アトリエ楽しい花の一筆画のパリ個展、感動のうちに終了!

 アトリエ楽しい花の一筆画にとって、初のヨーロッパの展覧会となった今回のパリ個展は、数々の出会いと感動に包まれ、2016年9月24日(土)に無事終了いたしました。ご支援下さった方々に、心から厚く御礼申し上げます。

 9月27日に日本へ帰国後、早速にご支援頂いた方への御礼の作品づくりと、発送に励んでおります。

 御礼のために「花の笑顔」の額作品を描く度に、個展での心温まるふれあいの数々が思い出されます。画家としても、大きな転機となった今回の展覧会を支えて下さった皆様方に、心から感謝いたします。展覧会では、作品総数70点が並び、ワークショップが3回、オープニングパーティも開催され、大変にぎやかでした。日本が大好きな方々がワークショップに参加され、初めて習う「秋の蔦」の表現方法に感激して下さいました。中でも、日本語を習う若いパリジェンヌは、花を自然に描く手法に感化されたそうで、これから絵を習い続け、必ず日本へ行きますと目を輝かせて仰って下さり、繊細であたたかな方々との交流に大きな喜びを感じました。

 また、昨年のパリにおけるテロ事件で犠牲となった学生ヒューゴ君の遺志を継ぐために設立された「自由」基金への寄付コーナーも設立され、多くの心ある方がご寄附くださいました。

和みをテーマにした会場の作品
縁起桐箱は大好評
代表作「光の川」と画家
「自由」基金の寄付コーナー(母が愛用していた絞りの着物と共に)
ワークショップに参加した若いパリジェンヌとの交流。

 展覧会最終日には、ヒューゴ君のご両親と弟君、親友、そして「自由」基金の担当者の方が駆けつけてくださいました。ヒューゴ君のご両親は日本で教鞭を取っていた経験もあり、大の親日家で、ヒューゴ君と共に訪れた日本の思い出を懐かしく語って下さいました。

 ヒューゴ君は、亡くなる2週間前、親友ビクター君と一緒に、大好きな日本を訪れました。ビクター君にとっては初めての日本。そして、最初で最後の親友との訪日体験でした。皆でワークショップに参加して下さいましたが、驚くほどの繊細な出来栄えで、初めて取り組んだ花の一筆画体験に、皆感動をおさえきれない様子でした。

初めて触れる花の一筆画の手法に興味津々。
完成した作品を持って笑顔一杯のヒューゴ君ご一家と親友

 展覧会後にヒューゴ君のお父様が送って下さったメッセージを紹介します。

「私たち一家と亡き息子の親友と共に過ごしたあのワークショップの一時に、幸せのひとかけらを感じました。あなたが「自由」基金に対してして下さったことには、本当に前向きなものを感じましたし、人が人として本来あるべき姿を示して下さったことを生涯、忘れないでしょう。ワークショップを終えて、私が「自由」基金のために頑張ってきたことは間違っていなかったし、これからも全力を尽くそうと思えました。また、地球上のどこかで、きっとお会いしましょう。ヒューゴの父、Dr. ステファン」。

 実は、私は個展の2週間前、ずっと介護してきた父親を亡くし、悲しみと大きな決意を持って渡航したのですが、パリでは深い縁を感じることが続き、感動の花々がいたるところで咲きました。この個展を何よりも応援して下さっていた亡父に、愛する私の子ども達に、かけがえのない友人達やいつも熱心に教室に通って下さる生徒さん達に、今一度、深い感謝の心を贈りたく思います。

 これからも花の芸術家として、この生のある限り、花と人の喜びを描き続けたい。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

2016年10月吉日 アトリエ楽しい花の一筆画家 南 季世子  

印象派の画家達の魂を感じたオルセー美術館にて

 

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