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みなさま、こんにちは！
広島大学クラウドファンディング担当チームです。
皆様から頂いたご支援の活用状況をご報告いたします！

今回は、「本学附属学校や特別支援学校において教育実習を行う実習生への経済支援」についてのご報告です。

〇本学附属学校や特別支援学校において教育実習を行う実習生への経済支援について

本学では、年間600名を超える学生が、本学附属学校や特別支援学校において教育実習を行い、教員免許取得後、教師として全国の学校へ赴任しています。
学生は、取得する免許に応じて2週間から約2か月の教育実習の期間、実習先の学校に通います。
例年は附属学校併設の宿泊施設を活用し、遠方の学校での実習に臨んでいます。
ところが、附属学校併設の宿泊施設は大部屋、風呂等共用の施設となっており、感染症の予防対策がとれず、今年度の活用は断念せざるを得ない状況となりました。

このような背景から、学生が附属学校周辺のホテルへ宿泊するための費用を補助するため、皆様へご支援をお願いさせて頂きました。

この結果、集まったご支援のうち、191万円と、他の資金も加え、総額約800万円の財源で、190名の学生を支援することができました。

支援を受けた学生から、皆様へメッセージが届いていますので、ご紹介します。

　皆様からのご支援、本当にありがとうございました。

【教育学部3年生　永尾　祐樹さん】
〇教育実習先：広島大学附属福山中・高等学校
〇教育実習期間：8月31日～9月18日

　この度、私たちの教育実習の支援をしていただき有難うございました。３週間の実習期間中、例年であれば附属学校の敷地内の宿泊施設を利用することが可能なのですが、今年はコロナウイルス感染拡大の防止のために敷地内の施設が利用できず、我々は実習校周辺のホテルに宿泊しなければならない状況でした。私の場合は、その宿泊費用を捻出するためには、アルバイトを多くする必要がありました。実習の期間は3週間ですが、実質的には実習の数週間前から教材研究や授業の準備を行う必要があり、アルバイトと実習の準備の両立で更に困窮することになりそうでしたが、今回、経済的な支援をいただいたお陰で、アルバイトに多くの時間を費やす必要もなく、実習にむけての準備に集中して日々を過ごすことができました。
　実習の準備期間も含めて、教育実習の活動に、我々が専念できましたのも、経済的な支援をして頂いたお陰であると、心から感謝しております。
今回、教育実習で学んだことを糧にして、卒業後に生徒に国語の面白さや深く読解することの楽しさ・奥深さを気づかせることができるような教員になれるように、これからも大学での勉学に励みたいと思います。有難うございました。

【教育学部3年生　齋藤　岳人さん】
〇教育実習先：広島大学附属三原小学校
〇教育実習期間：9月1日～9月30日

　この度は広島大学附属三原小学校で教育実習をさせて頂いた実習生のためにご寄付頂き、誠にありがとうございます。ご理解いただき、ご協力いただいたご厚意に実習生一同、深く感謝しております。皆様からお寄せ頂いたご厚意で、私たち広島大学附属三原小学校で教育実習を行った実習生は、実習１カ月間の宿泊費をご支援いただくことができました。
広島大学附属三原小学校を実習先に希望する学生の中には、金銭的な理由から小学校の敷地内にある寮を使用できることを前提としていた者も多くいました。私もそのうちの１人でした。しかし、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために寮の使用禁止という決定が下されました。この判断が仕方のないことだということはもちろん理解しておりました。しかし、大学近辺から三原までは往復２時間以上かかります。朝の７時前に出発し、夜の9時過ぎに帰宅する。そこから食事を取り、入浴し、その日にあった出来事を記録し、自分が担当する授業の指導案を作成し、教材を準備し、必要となるものを購入し、深夜に就寝する。このような生活リズムで１カ月間の実習を終えることはほとんど不可能ではないかと感じ、私たちは不安でいっぱいでした。
そんな中、皆様から支援をしていただけるかもしれないという話を聞かせて頂きました。その瞬間に目の前が明るくなったような気がしました。実習生同士で喜び合い、安堵した光景を今でも覚えています。金銭面での不安も解消され、実習校のある三原市内に寝泊まりできることで精神的にも身体的にも大きく救われました。皆様のお力添えがなければ、全員が欠けることなく実習を終えることができなかったと思います。ひとえにご支援頂いた皆様のおかげです。
重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。