

  こがやっぱり大変でやりがいがあるかな。

 

 

野津:大変だけどそこが醍醐味。

 

岡:そこしかないよね(笑)だから大変だけど醍醐味があるしやりがいがある。

  そこに着目できないとリハ職は向かないと思う。

 

 

野津:その人の人生にかなり関わっている感はあるけど、今聞いた大変のところで

   一緒に作っていく、そして見出していく。うまくいかないプロセスを共有して

   いく…というのは祭りに通じるかなと思っちゃった。

 

   祭りぶっちゃけた今の素直な感想というか今思っていることは?

 

岡:どうだろうね…今までなかったものを作るってのは大変だよね。

  大変だし勝手がわからないからみんな手探りでやっている。
   そこの中で準備を通してきて、本当にいろんな人が来てくれて、色んな意見や

  思い、それぞれがそれぞれのフィールドで感じていることは、まずこの祭りを立

  ち上げなければ聞けなかった。

  それを生かしていきたいっていうのが一つかな。

  この祭りを成功させる役割というか義務、恩返し。そこはしっかりやっていかな

  いと、準備には参加したけれど本番は出れないっていう人に対しても次に繋げる

  過程ではあるかな、と。

 

 

野津:過程というか作り上げるプロセスの中で色んな人の想いが入ってくるわけじゃ

   ないですか。それはそれは凄く面白いですよね。

 

   面白いんだけどその想いって凄く大事だし、その思いをなるべく排除ではなく

   ていい方向で祭りに繋げていくってのが凄く難しい。その中で今岡さんが実行

   委員として動いていて気をつけていること、意識している事は?

 

岡:気を付けているというか、意識していることは、それぞれの○○をしたいという意

  見があったらなんでこの人はそんな意見を出たのかなとか、何のためにとか。た

  だ表に出てきた言葉だけではなくて、その裏の背景がきっとあるはずだから、そ

  こを大事にしないでただこれをやりたいです、じゃあそれをやりましょう、きっ

  とその結果はその人の想いと繋がらないものになるのかな。

 

  何のためにやりたいのかなとか、どういった経過があってそんなことをやりたい

  って思ったのかを見れると、多分どこかで根本的に繋がって行くと思うから。一

  つの意見が出てきてそれを掘り下げていったら自分の原体験に繋がっていく。原

  体験を形にするために意見が出てきたとか見えてくるから、それをしょってい

  く。

 

 

野津:しょっていく。それは…なんか今ちょっと、ずしんときちゃった。

 

岡:重いでしょう。大変なことをやっている。それをしょっていかないと、

  多分ただただ祭りという形をしたものになってしまう。多分もしかしたら祭りと

  いうカタチじゃなくてもできるけど、今回は祭りという形でするのであればやっ

  ぱり繋いでいくっていうことは大切なのかな。

 

 

野津:その中で、祭りで大切にしていることとか、やっていきたいこと、

   そこらへんを教えてほしいです。

 

岡:基本的には同じ人間は一人もいないというのが根本にあって。目が悪い人もいれ

 ば、耳が悪い人もいれば、小さい人も大きい人も。それが車椅子の人であれ、生ま

 れつき障害を持っている人あれ、ある意味一つの個性。

 

 それを再確認、じゃないよね、一般の人にはそんな意識がないと思うから、そこを

 一緒に共有出来るといいな。前々から言ってたように知ってもらう、体験してもら

 う、実際に自分事に感じてもらうっていうのが大事かな、と。

 

 

野津:障がいがあるとかないとかじゃなくて、一人として同じものは全くないわけじ

   ゃないですか。それってごくごく当たり前のはずなのに、当たり前じゃない。

 

岡:そう。集団をよしとして個人をダメとする、というか。みんなと同じ事ができな

  いことがダメだとする。というふうではなくて、できないことがあってもある意

  味別のところで得意なことがあるかもしれないし、そこを見出す社会というか、

  それぞれがそれぞれに優しい社会になればいいのかな、と思うから。

   この祭りは、そこの第一歩。今回は規模として小さいかもしれないけれど、来

  てくれた人が今までは別世界だと感じていたけど実際会って話してみたら自分が

  体験してみたら案外ここがちょっと不得手なだけなんだな、とか、こういうとこ

  ろが大変なんだなとか。

   そしたら多分日常に戻ったときにちょっと目を掛けて大変そうだから手伝おう

  かなとか。そういう風に気軽にできるきっかけになればいいかなと。

 

 

野津:社会全体の構造を考えると難しいと思うけれど、この祭りでは岡さんが一歩っ

   て言ってましたけれども、色んなきっかけが色んな人に起こればいいかなと思

   いますよね。規模じゃなくて一人ひとり来た方が小さいけれどそんな思いにな

   って、日常に帰っていく祭りになればいいなと。


岡:今回祭りに来てくれた人が、またその先にいる人と関わることによって、その先

  にいる人が楽になるとか、助かるとか、居場所を見つけるとか、自己肯定感を持

  てるとか。そっからまたその先に、その先にと、どんどん広がって行くと思うか

  ら。やっぱりカタチにしていかなかなければいけない。カタチがないとそれも始

  まらないし、っていうところかな。

 

(2つめを食し、満足げに話す岡氏)

 

 

野津:そんな祭りになるために、どんなことが大事なんですかね?

