12月18・19日につくば市での茅刈りボランティアに参加しました！

12月18日（土）、12月19日（日）につくば市の高エネルギー加速器研究機構（以下、KEK）の敷地内で茅刈りボランティア活動が行われ、18日はボランティアを含めた濱田窯長屋門チームとして5名、19日には濱田窯長屋門チーム8名（内大学院生2名）が参加しました！

KEK内の広大な土地に広がる茅を、総勢20名を超える人々で刈らせていただきました。
土曜日には東京からいらっしゃる方も。
ここで刈られた茅の一部が、長屋門屋根補修に使用されます。

 

快晴の下、朝9時から茅刈りがスタートしました。
最初は茅を束ねる事にも少し技術がいるため、手こずりましたが、段々と大学院生も慣れてきて、最後には慣れた手つきで茅を束ね、運んでいました。
一面に広がる茅が段々と無くなっていく様子に、非常に達成感を感じられたことが印象に残っています。

 

夕方は16時過ぎまで作業は続き、途中途中休憩を挟みながら・・・ではありましたが、意外にも体力仕事で、運動不足の大学院生には一苦労・・・。(笑)
貴重な運動の機会となりました。様々な茅葺に関わる方々の出会いもあり、達成感に運動、新たな人との繋がりなど、ボランティアから得られる価値は様々であると実感いたしました。

 

立派な茅葺き屋根の茅が、そもそも私たちが住むつくば市のKEK内にあることすらこれまでは知りませんでした。そして、こうした手作業でみなさんの想いが込められて丁寧に刈られていることも目の当たりにすることができ、また茅葺きを見る目が変わるきっかけとなりました。

 

最後にはみんなで、使用しない茅を背に・・・(笑)

 

茅刈りボランティアはこれからもありますので、興味のある方はぜひご参加してみてください。

    
共に茅葺き長屋門を残し、育てていきましょう！
引き続き本プロジェクトへのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

益子濱田窯 × 筑波大学大学院生 有志チーム