台風15号で被災した「飯香岡八幡宮」の鎮守の森に、救いの手を。

飯香岡八幡宮の3月末までの復旧状況についてお知らせ致します。

 

　本殿の修理につきましては、3月25日に作業用の足場の取り外しも含めて完了致しました。被災に伴って、破損していた屋根及び避雷針の復旧作業を終えております。

 

　末社の修理は、本殿修理と共に継続しております。4月以降作業が続いてゆきます。作業は主に工務店の作業所内で続けられております。

 

　神楽殿の修理は、破損した扉及び調度品の新調を完了しております。

 

　水道・電気等の復旧作業は、水道・井戸水の復旧は完了しております。また電気等もほぼ終了しております。一部。転倒してしまった照明などの設置作業など残っておりますが、参拝に差し支えない状態になっております。

 

　樹木の伐採及び処分については、現在3月以降の作業を実施しております。ヒマラヤスギの伐採をはじめ、台風で破損した高木に引っかかっている枝等の除去、それらをチップにして境内に敷く作業などがしばらく継続して行く予定です。

 

クラウドファンディング終了後も、多くの方々からのご支援を頂きました。クラウドで出資して頂いた方で、再び神社を訪れ寄付して頂く方も多くいらっしゃいました。本当にありがとうございます。三月末での募財状況及び、支払い状況については、下記に記させて頂きます。

 

 

　収入

　　①クラウドファンディング　　2,687,000円（１８３名）

　　②クラウド終了後の社頭受付　7,295,500円（１６９名）

　

　支出

　　③クラウド手数料　　　　　　   502,469円（①の17.0％）

　　④樹木伐採・処分等　　　　  12,361,282円

　　⑤水道・電気等復旧　　　　　4,069,460円

　　⑥本殿・末社・神楽殿修復　  11,458,000円

 

　集計

　　募財合計額　　　　　　　　　 9.982,500円

　　復旧費用合計額（３月末）　   28,391,221円

　　　この後、令和２年３月以降の伐採費用及び、末社修復費用残金などの

　　　支払いが予定されています。

 

復旧作業奉賛者芳名簿について

　当初、木板にお名前を記入して保存を考えておりましたが、奉賛者の人数が予定より多く、それに伴って木板が大きくなって本殿に納められない恐れが出てきました。

　新たに芳名を入れる特別な台帳を用意し、そちらに毛筆で浄書して本殿に納めさせて頂き、御奉賛の皆様のお名前を後世に伝えて行きたいと考えております。

　各位への御礼状の発送作業と共に、浄書作業を並行して今後行ってまいります。