これからも島と共に。上五島鯛ノ浦〜長崎航路の廃止危機を乗り越えたい

新上五島町は、長崎県　五島列島の北部にある離島です。

 

長崎本土の海の玄関口である「長崎港（長崎市元船町）」から高速船にて１時間４０分で到着です。

以前は新上五島町と本土を結ぶ飛行機が運航していたそうですが、現在は海路のみとなっております。

 

五島産業汽船㈱が考える新上五島町は「祈りと癒しの島」です。

 

～祈り～

 

キリスト教や神道などに熱心な島民の方々が多いことによります。

２０１８年　世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の１つが「頭ヶ島の集落」です。

 

１９世紀、長崎本土の外海（そとめ）地域から移り住んだ潜伏キリシタンの方々が、病人の療養地として人が近づかなかった頭ヶ島を住処としてひそかに共同体を維持したそうです。
（長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産ＨＰより参照）

 

頭ヶ島天主堂（かしらがしまてんしゅどう）

集落の中にある頭ヶ島天主堂は信徒の方々の手によって、付近から石を切り出して運び積み上げられた、珍しい石造りの教会です。外観のクールな印象とは異なり、内観は町の花である椿がモチーフにされたかわいらしい印象です。

教会巡礼手帳で教会巡りをされる方もおり、巡礼手帳の売上は教会保全に役立てられます。

※五島産業汽船㈱の乗船券販売窓口では「巡礼手帳」の販売を行っていますので、ご興味があられる方は窓口にてお買い求め下さいね！

 

 

島内にはたくさんの神社もあります。

クジラの顎骨が特徴的な海童神社（かいどうじんじゃ）

 

 

「五島神楽」は平成２８年に国指定重要無形民俗文化財になり、毎年秋には例大祭が開催され、島内がにぎわいます。

 

鯛ノ浦港湾内でも漁船が大漁旗を掲げて海上を盛り上げています。

 

～癒し～

新上五島町は四方を海で囲まれ、手つかずの自然が溢れています。

 

“日本の快水浴場百選”に選ばれた遠浅の白い砂浜が美しい蛤浜（はまぐりはま）、全身で自然を体感できる矢堅目展望所、桐教会付近や若松大橋下で見られる美しい海、天気がいい日は夜に満点の星空鑑賞ができるなど、見所がたくさんあります。

 

蛤浜（はまぐりはま）

 

矢堅目展望所（やがためてんぼうしょ）

 

若松瀬戸

 

 

日本遺産・構成資産の１つである「日島の石塔群」もあります。中世から近世にかけての古墓群で、都や大陸と往来した海上交易の拠点であったことを物語る重要な史跡です。

その他にも歴史を感じる様々な遺構があり、新上五島町特有の歴史や文化にひたることもできます。

 

 

新上五島町はおいしい特産品も多数。五島手延べうどん、かんころ餅、新鮮な海の幸など、心も体も”癒される”島です。

 

五島うどん

 

かんころ餅

 

かっとっぽ（はこふぐのみそ焼き）

 

 

まだ新上五島町へ来島したことがない方も、既に来島された方も、是非五島産業汽船㈱の鯛ノ浦～長崎航路を利用して上五島へ観光・リフレッシュ・リラックスしにいらっしゃってください。

 

五島産業汽船の航路ご利用の方は

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五島産業汽船株式会社