プロジェクト概要

 

飼育できなくなったペットを

低料金でお預かりする、老犬施設を作りたい!

 

みなさま、はじめまして。一般社団法人日本愛護動物推進協会の代表理事をつとめております、山川幸男と申します。13年前に「大阪稲荷山動物霊園」を開業し、現在まで二万五千匹以上ペットの旅立ちを見守ってきました。霊園の敷地内では、ペットの葬儀・火葬・埋葬まですべて行っています。また、同園内には生前からのサポートとして、ドッグランをはじめ、トリミングやペットホテルなどのサービスなどを行う老犬ホーム「稲荷山(いなりやま)ペットパーク」を併設しています。

 

 

 

大阪稲荷山動物霊園では、
ペットの旅立ちをお手伝いしています。

 

大阪、奈良、京都にまたがる生駒山のふもとに位置する稲荷山は、遠くは大阪湾、大阪城、大阪平野を一望できる高台にあり、緑に囲まれた素晴らしい環境にあります。ペットの葬儀・火葬・埋葬まで当霊園敷地内で完結し、煩わしい移動などがありません。その後もお気軽に何度でも足を運んでいただけます。

 

△ (右)代表の山川です。13年間、多くのペットたちの旅立ちを見送ってきました。

 

​稲荷山ペットパークでは、
ペットの生前からもサポートしております。

 

 

稲荷山ペットパークでは、ドッグラン・ペットホテル・老犬ホームなどの設備が揃っており、同じ園内でご利用頂くことができます。

 

「老犬ホーム」という施設に関して、まだまだ世の中の認知も少なく、「飼っていたペットを人間の勝手な都合で手放すなんて」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私達はこれまで多くのご家族の方々とお話しさせて頂いたなかで、そのような葛藤を抱えてご自身を責めていらっしゃるのは、むしろ飼い主様、ご家族の方々に多くいらっしゃるような気がします。

 

もちろん、「人間の勝手な都合で踏みにじられる命や心」があって良いはずはなく、
許されることでもありませんし、どんなにスタッフが心を込めてお世話をさせて頂いても、飼い主様の愛情や住み慣れた家には敵いません。しかし、家族であるペット達の命、心、幸せを一番に考えればこそ、「他人の手を借りる」という選択肢の受け皿として、老犬ホームを運営しています。

 

△ 動物霊園・ペットパークの全体マップです。

 

ペットは、親兄弟・子どもと同じ「家族」。

 

日本におけるペットの飼育数は、犬と猫をあわせて1,900万頭以上に及んでいます。これは15歳未満の子ども(約1,600万人)の数を大きく上回る数となっており、ペットは家族の一員(コンパニオン・アニマル、伴侶動物)として迎え入れられるようになっています。参考:一般社団法人 ペットフード協会「2015年全国犬猫飼育実態調査」

 

また、犬や猫を飼っている家庭は全国で1300万世帯。博報堂の生活総合研究所の調査によると、ペットを家族の1員だと思う人は全体の54.6%も存在しています(2016年9月現在)。
 

これはわたしたちが動物霊園を始めたキッカケにもつながります。動物愛護法ができその存在が人間社会と共存し得る存在となったことで、必ず葬儀も市役所でごみと一緒に扱われることなく、人間同様の扱いになると思い、今後ニーズが高まると考えました。

 

△ 家族の一員として愛されているペットたち

 

人間同様にペットも高齢化。約3頭に1頭が10歳以上の老齢犬猫。平均寿命は30年で約2倍に

 

人間同様、ペットの高齢化も急速に進んでいます。
現在、7歳以上の犬が全体の55.3%、猫が47.4%を占め、更に、老齢と言われる10歳以上の犬は29.3%(昨年度:29.0%)、猫が31%(昨年度:28.3%)を占めています。

 

高齢化の要因としては、適切に栄養バランスの取れたペットフードの普及がペットの毎日の健康に大きく貢献していることや高齢のペットのニーズを配慮したシニア用ペットフードの充実・改善があること、獣医療の更なる進化、室内飼いの増加などが考えられます。ペットの高齢化にともなって、年老いた犬を預かり、食事や排泄、投薬などの介助を行う老犬ホームも急増しています。

参考:一般社団法人 ペットフード協会「2015年全国犬猫飼育実態調査」

 

△ ペットも人間同様、高齢化が進んでおります。

 

ペットの高齢化の背景には、わたしたち人間のライフスタイルの変化が大きく関わっています。

 

■ ペットの長寿化により、飼い主よりも長生きをするケースが増加。飼い主亡きあとの受け皿が必要

■ ペットの長寿化により、人間と同じように老化減少がおこるため、飼い主が介護できず、遺棄・殺処分につながってしまうケースが多い

■ 人間も単身世帯や高齢者世帯が多くなり、昔に比べて家にいないケースや24時間側にいてあげることができないライフスタイルの変化、ペットの孤独化。介護が必要な老犬は命にかかわり、安心して預けられる場所が求められている

 

