アメリカの有名なバンド MELEEが参加した理由

今回のふたり5th album「太陽」には、アメリカのロックバンドMELEEのボーカルChris Cronが参加してくれました。そもそも、ボク（avion records代表NORIO）とふたりの石崎紀彦は、MELEEの音楽が好きで、ツアー移動中によく車でMELEEの曲を聴いています。そして5th albumのレコーディングを始めた頃、「MELEEに参加してもらいたいね」とスタジオで話すことがありました。それは、音楽性が近く、また、今回のアルバムは世界にも伝えてゆきたいと、感じていたからです。そして、MELEEに英語の歌詞を作詞してほしいと思っていました。FUJI ROCK FESTIVALに参加し、日本の洋楽チャートで１位になったバンドです。簡単には、この想いは、叶わないと思っていました。

しかし、まずはボク達の音楽への想い、世界、そして日本中の人達に伝えたい熱い想いをMELEEに伝えてみようと思い、メールを送ってみました。

それは、音楽を通じて被災地支援を行なったり、音楽とは、メッセージを伝えるもの、そして、生き方を伝えるもの、日本の被災者の方々だけでなく、多くの世界中の悲しい境遇の人達のためにも、ボク達のメッセージを伝え、チカラになりたいという想い。そして、なぜ、ボク達が「CDというカタチあるものにこだわり、ダウンロードではなく、伝えているのか？」それは、メッセージや歌詞を目にしながら聴いてほしい、そして、手に取り、CDそして、アーティストや、そのアルバムというカタチあるものに愛情を感じてほしいという考えでCDにこだわっているという理由の説明。そして、日本、そして世界の人々が平和で、手を取り合って進む世界を目指すための音楽を作り続けたい。今回のアルバムの曲も、そうした考えの一環であり、ゆえに英語の歌詞も必要である。というような考えをMELEEにぶつけ、候補の曲のベイシックなトラックを送ってみました。（もちろん、日本語の歌詞をこちらで英訳した内容も送りました）

そしてMELEEのChris Cronからメールの返事が来ました。

「君たちの音楽に対する考えはgreatだ！感動した。ぜひ、英語の歌詞だけでなく、ボーカルでも参加するよ！」という驚きの返事が！

そして「今回、参加するだけでなく、近い将来、日本で一緒にライブをやりたい。そして、一緒に被災地に向い、支援ライブを行いたい！」という答えが！

その返事をもらったボク達も感動しました。

音楽への想いは、国や言葉を超えて、共有できるんだ！と実感しました。

大切なのは「伝えたい！」という想いがあるかどうかです。
ただ、サウンドや流行りや、実績ではなく、いかに作る音楽に伝えたい想いが詰まっているかどうかです。

そひてChris から送られてきた、英語の歌詞は日本語の歌詞を英訳するだけでなく、彼なりの新たな気持ちをも表現してくれていました。ただ、感動、感動。そして感謝。。。

音楽は素晴らしいチカラを持っています。音楽でつながることもできるし、誰かのチカラにもなれます。

ボク達は、自分たちの信念をこれからも持ち続け、また、信じた道を進み続けます。

今回のこのプロジェクトへの皆さんのご理解と支援をよろしくお願い致します。

 

avion records　代表　NORIO