【あと3日】初等教育でのつまづきは、その後の人生に大きく影響します。

高校生なのに、1/3+1/2＝1/5と書く生徒がいて驚いた！という話を

聞いたのは、かなり以前の話です。

 

算数や数学の基礎を学ぶのは小学校です。

算数は目の前にあるものではなく

「数」という抽象的な概念を頭の中に形成する事から始まりますが、

今の小さなお子さんを見ると、

指を使って計算することすらおぼつかない状態のお子さんも見られます。

 

育つ過程で、数に接する事がなかったようです。

 

お金も数えなくていいし時計も読む必要がない生活になっているので、

「数」概念が出来上がらないまま小学生になります。

 

（↑勉強中に眠くなって寝てしまった。夜勤のお母さんは、お子さんがいつ寝たかわかりません。）

ひとり親家庭では、母親は必死で働き、家事、育児など

一人でこなさなければならないので、子ども達と会話する時間が

取れません。当然、コミュニケーション能力は身につきません。

国語能力も十分でないお子さんがたくさんいます。

 

底辺層のお子さんにも手を差し伸べたいと始めた「無料学習会」を

なんとか続けたいと思っています。補助金がなくなり、今までかかった人件費や会場費は全て持ち出しですがこれ以上負担継続は、財政上難しいと考えています。

 

不成立の場合は「無料学習会」からの撤退と「有料化」の道がありますが、

生活の苦しいご家庭の事を考えると気の毒でなかなか「有料化」に踏み切れません。

 

なんとか成立させていただければ、継続できると考えています。

あと3日となりました。

どうぞよろしくお願いいたします。