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（社）保護猫応援ファームでございます。

 

お外チーム、TNRM組。

 

最近、ご飯の時間に、いつもそばまでやってくる黒猫ルナちゃん（メス）が、姿を見せない時期がありました。そして、再び現れたのですが、なんだか、よそよそしいので、オカシイ💦と思っていました。

 

ご飯を食べる様子も、ビクビクビクビク、近づくとすぐ逃げて、いつもと様子が違うのです。

 

→すると、背中の毛がありません。

大きな傷跡で、毛が抜けていました。

 

既に傷口はふさがっており、自力でなんとかしたようですが、そんな姿が不憫で仕方ないです。

 

　痛かったね…

　ひとりで頑張ったの？…

 

恐い思いをして、傷ついて、でも、生きるために必死に餌場に通ってくる…

 

これが現実。

TNRMでも、外で生きるということは、こんなに厳しい世界です。

 

別の子、黒猫ボス（オス）くんの姿ももう何カ月と見ていません。

やはり彼も、ダメだったのでしょうか…

 

「餌を食べられるからマシ？」

「保健所で殺されるよりはマシ？」

 

私達の中で、ドコと比べるか、だと思うんです。

 

私は外生活を強いられる子たちと共に生きるようになり、それがオカシイことに気づきました。

 

この子たちは、外生活をする子ではなかった。

外に追いやったのは、私たちわがままな人間でした。

 

比べる先は、家族と一緒に暮らしている、「飼い猫」が正解なはず。

だって「野良猫」は、自然に存在したものではありません。

 

人間が買って捨てた猫、いい加減に飼った猫です。

 

その事実が広く知れ渡り、間違った常識が変わりますように。

 

怪我をしている猫と出会う日、無念の日。

 

（社）保護猫応援ファーム