吉備津彦神社に奉納された上野大掾祐定 長さ三尺九寸八分 120,6cm 寛文六年 1666年 研磨作業が進行中です。真ん中より下が乱れ刃で上は直刃のようです。今回研いだ奉納刀6振の内3振がこのような刃文を焼いている。また、茎穴がうぶなのに2個あけられているのも国重と同じです。奉納刀には共通した習わしがあったのでしょうか。これからの研究課題です。本間薫山先生が書いた本の中にこの刃文のことを神心乱れと昔から呼んでいますがどうしてこう呼ぶのかはわかりませんとありました。推測ですが、奉納刀に特にこの刃文が多いことからすると乱れた心を鎮めるという意味がこめられているのではないでしょうか。まだまだ神社にはたくさん奉納刀が眠っています。継続してこの活動を進めていきたいと思っています。

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