このペットの長寿化により、飼い主よりも長生きをするケースが増加し、安楽死や殺処分などの社会問題にもつながっています。環境省が発表した平成27年度の犬・猫の殺処分数は、犬15811頭、猫67091頭。合計で82902頭となります。10年前に比べると約4分の1まで減りましたが、まだ膨大な数には変わりありません。


各市町村の保健所に連れて来られた犬・猫の引き取りを拒否することは原則として出来ず、保健所での飼育にかかる費用は税金でまかなわれています。そのため引き取った後は長期間飼育することはできず、短期間で動物愛護センターに移送され、3~7日間のち、殺処分されてしまいます


ペットも年を取れば人と同じような老化現象が現れます。認知能力の低下による昼夜逆転・夜鳴き、身体機能の低下による寝たきり状態・排泄困難などペットの介護問題は飼い主にはとても大きな負担となります。一方、単身世帯や高齢世帯の増加によって「ペットの介護を出来ない、飼い主が亡くなり面倒を見る人がいない」等の理由で行き先を失う動物たちも増えています。こういったワンちゃんの受け皿として、老犬ホームの供給が急務となっています。

 

△ 行き先を失ったワンちゃんたちを一匹でも救いたい

 

家族として、自分の体調が悪いときでもペットが一人残されたままにならないように考える。

 

自分の体調が悪いときでもペットが一人残されたままにならないように考える。これは家族だからです。目に見えない思い出が積み重なって気持ちを充実させる。親でなく子供でなく、ペットだからこそではないでしょうか。

 

ご高齢の飼い主さんと暮らしていたワンちゃん。飼い主さんは、体調を崩されることが多かったため入院退院を繰り返していました。飼い主さんが自宅に居ない間、一軒家に残されたワンちゃんは、ご友人や近所の方が世話をしてもらっていたのですが、「飼い主に見捨てられた」と思ったのか、ワンちゃんはお世話してくれる方々に牙を剥くようになりました。そして、時々帰宅する飼い主さんですら散歩に連れて行くことが出来なくなってしまいました。


ある日、飼い主さんの知り合いの方から当園に問い合わせがありました。万が一の事がある前に、ワンちゃんを老犬ホームに預ける契約をされたいとの事でした。ワンちゃんをお預かりしてから数か月たったころ、ヘルパーさんと一緒に面会に訪れ、久しぶりの散歩をされました。お預かりして数か月ほど経ち、スタッフと触れ合うことによって、人への不信感が薄れたのか、短い時間でしたが飼い主さんとワンちゃんの穏やかなひと時でした。その後、飼い主さんは面会に訪れることは無く、安らかに息を引き取られたと聞いています。ワンちゃんも、当園で5年間過ごし平成25年に永眠しました。

 

△ ペットも飼い主がいなければ寂しく感じ、人間に対しての不信感をいだき始めます。

 

広さと眺めの良さを活かしたトータルペット施設
稲荷山ペットパークの老犬ホームを拡充・改修したい

 

平成16年1月の事業開始以降、稲荷山ペットパークの老犬ホームでも多くのワンちゃんのお世話をさせていただきました。しかし、建物の老朽化や受け入れ施設不足の問題を抱えており、今回より広く新しい老犬ホームの設置を考えております。より多くの「救える命」を守るため、社会的問題となっている老犬対策に力を傾注すべく、新たに7000坪の土地を確保いたしました。

 

平成29年10月1日 宅地造成・建築着工予定 
平成29年12月30日 完成予定

 

 

△ ペットも飼い主がいなければ寂しい思いをしてしまいます。一匹でも幸せな暮らしを送っていただくために、応援をお願いします!

 

諸事情で飼育できなくなったペット達を預かり、飼育するため養老・老犬ホーム施設を増築したい!

 

老犬ホームでお預かりするのはワンちゃん・猫ちゃんですが彼らの背景には、いままでお世話をし可愛がっていたご家族の歴史があり、想いがあります。飼い主さんとお預かり前の面談を行うと皆さん、涙ながらに事情をお話して下さいます。

 

介護をして行く事が困難になり殺処分や安楽死を飼い主が選択するまえに、この養老施設へ預けるという選択肢も考慮にいれてもらえれば、殺処分されるペットが1頭でも減るのです。この土地に老犬ホーム及び関連施設の整備を進め、少しでも安価で充実した生涯をペット達に送ってもらおうと考えています。

 

△ 今回のプロジェクト立ち上げにあたり、現在老犬ホームで直接犬猫の世話をしているスタッフに「これからどんなホームを創りたいか?」とアンケートを取ってみました!

 

やむを得ず手放す飼い主さんの為にも保健所という選択肢ではなく、ペットが息を引き取るまで穏やかに過ごす事のできる施設をつくりたい。万が一の時の受け皿として老犬ホームも視野に入れて検討できるようになれればと思います。お世話するものとして、環境的にも、料金的にも安心してお預かりできればと思います。

 

本プロジェクトを通して家庭で飼われていたペット達が殺処分をされているという現状をより多くの人にも認知してもらい、将来「殺処分」という言葉がない社会への第一歩として、一頭でも多くのペットが余生穏やかに過ごせる場所を作っていきます。どうか、応援・ご支援をお願いいたします!

 

 


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