昨日、6月20日は「世界難民の日」でした。

 

2000年12月の国連総会での決議を経て、この日は「世界難民の日」として、世界各国で難民が置かれた状況への理解を深める日となっています。

 

タイ・ミャンマー(ビルマ)国境の難民キャンプでも、「世界難民の日」の式典が行われました。雨がふったりやんだりという天候でしたが、多くの難民の人々が式典に参加しました。

 

 

 

 

今年の式典には、日本人の元プロサッカー選手(現バンコクグラスFCアカデミーコーチ、CREER FC代表、Jリーグアジアンアンバサダー)である、丸山良明氏が参加。前日には、難民の青年グループへのサッカー教室や難民の子どもたちやキャンプ委員会と一緒にサッカー親善試合を楽しみました。丸山氏は、キャンプの子どもたち、そして青年グループに対して、「自分はサッカーを通して、嬉しいこと、悲しいこと、面白いこと、やるせないこと、など様々な思いを経験してきた。是非、みんなにも何かに一生懸命取り組む中で様々な思いを感じてほしい。そのような経験は、将来何か大きな壁にぶつかったとき、それを乗り越える力になる。」と、熱いメッセージを伝えていました。

 

 

 

 

丸山氏は、図書館で行ったサッカー絵本の読み聞かせにもカレン語で挑戦。子どもたちは、おはなしの世界にどんどん引き込まれていました。丸山氏がカレン語で、「トゥカナムア~?(楽しかった?)」と聞くと、笑顔で「メ~!(はーい!)」と答える子どもたち。

 

 

 

読み聞かせをした絵本の中では、世界各国の子どもたちがサッカーを一生懸命練習している様子が紹介されていました。そして、最後にこのようなメッセージが書かれています。

 

「今、世界中の子どもたちが同じ夢を持ちながらサッカーをしているよ。」

 

世界難民の日は、世界の人々が難民のことを想う日でもありますが、それと同じように、メラ難民キャンプの子どもたちは、自分たちが世界の人々を想う日となったようです。

 

菊池礼乃

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