改修工事が完了しました!
※「プロジェクト終了報告」という報告欄があることを知らず、先日同じような内容を「活動報告」へ投稿してしまいました。部分的に重なるところがありますが、こちらを正式な完了報告とさせていただきます。
皆様からいただいたご支援で、6月中に犬舎の改修を無事に完了することができました。
梅雨入り前に犬たちにより爽やかで快適な環境を提供することができたのも一重にご支援くださった皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
それでは、改修後の犬舎をご紹介させていただきます:


まずは犬室。犬室と犬室の間を区切る壁を低くし、通気性を向上させました。
正面の扉から入った風が、犬舎全体に行き渡ります。
そして下部には常時換気可能な通気口を付けました。いたずらしてガジガジ噛まないようにステンレス製です。
また、壁が低くなったことで、光が隅々まで届きます。


10室ある犬室のうち、5室には上部に窓を取り付けました。
3つは屋内の廊下を経由して屋外へ、2つは直接屋外へ通じています。
犬舎の扉と廊下から外に出る扉、そしてこの5つの窓の開閉を組み合わせることで、様々な通気のパターンが可能になっています。
そして採光性も向上し、体感では犬室内の自然光が2倍くらいに増えています。とても明るく感じます。




事務室で避難生活を送っていた犬たちも犬舎に戻ってまったりしています。

いただいたご支援のうち、目標金額の250万円は全額改修工事の費用とクラウドファンディングの実行手数料に充てさせていただきました。目標金額を上回りました分は、今後の盲導犬育成のために大切に少しづつ使わせていただきます。
ご支援くださった皆様には、別途郵送で御礼とご報告をさせていただきます(リターンのマグネットも含む)。
非常勤の事務担当者が細々と発送作業をおこなう関係で、何便かに分けて発送してまいります。7月15日ごろから順次発送開始、7月末までには全て発送を終える予定でおりますので、今しばらく御猶予お願いいたします。
今後も茨城県から良質な盲導犬を提供できるよう、全力で取り組んでまいります。日本で一番若く規模の小さな盲導犬育成施設ですが、変わらず応援していただければ幸甚に存じます。