 

岡:うーん、何だろうね。

 

野津:うーん

 

岡:自分が楽しむことじゃない?

 やっぱり自分が楽しくないものを他の人に「これ楽しいですよ」って言っても、楽

 しさは伝わらないし、何かちょっと行ってみようかなとか面白そうだなーっていう

 風にはならないと思うから。やっぱり自分が楽しい!楽しい!一緒にちょっとやっ

 てみない?そのくらいでいいと思うんだよね。無理やり来て下さいとか強制参加で

 すとかいうものでもないし。

 

 

野津:確かにね。楽しいっていうのは根底にあるよね。

   ちなみに岡さん、楽しいと思う瞬間ってどんなとき?

 

岡:何に対して?

 

野津:日頃

 

岡:楽しいね…楽しい…何だろうね。生きている事が楽しいんじゃないかな。

 

岡:自分と同じ価値観を共有するってのも嬉しい、楽しいかもしれないし、自分とは

  真逆な考え方をする人がいて「そんな考え方をするんだ、俺にはその発想はなか

  ったわ」っていう新たな知見を知るというか。

   だから俺は誰と関わっていてもフラットな関わりをしているし、人によって自

  分と違う意見を排除したり、自分と同じイエスじゃないとこいつはこういうやつ

  だ離れるって人もいるけど、どちらかというと俺は「ああそんな人もいるんだ、

  俺はこういうときこう思うけどあなたはどうなの?」って「こういうふうに思う

  んだ」「なるほどね、その発想はなかったわ」ってのは、やっぱり面白いかな。


野津:それって、その人にとって当たり前の意見が自分にとっては当たり前じゃなか

  ったり「そんな意見があるんだ」って発見がある。新たな発見に出会うのが楽し

  いのかな

 

岡:それは身体的な個性ではなく、考え方の個性だと思ってる。

 

 

野津:うんうんうん。多様性があるのは岡さんにとっては楽しいことだと思うんだけ

  ど、その多様性を実は案外認めない日常というかね、社会が広がっていると凄く

  感じるんだよね。だからこそ、この祭りに対して多様性がありというか、寧ろ大

  事かな。今の作り方っていうのはそうゆうところですよね。色んな多様性を認め

  合いつつ作っていくっていう。その作り方って凄く大事ですよね。

 

岡:結局自分は一人しかいないから。つまり自分以外は他人。自分と違うのは当たり

 前と思っているから。そう考えた時に、自分と必ず全く同じコピーがいるのかって

 いうといるわけがないんだから、それは否定する理由にならない。自分と違うから

 それはノーだっていう理由にはならないかな、と。

 

 

野津:最後になりますけど。岡さんにとって、俺も聞かれたらよくわかんないけど、

   福祉とは…何ですか?

 

岡:福祉とは…何だろうな…人の生活の中で必ず関わるものだけど、現状やっぱり壁

  があるものかな。時期が来ると関わらないものかっていうと本当はそうではない

  けれど、生まれたときから死ぬまで関わるはずなんだけど、でも実際病気になら

  ないと関わらないってイメージが強いのかな。だから本当はもっと身近にしなき

  ゃいけないものかな。

 

 

野津:岡さんと話をしていると、福祉というのは目の前にあるものって気がします。

 

岡:特に特別なものでもないかな。福祉に関わる者以外が関わっちゃいかんというも

  のではなくて、本当にその辺にあるものっていうか、かな。

 

野津:なるほど。岡さん、どうもありがとうございました。

 

 

岡:どうも。

 

(スイカ3つめを食し笑顔の岡氏)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

読んでくれた皆さん。ありがとうございます!

長かったですよね?笑

実は、しっかり話す機会ってあまりなくて、想いも聞く機会が無かったので、僕もとても良い機会となりました。

 

ほんとに、一人一人素敵な想いで実行委員となって動いています。

だけど、大変な事や悩むもいっぱいあるんだ。

皆で、作っていきます!

 

ご支援下さったあなたもそんな仲間のお1人です。

どうぞ今後とも宜しくお願い致します!!

 

FUKUSHI×祭り 共同代表 野津裕二郎

リターン

1,000


alt

・チケット1枚
・サンクスレター

支援者
11人
在庫数
制限なし

3,000


alt

・チケット1枚
・サンクスレター
・FUKUSHI×祭りグッズ1点

支援者
14人
在庫数
制限なし

5,000


alt

・チケット1枚
・サンクスレター
・FUKUSHI×祭りグッズ1点
・FUKUSHI×祭り当日DVD

支援者
12人
在庫数
制限なし

10,000


alt

・チケット1枚
・サンクスレター
・FUKUSHI×祭りグッズ1点
・FUKUSHI×祭り当日DVD
・FUKUSHI×祭り振り返りアルバム

支援者
7人
在庫数
制限なし

30,000


alt

・チケット1枚
・サンクスレター
・FUKUSHI×祭りグッズ2点
・FUKUSHI×祭り当日DVD
・FUKUSHI×祭り振り返りアルバム
・仙台銘菓
・ブース出展希望者は出展権利

支援者
0人
在庫数
制限なし

30,000


alt

・チケット1枚
・サンクスレター
・FUKUSHI×祭りグッズ2点
・FUKUSHI×祭り当日DVD
・FUKUSHI×祭り振り返りアルバム
・牡鹿半島乾物(例)ワカメ・ふのり

支援者
4人
在庫数
制限なし

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